ジャパン・ジャグリング・フェスティバル



11.このイベントの魅力



 さて、今までジャパンジャグリングフェスティバルのイベントの数々を紹介してきたわけですが、 はたして、このイベントに参加する意味はなんなのでしょう?
 はたして、僕が大阪から川崎までわざわざジャグリングをするためだけに行くのに、意味はあるのでしょうか?

 もしも、なんの目的も持たずに行くとしたら、貧乏学生には厳しい出費をしてまでこのイベントに参加する必要はないでしょう。今まで書いてあることを見れば判るように、ワークショップだって、近隣のサークルのうまい人に教えてもらえばいいだけの話であり、その気になれば、地元で大道芸やステージのジャグリングショーを見ることは出来るでしょう。

 それでも2001年には、100人を超えるジャグラー達が、名古屋の山奥(本当に周囲に何もなかった:笑)の体育館に集合したのです。それだけ、このイベントには魅力があるということですよね。 じゃあ、一体その魅力とはなんなのでしょうか?

 普段の生活の中で、大道芸やステージショーを見た時、こう思ったことはないでしょうか? 「あの技は僕でも出来る……」「あっ!!! 今、すごい技をやった……割には周囲の反応が冷たいな……。」 これは、ジャグラーの悲しい性ですよね(笑) 特に、ジャグリングを知らない友達と見た場合、一人だけ盛りあがったりしている時、ないでしょうか? 少なくとも、このイベントでは違います。 周りはみんなジャグラー。すなわち、「すごい!!」と思う個所があなたと似ているってわけです。
 あなたがジャグラーなら、こんな感動もすでに味わっているでしょう。はじめてカスケードのキャッチ数が100キャッチを越えた瞬間。今までぜんぜん出来なかった技が、ちょっとしたコツをつかんだだけで急に成功率が高くなった。3アップピルエットがはじめて決まった瞬間。新しい道具を手にしたら、練習に時間を忘れたことだってあるのでは? 周囲の人があきれても、この感動があるからこそジャグリングって止められないんですよね。
 それこそが、この日本の中で最もジャグラーの集まるイベントの最大の魅力であると思います。すなわち、同じジャグラーにしか味わえない感動を多くの人と一緒に味わうことができるということ。それこそが、ワークショップやチャンピオンシップ等のJJFの多々たるイベントに共通する魅力であると思っています。




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