アドウエアの裏事情

☆スパイ対策ソフトのためらい

いわゆるアドウエアによくある話ですが、EULA(EndUser's License Agreement-使用許諾契約)にもとづいて、ソフトの配布者とユーザーが契約してインストールしたソフトを、スパイ対策ソフト(「Spybot-S&D」や「Ad-Aware SE」)が排除することに対し、ソフトの配布者が契約行為を妨害するものとしてスパイ対策ソフトの作者に厳重に抗議しています。

これに対し、スパイ対策ソフトの作者側は、一般のユーザーには簡単にアンインストール出来ない「反社会的」ソフトとして削除対象から除外するのを拒んでいました。

最近になり、Gator等は「プログラムの追加と削除」画面で通常に削除できるように仕様を変更しつつあります。

もし、スパイ対策ソフトの作者側がこの動きを無視して、これらのソフトを削除し続けるとGator等から損害賠償の訴訟を受ける可能性があります。

このような事情から、今まで「Spybot-S&D」や「Ad-Aware SE」で削除できていたこの種のソフトが、最近になり、一覧表示だけで、削除できないようになっていることがあります。

この場合は、「プログラムの追加と削除」画面でのアンインストールを試してください。

ただし、本当に綺麗にアンインストールできるのかについては疑念が残ります。

日本の例では、昨年あたりからNECが採用した「JWord」というアドウエア系のツールバーがありますが、このソフトも最近では「プログラムの追加と削除」画面でアンインストール出来るようになっています。

☆ウィルス対策ソフト

また、最近、ウィルス対策ソフト各社がスパイウエア対策にも進出していますが、ウィルスの場合は完全な不法行為ですので、駆除/削除しても作者から文句は出ませんが、アドウエア系統のソフトを非合法とは断言できません。

各社とも、この種のソフトは検出できるが、ユーザーの意思で削除するかどうかを決めるようにしています。

☆EULA(EndUser's License Agreement-使用許諾契約)

これらのトラブルの背景にあるのが、EULAです。

インストール前に表示されるページで、不用意に「はい」「OK」「Yes」等をクリックしてしまうユーザー側に一端の責任があります。

とは言っても、あの長くて難しい英文の契約書を読むと、眼や頭が痛くなりますね。

実は、私も殆ど読んだことがありません。

殆どの場合、ソフトのメーカーや、ダウンロードサイトを見て怪しいソフトか否かを決めることにしています。

日本のベクターやアスキー等は問題ないと思いますが、注意して欲しいのはアメリカの「CNet」というダウンロードサイトです。

結構スパイウエア系統が紛れ込んでいて、ビジターのコメント欄を見ると、「なぜ、CNetはこんなソフトを掲載しているのだ」など、色々書かれている場合があります。

また、ふらりと舞い込んだメールにつられて、ソフト、スクリーンセーバー、カードメール等をダウンロードすると被害を受ける可能性があります。

http://www.spywareinfo.com/newsletter/archives/0104/23.php

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