Google、Yahoo等のサイト検索の機能は、キーワードを入力するだけで、ごく日常的なものから、専門的なサイトまで、瞬時に検索して一覧表示してくれます。
しかし、検索結果には、ウィルスやスパイウエアがダウンロードされてしまう危険性のあるものまで含まれていて、安全かどうかがわかりません。
ウィルス対策ソフトやスパイ対策ソフトが入っていて、危険なファイルのダウンロードをブロックしてくれればいいのですが、アドウエアの中には対策ソフトが検知してくれず、ダウンロードされてからパソコンの異常に気づき手作業で駆除が必要なケースも珍しくありません。
このようなリスクを軽減してくれるのが「SiteAdvisor」です。
「SiteAdvisor」は、MIT(Massachusetts
Institute of Technology)のエンジニアによって、友人や家族が安心してインターネットを利用できるようにとの目的で作られたソフトだそうです。
その後、マカフィー社に買収され現在は「McAfee SiteAdvisor」という名前になっています。
詳しくはホームページの「About
Us」を参照してください。
http://www.siteadvisor.com/about/
現在のバージョンは、Google, Yahoo, MSNでの検索に対応し、「IE」と「FireFox」のブラウザーで使用できますが、それぞれダウンロードページが違うので注意してください。
●ダウンロード
「IE」バージョン
http://www.siteadvisor.com/download/ie.html
「FireFox」バージョン
http://www.siteadvisor.com/download/ff.html
●インストール
ダウンロードされるファイル 「saSetup.exe」はインストーラーです。
ダブルクリックすると警告画面に続き、説明と注意書き等の画面が表示されます。
♢ 「SiteAdvisor」はGoogle, Yahoo, MSNでの検索画面に「Safety
Rating」を表示します。
♢ ブラウジング中、小さなボタンがブラウザーのツールバーに表示され、「SiteAdvisor」での調査結果に基づいてボタンの色が変化します。(訳注:私の環境では、黒いボタンの間ままで、変化してくれません。)
♢ ツールバーボタンを使って「SiteAdvisor」をカスタマイズできますし、インストール後表示されるサイトには詳しいテスト結果があります。
♢ 危険なサイトについては警告バルーンを表示して危険なサイトであることを知らせます。
「SiteAdvisor」のデータベースは、余りにも巨大で、しかも、ダイナミックに変化していますので事前にユーザーのパソコンに保存しておくことができません。
そのため、「SiteAdvisor」は、検索結果として表示されるページが安全かどうかを、その都度、「SiteAdvisor」のデータベースに接続して照会します。
われわれは、ユーザーのオンラインでの行動を保存しませんし、われわれが保存するログには、ユーザーの個人を特定する情報やIPアドレス等は絶対に含まれていません。
インストールを継続する場合は「OK」を押してください。
よく読んで、同意される場合は、「I
Agree」を押して次へ進みます。
私は、「About
Us」を読んで、信頼できるソフトと判断しました。
IEの画面が開かれている場合は、上のような表示が出ますの「OK」を押してすべてのIE画面を閉じ、次へ進みます。
「Close」を押すとインストールが終了します。
- Quick Guide(PostInstall.html)
インストールが終了すると下記画面が表示されます。
http://www.siteadvisor.com/download/ie_postinstall.html
簡単な説明があります。
よくあることですが、フリーのスクリーンセーバー、壁紙、アイコン、ゲーム等にはスパイウエアが含まれることが珍しくありません。
実例として、下記の例が掲載されているので参考にしてください。