| ■著者 |
円地 文子 |
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| ■出版社 |
集英社 |
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| ■書籍コード |
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| [1巻] |
4-08-163006-2 |
| [2巻] |
4-08-163007-0 |
| [3巻] |
4-08-163008-9 |
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| ■初版 |
1985年10月23日(源氏物語1巻) |
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| ■備考 |
私の古典シリーズ全22巻中、6巻〜8巻として収容されているものです。 |
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| ■□■ 感想 ■□■ |
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入門書としては最適だと思う。全3巻に編集されているため、完全な全訳にはなっていないが、源氏物語のストーリー展開や平安時代の生活様式などを学ぶためには、かえってコンパクトになっていて読み進めやすい。
具体的に言うと、本書の構成は1帖ごとに解説及び翻訳を進めていくタイプになっているのだが、先ず冒頭で、その帖ついての概要が短く説明されており、次いで登場人物たちの系図が記されている。このちょっとした解説が実に良いのだ。いざ翻訳に目を通す前に、読者はその帖のイメージを掴む事ができるだろう。
また、翻訳をコンパクトにまとめる都合上だとは思うが、本文は儀式などの情景説明部分を必要最低限の描写に留め、歌なども所どころカットしている。しかし、その切り捨てられた部分は、特に本筋に影響を及ぼす部分ではないため、人物を中心に読みすすめるには、とても好都合だ。
源氏物語初心者や人物中心の人間ドラマとして源氏物語を読みたい方には、これ以上の本はないかな、と思う。古い本なので、今も売っているかどうか不明だが、図書館を探せば置いてあるかもしれない。ぜひ探す努力をしても、みなさまには強くお薦めしたい。
なぜならば、私が始めて円地源氏に触れ、円地源氏に魅了されてしまった記念すべき1册なのである。思い入れも愛着も強烈に深い。読んだのは中学時代の頃だった。中身はふり仮名付きだし、文章そのものも難しくない。それなのに、大人になった今でも十分に楽しめるというすごい本だ。もちろんお嫁に行く時も、しっかり実家から持参した(笑)
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