| ■著者 |
円地文子 |
| ■出版社 |
学研M文庫 |
| ■書籍コード |
4059020141C0193 |
| ■初版 |
平成13年2月21日 |
| ■備考 |
本書は1979年発行の「現代語訳・日本の古典5/源氏物語」のタイトルで、学習研究社から出版された作品の文庫版です。 |
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| ■□■ 感想 ■□■ |
この本は、源氏物語54帖を1册に纏めたあらすじ本です。内容的には本筋のみを紹介している現代語訳になっているので、とりあえず源氏物語がどうゆう話なのか、ざっくり読んでみたい人向けになっています。
状況描写はほぼ100%カットされているので、源氏の物語の世界、平安文化の雅びやかな雰囲気を楽しむことはできませんが、物語の本筋に外せない登場人物がよんだ和歌については、必要最低限収容されているので、旅行ガイドなどで紹介されるような粗筋よりは情緒があります。
大変コンパクトな中身ですが、著者は円地文子さんなので、円地源氏には違いない。ただし、本書をもって円地源氏だとは思わないでほしいのですが‥‥。ここまで削られてしまうと、円地さんらしさがあまり出ないと思うので。
以上をふまえて考えると、この文庫は、源氏物語のちゃんとした現代語訳を始めて読む人の導入本。叉は源氏物語は何回も読んでいる人が、源氏物語について何か語ろうとした時に読む物語の略地図(忘れ止め用)に使うと良いかもしれない。 |
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