平安京内裏地図




さくへいもん
朔 平 門
外郭十二門の一つで、北側の中央に位置し、内郭の玄輝門の対になっている。/北陣、縫殿陣
けんしゅんもん
建 春 門
外郭十二門の一つで、東面中央に位置し、内郭の宣陽門の対になっている。/左衛門陣・外記門
けんれいもん
建 礼 門
外郭十二門の一つで、南面中央に位置し、内郭の承明門の対になっている。門前で、白馬の節会(あおうまのせちえ)などが行われた。/白馬陣
しゅんかもん
春 華 門
外郭門の一つで、南面の東端に位置し、中央の建礼門をを挟んで修明門の対になっている。/左馬陣
しゅめいもん
修 明 門
外郭門の一つで、南面の西端に位置し、中央の建礼門を挟んで春華門の対になっている。/右馬陣
げんきもん
玄 輝 門
内郭十二門の一つで、北面の正面の正門。外郭の朔平門の対になっている。
しょうめいもん
承 明 門
内郭十二門の一つで、南面の正面の正門。
→『道長は承明門より〜』大鏡/道長上
せんようもん
宣 陽 門
内郭十二門の一つで、東面の正面の正門。外郭の建春門の対になっている。/東陣、左兵衛陣、東閤門(とうこうもん)
おんめいもん
陰 明 門
内郭十二門の一つで西面の正面の正門。/右兵衛陣
ちょうらくもん
長 楽 門
内郭十二門の一つで、南面、承明門の東側に位置する。
えいあんもん
永 安 門
内郭十二門の一つで、南面。承明門の西側に位置する。
ぶとくもん
武 徳 門
内郭十二門の一つで、西面。陰明門の南に位置する。
ゆうぎもん
遊 義 門
内郭十二門の一つで、西面。陰明門の北に位置する。
きあんもん
徽 安 門
内郭十二門の一つで、北面。玄輝門の西に位置する。
あんきもん
安 喜 門
内郭十二門の一つで、北面。玄輝門の東に位置する。
かようもん
嘉 陽 門
内郭十二門の一つで、東面。宣陽門の北に位置する。
えんせいもん
延 政 門
内郭十二門の一つで、東面。宣陽門の南に位置する。
にっかもん
日 華 門
紫宸殿の南庭の東側に位置する。西側の月華門と相対している。/左近陣
げっかもん
月 華 門
紫宸殿の南庭の西側に位置する。東側の日華門と相対している。/右近陣
さえきもん
左 腋 門
承明門の東方、春興殿の南に位置し、右腋門と対になる。
うえきもん
右 腋 門
承明門の西方、安福殿の南に位置し、右腋門と対になる。


しほうしゃ
襲 芳 舎
内裏五舎の内の1つで、凝華舎の北に位置する。別名『雷鳴の壺/かみなりのつぼ』とも呼ばれる。後宮の局であるが、右大将の止宿所にもなった。
ぎょうかしゃ
凝 華 舎
内裏五舎の内の1つで、飛香舎の北に位置し、庭に紅梅、白梅が多く植えてあった事から『梅壺』とも呼ばれる。女御、女官などが住んでいた。
→「参り給ふ時の御局には梅壺を〜」源氏物語/賢木
ひぎょうしゃ
飛 香 舎
内裏五舎の内の1つで、清涼殿の北、弘徽殿の西に位置し、庭に藤が植えてあった事から『藤壷』とも呼ばれる。皇后、女御が住んでいた。
→「藤壷の塀のもとうおり登花殿の〜」枕草子/129段
とうかでん
登 花 殿
後宮七殿の内の1つで、弘徽殿の北に位置し、女御が住んでいた。母屋は南北7間、東西2間になっている。
→「登花殿の御前には〜」枕草子/184段
こきでん
弘 徽 殿
後宮七殿の内の1つで、清涼殿の北に位置し、皇后、中宮、有力な女御などが住んでいた。南北7間、東西2間の母屋の中央に東西へ馬道が通っており、北の母屋には塗籠(ぬりごめ)がある。
→「弘徽殿の細殿に立ち寄り〜」源氏物語/花宴
源氏物語の中では、源氏の君と敵対していた右大臣の娘(弘徽殿の女御)や、尚侍となった朧月夜(おぼろずきよ)が局を持っていた。源氏の君と朧月夜が始めて結ばれた場所は、この弘徽殿の塗籠。
じょうがんでん
貞 観 殿
後宮七殿の内の1つで、常寧殿の北側に位置する。皇后宮の正庁で、後宮の事務を司っていた。別名『御匣殿/みぐしげどの』
じょうねいでん
常 寧 殿
後宮七殿の内の1つで、承香殿の北側に位置し、皇后、女御が住んでいた。別名『后町/きさきまち』
→「桜井、后町の井〜」枕草子/168段
せんようでん
宣 耀 殿
後宮七殿の内の1つで、麗景殿の北に位置する。女御が住んでいた。
→「宣耀殿の反り橋に〜」枕草子/92段
れいけいでん
麗 景 殿
後宮七殿の内の1つで、皇后、中宮、女御など、身分の高い女性が住んでいた。
→「妹の麗景殿の御方に」源氏物語/賢木
しげいきたしゃ
淑 景 北 舎
内裏五舎の内の1つで、庭に桐があったことから『桐壺/きりつぼ』とも呼ばれる。内裏の北東隅にあり、南北2棟がある。女御、更衣などが住んでいた。
→「御局は桐壺なり」源氏物語/桐壺
しげいしゃ
淑 景 舎
しょうようきたしゃ
昭 陽 北 舎
内裏五舎の1つで、庭に梨があったことから『梨壺/なしつぼ』とも呼ばれる。桐壺の南に位置し、南北2棟がある。東宮などが住んでいた。
→「梨壺に東宮おはしませば」源氏物語/澪標
しょうやうしゃ
昭陽舎
じょうきゃうでん
承 香 殿
中央上/別読み「そきゃうでん」
後宮七殿の内の1つで、清涼殿東方に位置する。母屋は東西に7間で、中央に馬道が南北に通っており、殿舎を二分している。内宴や御遊などが行われた。
→「承香殿の東面に〜馬道ばかりの〜」源氏物語/真木柱
源氏物語の中では、承香殿の東側の建物に、玉鬘が尚侍になった折り局をもらっている。又、式部卿宮の女御は西側の建物に局があった。




こうりゃうでん
後 涼 殿
清涼殿の西に位置し、中央に馬道、南北に納め殿がある。女御などが住んでいた。
→「後涼殿にもとよりさぶらひ給う更衣の〜」源氏物語/桐壺
せいりょうでん
清 涼 殿
紫宸殿の北西に位置し、帝が日常生活を送っていた場所。四方拝、小朝拝、除目、などの儀式もこの宮殿で行われた。









じじゅうでん
仁 寿 殿
内裏の殿舎の一つで、清涼殿の東庭を隔てた東側にある。元々は帝の住居だったが、住まいが清涼殿へ移ってからは、相撲、内宴などを行う場所になった。
→「仁寿殿の方に寄りて〜」徒然草/200段
ししんでん
紫 宸 殿
内裏の正殿である。即位、朝賀、節会などの重要な儀式を行う場所である。別名『南殿/なでん』
→「東宮の御元服、南殿にて〜」源氏物語/桐壺



りょうきでん
綾綺殿
仁寿殿の東、宣耀殿の北にあり、内宴が行われた。
うんめいでん
温 明 殿
別名『内侍所/ないしどころ』
ヤタの鏡という神鏡を安置し、内侍が奉仕している。
かしこどころ
賢 所
温明殿の中にあり、実際に神鏡を安置している場所。
ぎようでん
宜 陽 殿
紫宸殿の東にあり、楽器や書籍などの歴代の御物を保管していた。
しゅんこうでん
春 興 殿
紫宸殿の南東にあり、安福殿と対になる。主に武具などを置いていた。
みこやどり
御 輿 宿
日華門の東に位置する。御輿をしまっておくための倉。
きょうしょでん
校 書 殿
清涼殿の南、安福殿の北に位置する。歴代の書物を保管していたので別名『文殿/ふどの』とも呼ばれる。
あんぷくでん
安 福 殿
紫宸殿の南西にあり、侍医、薬生などの控えの部屋があった。
くろうどどころまちや
蔵人所町屋
校書殿の西、後涼殿の南に位置する。蔵人(帝や宮中に関する私的な要件の処理や宮中の警備、物資の調達などを司る役所)の詰め所。
しんもつどころ
進 物 所
安福殿の西に位置する。宮内省内膳司の管轄に属し、供御(ごく)の調理をした所。(料理場)
つくもどころ
作 物 所
進物所の西に位置する。宮中の調度品などの調進をする場所。
らんりんぼう
蘭 林 坊
御書所・絵所があり、校書殿・納殿・桂芳坊等とともに、大嘗会・釈奠等の儀式の際の用具をはじめとする御物・御書等が納められていた。
けいほうぼう
桂 芳 坊
楽所として別当・預を置き、毎月音楽を練習した。また納殿があり御物・御書等が納められていた。
かほうぼう
華 芳 坊
詳細は不明。『小一条記』には、春宮大夫がここで「宮庁官考」を行ったことが記されている。

■ 建築物 ■
[寝殿造]

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・2001/07/04 加筆
・2001/06/21 作成


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