季節の行事と食べ物

   
年越し 年を越してから餃子を食べる。
破五 正月の五日まで米の炊事はできなかった。また女性は外出もかなわなかった。この最後には、またまた餃子を食べる。
元宵 正月十五日の提灯祭りの日にはそのなのとおり「元宵」をたべる。元宵はお湯でゆでた餡が入ったお団子のようなもの。元宵と湯の二種類があるが、似ているようでちょっと違う。

元宵は、北方の人が好み、餡に小麦粉をからめたもの。
は、南方の人が好み、餡を小麦粉を練ったもので包んだもの。
しかしお湯で煮て食べる食べ方や中身の餡は同じ。

立春 立春に「春餅」といわれるクレープのようなものを食べる。

また春を齧るといって、大根(赤カブといったほうがよいかもしれない)を食べる習慣もある。

端午 もちろん粽(ちまき)。

この粽、南方のものは日本のおこわ風で、北方のものは甘い。李華さんは北方の人だから南方の粽はおいしくないと言う。これも習慣の違いで面白い。私は、南方の粽のほうが好き。

三伏 一年で一番暑いと言われるこの時期

初伏、餃子、中伏、面、末伏、烙餅炒鶏蛋

この時期に入るときに、暑さのため、しばらく食べられないので水餃子を食べる。
時期の中ごろは暑くて何も食べられないので麺を食べる。
最後のころに栄養をつけるために卵

……と言う意味ではという李華さんのお話。

立秋 立秋の日、かつては「紅焼肉」を食べた。ようやく暑さもしのぎやすくなり、肉なども喉に通りやすくなるのがこの季節。この日は特に脂身の肉を食べるのが習慣。貼秋[月票]という。

現在では一年中、食欲も落ちないような状態だけれど、この日はスーパーでも脂ののった肉が多く売れ、また料理屋でも出るらしい。

脂身なんて嫌いな子供たちも「習慣なんだから、今日は脂身のお肉を食べなきゃ」とおばあちゃんたちに言われて、目をつぶって一口飲み込む姿がなんとなく目に浮かんだ。

中秋 月餅 日本ではお月見のお菓子というわけではありませんが、中国では月餅はお月見のお菓子。

最近ではアイスクリーム月餅や、大福のような白い月餅、果物が入っている月餅(イチゴが入っているものはイチゴ大福に似ている)などなど新作も。

重陽 菊の花をつけたお酒を飲む。
   
   
冬至 冬至の午前中には「ワンタン」を食べる。

ワンタンは天地が混沌としている状態の象徴で、天地が分かれたのが冬至だという言い伝えによる。

餃子を食べる習慣もあります。

数九 寒さが厳しい数九の期間、夜には鍋物を食べることが多い。

特に一九、二九……八九、九九の初日と81日目には鍋物を食べる習慣があり、毎回違った鍋をつついていたという。

一九と81日目は決まりがあり、一九である冬至は羊のしゃぶしゃぶ、そして81日目は一品鍋を食べることになっていたという。

臘八 農暦の十二月八日は「臘八粥」。この日は釈迦が悟りを開かれた日にあたる。寺院では釈迦が成道前に食べられたスジャータの乳粥にちなんで果物などの入った粥を供え釈迦の成道を祝う。

また、翌年の五穀豊穣を祈る食べものだともいわれている。

   
   

2003/02/15


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