速習「MS-DOS」スパイウエア編
バッチファイル

003 バッチファイル ▼end

「バッチ」とは一括処理のことです。

一連のコマンド等をテキスト形式で書き込み、拡張子を「BAT」で保存すると、Windowsまたは、MSーDOS画面で一連のコマンドを一括実行できます。

実際にスパイウエアを削除するバッチファイルの例です。

:del_dialer_activex.ocx
cd "%WinDir%\System"
regsvr32 /u "..\Downloaded Program Files\dialer_activex.ocx"
del "..\Downloaded Program Files\dialer_activex.*"
pause

1行目.「:」で始まるコメント行

2行目.ディレクトリを「C:\Windows\System」へ移動。

3行目.一つ上のディレクトリ(C:\Windows)にある "\Downloaded Program Files\dialer_activex.ocx"の実行を停止。

4行目.一つ上のディレクトリ(C:\Windows)にある "\Downloaded Program Files\"フォルダにある「dialer_activex」という名の全ての拡張子を持つファイルを削除。

5行目.一時停止。画面をとめて結果を確認。

説明
:del_dialer_activex.ocx 先頭の「:」はコメント行の印です。

CD (ディレクトリ名)

ディレクトリの移動
フォルダを(ディレクトリ名)へ移動します。
(注)Windowsでは大文字と小文字の区別はありません。
(例)CD\
ルートディレクトリーへ移動
(例)「CD..」
一つ上のディレクトリへ移動します
%WinDir% WinDirはシステム変数です。
Windows起動時に「INI」ファイルを使って、変数が定義されています。
windir=C:\WINDOWSと定義されています。
変数を使用するには変数名を「%」でくくります。
"%WinDir%\System"と書いて
「C:\Windows\System」になります。
regsvr32 /u プロセスで実行中のDLL、OCXファイルを停止させます。
rd (ディレクトリ名)
del (ファイル名) ファイル削除
ディレクトリ削除の場合は「rd (ディレクトリ名)」
.. (ピリオドを2つ)一つ上のディレクトリ
(例)"..\Downloaded Program Files"
「C:\Windows\Downloaded Program Files」になります。
* ワイルドカード。
ピリオドで区切られた、一連の文字列全体を指します。
(例)dialer_activex.*
dialer_activexという名前の、全ての拡張子を持つファイル
(例)*.*
指定した場所にある全てのファイル。
(例)*.DLL
全てのDLLファイル。
(例)cns*.*
「cns」ではじまる全てのファイル
pause 任意のキーを押すまで、動作を停止します。
コマンドプロンプトの画面でBATファイルを実行した場合は実行経過が表示されますが、外部から実行した場合、DOS画面が閉じられて経過/結果が確認できません。
このコマンドを入れておくとDOS画面が表示されて残るので便利です。

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end

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