インターネットセキュリティー・ミニツール編
「SiteAdvisor」のご紹介

001 「SiteAdvisor」とは ▼end

Google、Yahoo等のサイト検索の機能は、キーワードを入力するだけで、ごく日常的なものから、専門的なサイトまで、瞬時に検索して一覧表示してくれます。

しかし、検索結果には、ウィルスやスパイウエアがダウンロードされてしまう危険性のあるものまで含まれていて、安全かどうかがわかりません。

ウィルス対策ソフトやスパイ対策ソフトが入っていて、危険なファイルのダウンロードをブロックしてくれればいいのですが、アドウエアの中には対策ソフトが検知してくれず、ダウンロードされてからパソコンの異常に気づき手作業で駆除が必要なケースも珍しくありません。

このようなリスクを軽減してくれるのが「SiteAdvisor」です。

「SiteAdvisor」は、MIT(Massachusetts Institute of Technology)のエンジニアによって、友人や家族が安心してインターネットを利用できるようにとの目的で作られたソフトだそうです。

その後、マカフィー社に買収され現在は「McAfee SiteAdvisor」という名前になっています。

詳しくはホームページの「About Us」を参照してください。

http://www.siteadvisor.com/about/

現在のバージョンは、Google, Yahoo, MSNでの検索に対応し、「IE」と「FireFox」のブラウザーで使用できますが、それぞれダウンロードページが違うので注意してください。

●ダウンロード

「IE」バージョン

http://www.siteadvisor.com/download/ie.html

「FireFox」バージョン

http://www.siteadvisor.com/download/ff.html

●インストール

ダウンロードされるファイル 「saSetup.exe」はインストーラーです。

ダブルクリックすると警告画面に続き、説明と注意書き等の画面が表示されます。

  • セキュリティーの警告

  • 「SiteAdvisor」の説明

♢ 「SiteAdvisor」はGoogle, Yahoo, MSNでの検索画面に「Safety Rating」を表示します。

♢ ブラウジング中、小さなボタンがブラウザーのツールバーに表示され、「SiteAdvisor」での調査結果に基づいてボタンの色が変化します。(訳注:私の環境では、黒いボタンの間ままで、変化してくれません。)

♢ ツールバーボタンを使って「SiteAdvisor」をカスタマイズできますし、インストール後表示されるサイトには詳しいテスト結果があります。

♢ 危険なサイトについては警告バルーンを表示して危険なサイトであることを知らせます。

  • 注意書き

「SiteAdvisor」のデータベースは、余りにも巨大で、しかも、ダイナミックに変化していますので事前にユーザーのパソコンに保存しておくことができません。

そのため、「SiteAdvisor」は、検索結果として表示されるページが安全かどうかを、その都度、「SiteAdvisor」のデータベースに接続して照会します。

われわれは、ユーザーのオンラインでの行動を保存しませんし、われわれが保存するログには、ユーザーの個人を特定する情報やIPアドレス等は絶対に含まれていません。

インストールを継続する場合は「OK」を押してください。

  • EULA(使用許諾書)

よく読んで、同意される場合は、「I Agree」を押して次へ進みます。

私は、「About Us」を読んで、信頼できるソフトと判断しました。

  • IEを閉じる

IEの画面が開かれている場合は、上のような表示が出ますの「OK」を押してすべてのIE画面を閉じ、次へ進みます。

  • インストール終了

「Close」を押すとインストールが終了します。

  • Quick Guide(PostInstall.html)

インストールが終了すると下記画面が表示されます。

http://www.siteadvisor.com/download/ie_postinstall.html

 

簡単な説明があります。

よくあることですが、フリーのスクリーンセーバー、壁紙、アイコン、ゲーム等にはスパイウエアが含まれることが珍しくありません。

実例として、下記の例が掲載されているので参考にしてください。

Screensavers: Search Google Search Yahoo!
Free ipods: Search Google Search Yahoo!
p2p: Search Google Search Yahoo!
Free downloads: Search Google Search Yahoo!
Wallpapers: Search Google Search Yahoo!

 


002 参考事項 ▼end

●BHO(Browser Helper Objects )

「SiteAdvisor」はIEのBHO(Browser Helper Objects )として機能します。

スタートアップで起動されるのでなく、IEから起動されますのでIE使用中しかメモリーには読み込まれません。

実行ファイルは「c:\program files\siteadvisor\saie.dll(520 KB)」で、サイズも小さいので、メモリーにもブラウジングにも大きな負担はかからないようです。

CurrPortsによるポート開放の例

「CurrPorts」についてはこちら

 

●「SiteAdvisor」のメニュー

IEのメニューの「表示」「ツールバー」に「SiteAdvisor」が追加されます。

「SiteAdvisor」にチェックを入れるとIEのツールバーに「SiteAdvisor」のボタンが表示され、ボタンの右端の下向き三角をクリックするとドロップダウンメニューが表示されます。

 

Show balloon 私の場合、グレイアウトされて変更できません。
View site details 私の場合、グレイアウトされて変更できません。
Settings

Settings ダイアログが表示されます。

Do Not Warn list Do not warn リストの登録画面になります。
Disable 「SiteAdvisor」を無効にします。同時に表示が「Enable」に変わり、有効に変更できます。
Get latest version 「SiteAdvisor」のサイトにアクセスして、最新のバージョンがあればダウンロードできます。
Help サポートページへアクセスします。
http://support.siteadvisor.com/support-center/
About 「About Us」のページが表示されます。

Settings ダイアログ

●URLチェック

特定のURLが危険かどうかを調べる場合は「SiteAdvisor」のホームページへアクセスしてください。

どのページにも、必ず、下記のような入力ボックスがあります。

URLを入力して「Go」で結果が表示されます。

  • 「Google.com」の検索結果(グリーン)

http://www.siteadvisor.com/sites/google.com

  • 「goo.ne.jp」の検索結果(イェロー

http://www.siteadvisor.com/sites/goo.ne.jp

  • 「movieland.com」の検索結果(レッド)

http://www.siteadvisor.com/sites/movieland.com

各ページには詳細な情報が書かれていることがあります。

●過信は禁物!

「SiteAdvisor」でグリーン表示になっているからといって、安易に「安全なサイト」と考えるのは危険です。

例えば、国内のアダルト関係のサイトを調べてみると、殆ど、グリーン表示になっています。

アダルト関係だからといって、すべて、悪いとはいえませんが、危険なサイトが多いのは事実と思うんですが、レッド表示のサイトが殆ど見つからないのは不思議に思います。

実際に、危険と思われるサイトにアクセスして、危険性を見つけた場合「SiteAdvisor」に報告するという作業を続ければ精度は上がると思いますが、公開直後のソフトにそこまで求めるのは酷ではないでしょうか。

「SiteAdvisor」は危険なサイトを教えてくれる非常に優れたソフトではありますが、世界中にある、さまざまな言語で書かれた、星の数ほどあるホームページの危険性をつぶさに調べるのは容易ではありません。

ユーザーの協力によって、さらに進化するのは間違いないと思いますが、今の段階では「危険なサイト」を見つけるソフトであって「安全なサイト」を教えてくれるソフトとは考えないほうがいいでしょう。

≪Prev ▲Top Next≫

end

Ads by TOK2