(1) ドッグショー出陳のお勧め
(2) ドッグショーの会場
(3) リングに入る迄
9 G(グループ) のパピヨンの審査がいよいよ始まります。 さて リングの入口から入場する迄の間にどんな事に気を使っていますか?
勿論, シャンプー, グルーミング, トリミング, トイレ といった前日から当日のグルーミングテーブルの上での調整は当然 終わっているとして,
また 前項で書いた会場の状況把握と対策も当然 終わっているとして, さ〜て
あと何をしますか?
何回もショーに出場して慣れている子はともかく, 出陳してまだ回数が少ない子は
実は この 時間, つまり 会場についてから リングに入場するまでの過ごし方が
大きく影響します。 例えば 朝 7時〜8時に会場に着き, パピヨンの審査が始まり,
自分の子の出番が 11時だとすると 3〜4時間もの間 緊張しながら待つ事になります。
もし BOB を取れたりしたら 更に午後の1時〜3時頃まで 緊張が続きます。
( ちなみに プロハンの方は 駐車場があく 4時〜5時 に来場し 良い場所を確保するので大変です。
犬の待ち時間も 当然 長くなります。)
「 直前迄 ケージの中でゆっくり休ませるのが良い。」 「 サークルに入れて
回りの雰囲気に慣れさせるのが良い。」 色々な事が言われますが, 一般的な正解は有りません。
あくまで自分の犬にあわせて 最善の方法を取るのです。 言い換えると 出番の時に最善の状態になるようにもって行くやり方は
犬毎に違います, 同じ犬でも その日の調子によって違い, また 子供の時と 大人の時でも違うのです。
ここでは うちの レノ の場合を中心にお話ししましょう。
1) 家族の顔を見せない方が良い ?
2) 出番まで ケージに入れておき, 直前に出した方が良い ?
3) 事前の練習は どの位やるか?
1) 家族の顔を見せない方が良い ?
プロハンの方に預けると 「当日は 絶対 犬に顔を見られない様 隠れていて下さい」と言われます。
つまり 家族の顔が見えると 犬が落ち着きを失い, ショーに集中出来なくなるからです。
これも 犬により異なりますし, 同じ犬でも 時期によって異なるようです。 レノ
の場合 最初は 家族の顔を探して非常に不安そうでした。 リングの回りに大勢の観客がいるだけでも
犬にとってはストレスが大きく, 安心できる家族の姿を追い求めていました。
いないと分かって 諦めたら ようやくショーに集中します。 こういう場合は 顔を見せない方が良いのです。
レノの場合は私が引いた場合でも 妻の顔を探し回っていました。 でも何回かやって
ショーに慣れてくると, 観客が気にならなくなります。 それどころか 観客の人の表情や歓声に誇らしげな気持ちになるようです。
こうなってくると リングに入る時に 反対側で顔を見せて「頑張れ」 と 応援してやるやる事により,
「ああ あそこで見てくれている」 と 安心して ショーに集中できるようです。
私が引く時でも 妻の顔をみせてやる事により, 安心するようです。 でも くれぐれも
入口で顔を見せるのは禁物です。 後ろを振り返るようになるからです。 あくまで
リングの歩いていく先に家族がいて, そっちの方に歩いていくと良い事があると思わせると良い様です。
2) 出番まで ケージに入れておき, 直前に出した方が良い ?
出番迄の長い間 どうやって過ごさせるか? ケージトレーニングをしておき, ケージの中に入ると安心できるようにしつけられた犬は
ケージの中で待たせた方が リラックス出来ます。 逆に回りの状況に慣れさせる事が必要な犬はサークルに入れて
回りが良く見えるようにしてリラックスさせます。 一匹で待機していた方が良いか,
他の犬と一緒にいた方が良いかも その犬に依存します。
レノ の場合, リラックスしている時は 車の中で自由に待たせ, 直前にリングに連れて行きました。
しかし かなり緊張している時(例えば がたがた震えている時) は 早めにリングに行き,
リングサイド で ステイ をさせて 回りの雰囲気に慣れさせました。 こういう場合は
他の大きな犬のそばに寄らないよう 注意しましたし, 吠える犬や大きな音 とにかく犬を驚かせるような事には注意を払います。
犬がだんだん落ち着いてきて自信を取り戻した時に さっと 入場できるようなタイミングに持って行けるかどうかが
ポイントです。
3) 事前の練習は どの位やるか?
9時 開始の場合, 8時から受付開始なので 8時前には到着しますが, 1時間程度
リングで事前に練習する時間があります。 どの程度練習すべきかも 犬の状態によります。
慣れないうちは なるべくたくさん練習したいと思うでしょうし, 慣れてくれば
ほとんどしなくて良いかもしれません。
リングの状態, 周囲の状況を見る為に 少なくとも1度は 実際に歩いて見るべきです。
しかし 何回も歩くと犬が疲れてしまい, 歩くのが嫌になったり, リングのどこかが
嫌いになったりしてしまうと 本番で困ります。
レノ の場合 多くても 3〜4回で止めました。 練習するというより レノ が 自分からもっと歩きたい
と思うように持っていく為の調整が目的です。美味しいものをちよっと味見したら
もっと食べたいと思うでしょう。 だから ちよっと味見させたところで止めておき,
あとで その美味しいものを見せると 喜んで飛びつく..... ように持っていくのです。
リング脇 で待っていく時に 早く歩きたくて うずうずし, 順番になった途端,
引っ張らなくても自分から進んでリング内に意気揚々と入っていく..... そんな状態に持っていくのがベストです。
さあ いよいよ リングの中に 入場です. . . .
(1)ドッグショー出陳のお勧め
(2)ドッグショーの会場
(3)リングに入る迄
(4)ハンドリング
(5)ジャッジ(審査員)へのアピール
(6)ドッグショー Q&A
(7)ドッグショーの実際の様子(スライドショー)
(8)動画による研究
(9)ドッグショーを見学するには?
(10)オーナーハンドリングのポイント