■作品名 源氏物語を歩く ---お花5個が満点---
■ジャンル 観光ガイド [読みやすさ]
[ 専門度 ]


■監修 朧谷壽(同志社女子大学教授)
■写真 日弃貞夫


■出版社 JTBキャンブックス


■書籍コード 4-533-03024-6 C2026


■初版 1999年2月15日


■備考 京都へ旅行する時の観光ガイドとしても使える。
■□■ 感想 ■□■

 出版社の名前を見てもわかる通り、この本は、源氏物語に携わる土地を観光する時の資料として出版された本です。しかし、普通のガイド本と違って優れている点がいくつかあります。
まず、監修が源氏研究者としても名前の知れた朧谷氏であること。巻末に、朧谷氏が書かれた「源氏物語とその時代」という小論文が収容されています。全4ページの短い文章ですが、源氏物語が描かれた時代的背景について、さらりと学習できるようになっています。
小論文は、朧谷氏の他に、「伝説の地名/福嶋昭治(園田学園女子大学教授)」「光源氏と女達/後藤祥子(日本女子大学教授)」の2編が収容されています。
 ガイドマップ的には「桐壺〜明石」「澪標(みおつくし)〜藤裏葉(ふじのうらは)」「若菜上〜幻」「匂宮(におうのみや)〜夢浮橋(ゆめのうきはし)」の4部立て構成になっており、各々の巻の簡単なあらすじと共に、関わりあいの深い場所を紹介しています。
 全体を通してふんだんに使われている写真も綺麗ですし、物語を読むワンポイント豆知識も紹介されているので、源氏物語への導入本としても使えます。



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