「HijackThis」には、ログ画面を使って修正した項目を、元の状態に復旧する機能があります。
この機能は、修正実行時に、「HijackThis」をインストールしたフォルダに、自動的に保存されるバックアップファイルを参照して実行されます。
バックアップファイルの拡張子が、「DLL」や「INF」になっているものがあるのに注目してください。

バージョンアップのときなどに、従来インストールして使っていたフォルダ以外の場所に、別途インストールすることがあるかもしれません。
「HijackThis」の場合、この方法はあまりお勧めできません。
それまでのユーザー設定が、初期値に戻るだけでなく、バックアップファイルが別の場所にあるため、以前のバージョンで実行した修正項目についての復帰機能が働かなくなってしまうからです。