縁起物のデザイン

春節も近くなっておめでたい雰囲気が北京を包んでいます。その雰囲気を皆さんに少しお分けするために、中国の縁起物のデザインをちょっとご紹介致しましょう。

「招財利市」

福招きのキャラクター。

「金童賜福」「玉女添財」、「恭喜發財」「萬事如意」と書かれた巻物を持っています。

手にしているお盆は「聚寶盆」という財宝がたくさんのっているお盆。


「迎春接福」

春を迎えて福を招くという意味。

福の文字を天地反対にはるのが主流になっているきがします。これを「福到了」(福が来た)といいます。「到る」と逆さまを意味する「倒れる」の発音が同じことから、逆さまにはるようになったようです。

左のデザインでは、「聚寶盆」が逆さまになってしまうため、逆さまには貼りません。逆さまに貼るためのデザインのものも売られています。

「年年有魚」

春節に貼るおめでたい絵(年画と言います)のデザインの代表です。

魚が「余」という字と同じ発音のため、「年ごとに余りが有る」という意味です。

「双喜(シュアンシー)」

結婚式によく見られる喜ぶと言う漢字を二つ会わせたデザイン。

鳥はカササギで、中国語では「喜鵲」という名前。この鳥を2羽デザインすることで「双喜」を重ねて表しています。

このほか、縁起物のデザインとしては、こうもり、蝶と猫、寿の文字などがあります。

こうもりは日本人にとってちょっと不思議な縁起物ですが、中国語ではこうもりを「蝙蝠」といいます。(日本語でも漢字で書くとそうですね)蝠の文字が「福」と同じ発音なので「福」を表すデザインとして用いられています。

2002/1/25

倒福について 解説

春節を迎えるとき、家々では「福」の字を貼るが以前は倒さずに貼った。逆さにはっているのを見かければ「福がみな流れて行ってしまう」と言ったものだった。
しかし近年、「福」の字は逆さまに貼られるようになった。倒すと到るの発音が同じだから福を倒して「福到了」というわけだ。
「福」の字を逆さまに貼ったのは西太后が残した習慣だとも言われている。
到ると、倒すでは、音はおなじでも意味はまったく違っている。だから正しく貼らなくては...と言う意見も。

いつ頃から「倒福」を見かけるようになったか...。初めて見たのは80年代後半、外資系の中華レストラン。最初に見かけたときはとても不思議だった。
それからしばらくしてテレビの新年番組「新年聯歓会」で「倒福」が飾られ、そこから流行したのでは...というのが李華さんの言葉による。

02/01/31

 


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