ジャパン・ジャグリング・フェスティバル



4.チャンピオンシップ



 日本人ジャグラーが互いの腕を本気で競い合う。それが、JJFのメインイベントとも言える チャンピオンシップ。互いに自分の力を前面に出しきったルーティーンの披露などをすします。


 近年だんだん日本のジャグリング界のレベルもアップしてきており、2001年には、初の IJA(インターナショナル・ジャグラーズ・アソシエーション、早い話がジャグリングの世界大会)チャンピオンシップファイナリスト(決勝進出者)が出るほど。
 そんな中、日本の中でも、純粋にジャグリングの腕を競う大会があってもいいんじゃないのかと いうことで登場したのが、このチャンピオンシップです。

 2001年度のルールを大雑把に見てみると次の通り。

 個人部門と、チーム部門(2人以上)の部に分かれて演技を行う。
 ルーティーンの長さは6分間。
 各自、音楽は用意することができる。
 炎と刃物の使用は認められていない。

 特別審査員による採点と、観客票による採点の2つの合計得点の高い方から順に順位が付く。
 特別審査員は、演出面と技術面の2方向から演技者の得点をそれぞれ50点満点の相対評価で採点する。
 観客は各部門ごと、自分の最も好きだった演技者に対して投票をすることができる。
 観客の投票の満点と特別審査員の満点が同値になるように観客票の1票の得点が決定される。


 と、言った所でしょうか。ただし、2001年度はこのルールに疑問を投げかける声が多く出たため、2002年度のJJFでは、ルールが大きく変わる可能性があります。(主に観客票と審査員の採点の比重が問題となった)
 また、2000年までは体育館のフロアーの一角を、2001年はゲストステージと同様の小劇場の舞台を使用して行われました。2001年度のチャンピオンシップは竜半も出場したのですが、この時の体験も踏まえて、今後JJFチャンピオンシップを目指す方にアドバイスを。


・照明はあてにしない方がいい。(敵にも味方にもなりうる)
 いくらJJFと言えども、まだ4回目、とてもではないけれど、大きな劇場を借りられる予算がありません。それゆえ、舞台装置を大きく使うような極端な演出は予定をしない方がいいでしょう。
 また、見上げてみると照明の明るさが目に入り、まぶしく感じることもありうるでしょう。(特に、トスジャグラーやディアボロの使い手は苦労するかもしれません)

・極端に緊張します(笑)
 いくら舞台慣れをしているジャグラー達でも、この日は勝手が違います。普段は5ボールをやれば 「おおおお〜っ!!!」と歓声が来るはずですが、観客の多くが5ボールを普段から見慣れていることにご注意を。5ボールのカスケードをやったくらいでは、拍手さえ起こりません。それも余計なプレッシャーとなり、緊張を大きくさせる要因の一つに。
 かといって、高度な技に走りすぎて失敗を連発しすぎるのも考え物です。普段は、落としたら笑いに変えられるのですが、この日ばかりは、ドロップ=失敗に直結します。その範囲で、いかに完成させたルーティーンを披露するかが勝負となってきます。

・今年から予選が行われるかも……?
 チャンピオンシップ参加希望者が多かった場合は、予選が開かれることが開催要項にもかいてありました。昨年までは、チャンピオンシップ参加人数がそれほど多くなかったゆえ、予選は開かれませんでしたが、今後、チャンピオンシップの予選が開かれる可能性も充分に考えられます。
 この予選は、有意義に使うことにしましょう。

・とにかく盛り上げるべし!!
 もはや、チャンピオンシップ本選になったら、とことん観客を盛りあがらせてやりましょう。考えてでもみてください、観客のほとんどがジャグラーです。彼らの拍手は、普段、難易度のわからない一般の人に見せてもらえる拍手とは格が違うのです。観客を盛りあがらせたらこっちのもんです。


 逆に、観客に回る皆さんにも。チャンピオンシップとは、いわば、日本のトップジャグラー のパフォーマンスを一気に見ることの出来る、これ以上のないチャンスでもあります。
 自分の得意としている道具を使うジャグラーがいれば、技やルーティーンの見せ方を 研究するのもよし。有名ジャグラーが出てきたらとにかく声援を送るのもよし、 そして、MCをからかうのもよし。
 こうすればチャンピオンシップを何倍も楽しめる!! と言う方法を書いておきましょう。

・盛りあがろう!!
 日本人は割と引っ込みな所があって、すごい物を見ても、素直に寛嬢に表さないという部分があります。ですが、この日はそれを捨てましょう!! 演技者の技を楽しみましょう。
 すごい技には拍手。驚いた時には「Oh!」「Hoo!!」「YEAR!!!」等の歓声!! そして、心から素晴らしいと思った演技者のパフォーマンス終了後には演技者をたたえる意味で起立してスタンディングオベーションを送りましょう。
 観客と舞台が一体になることで、きっとあなたは普通よりももっと大きな感動を得ることができるでしょう。

・お酒はあり、の方向で。
 ようするに、観客として楽しみましょうってことです。この技はあーだのこーだのという理屈はさておき、すごい技はすごいって認めましょうと。それこそ、ビールやジュースなんかを片手にパフォーマンスを見ることが出来たら最高なのですが。ただし、会場に寄っては飲食禁止とされている場所もありますのでそんな時はあきらめましょうね(笑)

・MC(司会者)のパフォーマンスにも注目。
 司会者も会場を盛り上げる大きな役割を担っています。彼らも、単に司会をするだけではなく、2001年では、所々にコントが入ったりと、観客を盛り上げるのに大きな役割を持っています。今年は一体どんなパフォーマンスが飛び出すのでしょうか?




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