飾り毛が貧弱な愛犬を 立派にするには?
一般的にオスはメスより飾り毛が豊富、湿度が低い地域のパピヨンの方が、飾り毛が豊富といわれます。しかしオスメス関係なく、飾り毛が少ないパピヨンもいます。というのも、毛質は遺伝が左右する部分がけっこう大きいから。これから飼おうと思っている人は、パピヨンの仔犬選びの段階で、親犬やきょうだいの毛ぶきなどを確認すると、自分の思い描いていたパピヨンに近いコを迎えることができますよ。 すでに飼っているパピヨンの飾り毛を立派に改善する1つの方法は、毛を作る良質のたんぱく質を多く含んだ食事を与えること(尾内さん談)だとか。 一方、是友さん宅では、協和工芸の「カルシウム48」という宮崎県のミネラルウオーターや、アメリカから直輸入している「ドリームコート」という、水に薄めて与えるタイプのミネラル豊富な栄養補助食品を使って、かなり成果をあげているということです。
毛を大切にする工夫、 生活方法も実践してみよう!
女性が美しい髪を保つためにやっていることを考えるとおのずと出てきますが、パピヨンの毛を美しく保つときにも、 1.毛を雑に扱って、むだに抜いたり切ったりしない。 2.なるべく汚さない工夫をする。 3.外遊びのときなども、毛の保護を意識する。 といった気づかいが大切になります。ブラッシングするときには、根本から一気にピンブラシでとかすようなことはせず、毛のひっかかりがあれば指でつまんでほぐし、少しずつ手に毛を取ってはていねいにブラッシングすることが大切です(始める前に、トリートメント剤などをうんと薄めた液体で全体的にスプレーするのも効果的)。最後は目の粗いコームで仕上げます。スリッカーブラシでガシガシ毛を取るような手入れは、パピヨンには必要ないし、ご法度ですよ!
犬用のガムも要注意です。これはかんでいるとぐちゃぐちゃしてきて毛に絡まり、そのまま乾いて毛玉になることもあります。ベタベタするモノを与えない、食事の後に毛についた汚れなどはすぐに取る。そんな気づかいも必要です。抜けてしまった毛は、また長くなるまでに時間がかかるからです。パイプの先の弁をなめるたびに水が出る給水器にするなんていう工夫をしている人も多いようです。 活発な犬種なので、外で遊ぶのも大好きなパピヨンですが、芝や泥やゴミがたくさん毛に付くようなところでの運動は、ショードッグではほとんど行われません。美しい被毛の裏には、それなりの改善策と維持のための努力があるんですね。もっとも家庭犬として飼っているパピヨンの場合、毛のことを気にしないで楽しく過ごす、これも価値のあることです。要するに、飼い主さんが何を一番求めているのかにかかわるんです。
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