IJA festival 2010 in Sparks!!!



 
登場人物紹介


竜半


日本でも五本の指に入る痛いジャグラーとして有名。得意な道具はシガーボックス。
会社から、5年に1度貰える5連休を利用して参加。今年30歳。
今回は、初のチャンピオンシップ出場が事前に決まっており、どきどきしながらの渡米である。

「海外だから日本語わかる人はいないでしょー」と言いながら、 人前で「う●こ」を連呼するその様はまさに「見た目は大人、頭脳は子供」である。
Mr.ドミノ


竜半とは「十八番」仲間のアイディア系ジャグラー。得意な道具はシガーボックスやハット。
本職はプロのパズル作家であり、空港に到着するなり真っ先に海外のパズル本を購入する姿勢は流石。
今回のIJAのスペシャルゲストであるクリス・クレモの熱狂的ファンである。

主に竜半のボケに巻き込まれる犠牲者であり、とても迷惑している、と本人談。
K.G.(ケイジ)


竜半とは「じゃぐなぎ」のサークルでの仲間である。得意な道具はデビルスティック。
重度のジャグリング病患者であり、仕事の都合、ジャグリングできない日々が続くと リアルに発狂するらしい。
今回は、仕事の都合を何とかあわせて参加。プロップコンペティションに挑戦する。

竜半を上回る、殺傷度の高い「ボケ」を必殺技としている。(しかも、半分くらい天然である)。 何 故か、期間中いじられキャラが定着し、本人としてはえらく不満だった模様。
英語に大変不安がある。
Dee(ディー)


竜半とは「じゃぐなぎ」のサークルでの仲間であり、会社の同僚である。得意な道具はハット。
やはり、会社からもらえる5連休を利用してのIJA参加。クリス・クレモのファンである。

ドミノさんと同じく竜半やK.G.プロのボケに巻き込まれそうになるが、 「ふー」というため息とともにギャグを流すプロフェッショナルである。
しかし、じゃぐなぎでは中学生にいじられることが多い。
あらたくん


日本の誇る若き天才ジャグラー。得意な道具はディアボロだが、デビルスティックだろうがトスジャグ リングだろうが一通りなんでもうまい。
チャンピオンシップに出場が決まっていた。大学の先生には、4月〜5月の時点で テストなどの調整をつけてもらっていた。学生ジャグラーの鑑である。
キキくん


ニコニコ動画の「ジャグリングラジオ」のパーソナリティとして有名なめがねジャグラー。
期間中も、ニコニコ生放送を放映していたらしい。
得意な道具はボール。ミルズメスのナンバーズとかうまい。
若干天然のボケをすることがあるが、K.G.プロには及ぶまい・・・・・・。
コン朗くん


日本を代表するデビルスティッカー。ビールのCMでデビルスティックやシガーボックスを やっていることでも有名。
今回は2回目のチャンピオンシップ挑戦。
ギャグの耐性があまり高くないのか、竜半やK.G.プロのギャグを流すことができずに 笑ってしまうことが多かったようだ。
H(仮)


某旅行社の店員。



序章 旅立ちの前に


 2009年のJJFにて、EJCの使者が、
「是非来年はフィンランドのヨエンスーに来てください」
と言っていたので、2010年に5連休が貰える僕としては、 「まあ、EJCに一度行っておくかなぁ」と思っていたわけですよ。
Dee君とドミノさんの二人も、
「そうだねぇ、来年は一緒に行こうか〜」
と、漠然と話していたわけで、どちらかというとEJCに行こうと思っていたんです。

事情が変わったのは、2月だったか、3月だったか。

ふとIJAのホームページを見てみると、

スペシャルゲスト クリス・クレモ


と書かれていたわけですね。

このことを二人に伝えたところ、 「IJAにしねぇ?」 ということになり。

また、プロップコンペティションで結果を出すことを 熱望していたK.G.君が加わり、4人でのIJA参加が決まりました。


普通なら「4人でのIJA参加が決まりました。」
「序章 旅立ちの前に」終わりですよ。普通なら。

しかし、とても前途多難な、 とても前途多難な (大事なことなので2度言いました) ことがあったわけで、ここにはそれを書いちゃおうと思います。


ドミノさんは仕事の都合、海外に出かけることはたびたびあるわけですが、 他の二人は初めて。ドミノさんすら、アメリカに行くのは初めてです。
そこで、チケットの手配などは、IJAに行くのは今回が3回目である 僕が担当することになりました。


僕は旅に慣れていないので、飛行機のチケットは、大手旅行代理店に頼むことにしています。
そんなチケットの手配をしたのは、ゴールデンウィーク明けのことでした。


(某大手旅行代理店)


竜半「これこれこういう事情でアメリカまでのチケットを取りたいんですが。4人分です。」

H(仮)「はい〜、わかりました〜。それでは予約いたします〜」


(数日後)


竜半(電話)「はい、もしもし、竜半です。」

H(仮)「チケットおとりしましたので、一度ご来店していただけますか〜?」

竜半(電話)「あ、はい、わかりました。」


(某大手旅行代理店)


H(仮)「えーっとですね、こちらが旅行申込書になります〜 こちらを記入していただいて〜、いつ でもいいので早めに提出していただけますか〜、それから、こちら、入金が一週間以内にする必要があ りますのでお願いしますぅ。」

竜半(げっ、4人分もすぐ準備できないよ……(汗))「あ、はい、わかりました。」



竜半(電話)「……というわけで、90万円ほどお金を振り込む必要があるんですが。」

ドミノ(電話)「わかった。じゃあ、俺の方から振り込んでおくわ。」

竜半(電話)「助かります。口座とか聞いておきます。」



竜半(電話)「……というわけで、僕じゃない者から振り込みますので。」

H(仮)「あー、申し込んだご本人からじゃないと駄目だと思うんですよぉ〜」

竜半(電話)「えっ? そうなんですか?」

H(仮)「あとぉ、宿泊先のホテルの情報をいただけますでしょうかー?」

竜半(電話)「えっ、あっ、はい。わかりました。」



竜半(電話)「……というわけで、どうしましょう?」

ドミノ(電話)「じゃあ、俺から竜半のところにお金を振り込んで、そこからさらに振り込むしかなさ そうだなぁ。」

竜半(電話)「うーん、そうですねぇ。回りくどいなぁ……。」



竜半(電話)「もしもし、飛行機の予約をしている竜半ですが。担当のH(仮)さんはいらっしゃいま すか?」

*「H(仮)は今接客中でして。もしよろしければ代理で伺いますが?」

竜半(電話)「あ、そうですか。えーと、宿泊先のホテルがわかりましたので連絡をと思いまして…… 」

*「あ、どうぞ。……はい。 はい。 スパークスのナゲットホテル。 はい。 ・・・はい。はい、そ れではH(仮)に伝えておきますね。」

竜半(電話)「そういえば(念のため)お金の件ですが、僕以外の人からの振込みって駄目なんですか ?」

*「ああ、いいですよ。では、経理に伝えておきます。」

竜半(電話)(いいのかよ!!!)「あ、よ、よろしくお願いいたします。」

*「了解いたしました。ありがとうございます。」



竜半(電話)「……だそうです。」

ドミノ(電話)「いいのか(苦笑) じゃあ、振り込んでおくわ。」

竜半(電話)「お願いします。」


(数日後)


竜半(電話)「はい、もしもし、竜半です。」

H(仮)「入金確認いたしましたぁ。ありがとうございます。」

竜半(電話)「よかったっす。」

H(仮)「それで、パスポートのコピーが必要なんですよぉ。全員分お願いできますか?」

竜半(電話)「パスポートのコピーですね? 了解です。では、FAXで送らせていただきます。」

H(仮)「お願いしますぅ。」


(数日後)


竜半(電話)「はい、もしもし、竜半です。」

H(仮)「パスポートのコピー確認いたしましたぁ。ありがとうございますぅ。」

竜半(電話)「よかったっす。」

H(仮)「それで、この前言った『申込書』なんですけれどぉ、明日までに必要なんですよぉ 。」

竜半(電話)「はっ!?」

H(仮)「ええ〜、申し訳ないんですがぁ〜 お願いいたしますぅ。代表者様の代筆でも結構ですので ぇ。」


 次の日はヒョウガ君の公演に付き合う必要があったため、実質「今日まで」にということ。 例えば、記入に間違いがあった場合などはやり直しが効かなかったりするわけで……

 まぁねぇ、きっと新人さんなんだろうなぁと思うんですが(^^;
パスポートのコピーにしても、ホテルの名前についても、一気に言ってくれればもっと余裕あったと思 うんですがねぇ。


 前途多難だったのはこれだけではなかった。

 行くからにはチャンピオンシップにも申し込んでおこうと、エントリーをするわけですが、チャンピ オンシップの出場には、DVDに録画した自分のパフォーマンスを送る必要があるわけですが、直前にな っても「合格」とも「不合格」とも連絡が来ない……
 その上、何故か、あらたくんのところには合格発表が来ている!

竜半(メール)「(英語で)なんで僕のところだけ来てないんですかーっ!!」

*「(英語で)実は、うまく再生ができなかった参加者が一人いて、その人の結果いかんで決まるよう なボーダー上の人たちにはまだ連絡していないんです。」


 そうなんか、ボーダー上だったんだ、僕(汗)  というわけで、生殺し状態でやきもき待つこと4〜5日遅れて 合格発表が届きました。


いやー、この僕がチャンピオンシップ出場ですよ。
ジャグリング始めた当初はこんな舞台に立てるなんて思いもしていなかったなぁ。
感無量ではありますが、予選通過しただけであって、ちゃんと本番演技ができなければ お話にならないので、仕事の合間を縫って練習にも力を入れます。


 同じく、日本人からはあらたくんコン朗君という 二人の腕利きジャグラーも参戦。
僕は当初から、入賞なんて念頭においていなかったし、とにかく舞台上で パフォーマンスが崩れてしまうのだけは阻止しようと、 少ない時間を縫って練習しておりました。

そのほかにも色々事前の事件はあったりしますが、 まあ、それはここでは多くは語りますまい。



第一章 2010/07/26 出発〜アメリカ

 新幹線にてK.G.君、Dee君と合流の後、東京駅にてドミノさんと合流。

 昼ごはんはラーメンセット。

 成田エクスプレスにて成田国際空港に到着、

既に典型的日本人モード全開で写真を撮りまくる面々(僕含む)


空港にいたチーバ君。(千葉県のマスコット)


 いよいよ出国……

 と、ここで、K.G.君が手錠型のアクセサリを摘発される。
 そりゃあそうだよ!!! なんでそんなもん持ってきたのよ!!!

竜半「ちょっとー! 何やってるんだよー!!」

K.G.「いやぁ、だって、おもちゃだしいいかなーとか思っとって……」

竜半「H(仮)さん級の失態だよ今のは!!!」



飛行機の座席が、4人別々の位置になっていることが判明。
えー(汗)

座席取りはJALでは事前にできないらしかったのですが、 この場では完全にH(仮)さんの所為になっておりました(笑)


それゆえ、飛行機の中では各自別々にすごしておりましたが、 僕は行きの飛行機ではイマイチ眠れなかったりするんですよねぇ。


前回まではノースウエスト航空だったのですが、今回はJAL
一人一台専用のテレビがあったりとか、座席数がノースウエストのエコノミークラスより 1列あたりの席数が少なかった(=ゆったりしている)とか、 機内食もおいしかったし、社会人がエコノミークラスを使うなら、多少高くなってもこっちかなと思ってしまう僕でした。



機内食(写真提供:ドミノさん)


僕は、機内では映画の「ヒックとドラゴン」を見たりとかしていまして、 Dee君の二つとなりの席の 外国人の方がものすごく傍若無人に振舞っていたとか、 ドミノさんが、税関申告の用紙を受け取っていなかったとか 色々ありましたが、まあ、それほど面白いことはなく、 アメリカはサンフランシスコ空港に到着。

とにかく、入国審査からホテルのチェックインまでを無事終わらせることが最初の壁 である。

入国審査


入国審査は僕とDee君が一緒に受けました。
僕らの並んだ列は、やけに流れが遅く、隣の列に僕らより後ろに並んだ人が先に 通過してしまうくらい。そして、いよいよ順番が来た。

* "Purpose?"
(意訳)入国の目的は?

これは、定型文で普通は「観光」と答える。

Ryu-han "Sightseeing."
(意訳)観光です

* "Where?"
(意訳)どこへ?

場所を聞かれるとは思っていなかった。

Ryu-han "Ah..... Sparks."
(意訳)えっと……スパークスです。

* "What will you see?"
(意訳)何を見るの?

もう面倒くさくなったのでちゃんとした目的を伝えようと思った。

Ryu-han "To join the juggling convention."
(意訳)ジャグリングの大会に参加するためなんですが……

* "Oh, you are jugglers? then, you perform?"
(意訳)へぇ? ジャグラーってこと? 舞台に立つの?

Ryu-han "I'll be on stage. He is no."
(意訳)僕は立つんですが彼(Dee君)は違います。

* "So, you're professional?"
(意訳)プロ?

Ryu-han "No, no. Just my hobby."
(意訳)いや、あの、その。ただの趣味でして。

* "How many do you juggle?"
(意訳)何個投げれるの?

そこまでつっこみますか!?
Ryu-han "Seven. Seven balls."
(意訳)7つです、7つ。(若干嘘)

* (Dee君に)"You?"
(意訳)お前も?

Dee"No, I do hat. Four hats."
(意訳)(割と冷静に)あ、僕はハットですが。4つまでやります。




だから列がはけないんだよ!!!(爆)


ちなみに、大会の賞金とか、大会の期間も聞かれました。これらは、所持金とか滞在期間の 話につながるのかも。


乗り継ぎ


僕は本当に「乗り継ぎ」と言うやつが苦手で、事前にH(仮)さんに 乗り継ぎのことを聞いていたんですよ。


H(仮)「ええっとぉ。成田でJALの分とアメリカン航空(サンフランシスコ→リノ・タホ空港はアメリカン航空を使った。) のチケットはぁ。成田の空港で発行されますのでぇ。特にサンフランシスコ空 港で何かをしなきゃいけないって事はないはずですぅ。ただ、乗り継ぎのためにトランクは一度受け取 ってもらってぇ、審査を受けたらもう一度預けるだけですぅ。」

竜半(電話)「あ、そーなんですか、ありがとうございます。」




うそつき!! H(仮)のうそつき!!


既に成田の時点で、航空チケットが発券されなかったのでJALの人に
竜半「サンフランシスコ→リノ・タホへの乗り継ぎ便のチケットって発券されないんですか?」

と聞いたら、
*「されませんよ。サンフランシスコであらためて発券してもらってください。

と。聞いておいてよかったよ……
そうでなければ、サンフランシスコ空港で4人路頭に迷っていたところだっ!!


しかし、チケットは発券されることはわかったが、どうしていいかはわからない。
とりあえず、「自動発券機」で手配をしようと試みるが、 特にチケットは出ず。
仕方が無いので、カウンターにいたアメリカン航空の方に聞いてみる。

Ryu-han "Excuse me, we want to go Reno Tahoe, but ticket not comming...."
(意訳)あのー、リノタホ空港まで行きたいんですが、チケットが出てこなかったんで すが……
(注 実際はこんなに流暢に喋っていません。)


*「日本人の方?」



女 神 降 臨


本当に助かりましたよ!! この方が完璧にチケットの手配などをしてくれて、 その後は一切困ることなく手続きできました。
そして、何より一発で日本語が喋れる方を引き当てた運の良さ。

お昼ごはんにサブウェイで食事をする余裕もあり、 無事飛行機に乗り込むことができました。


サンフランシスコ空港にて撮影(ドミノさん提供)


リノタホ空港〜チェックイン


 そもそも、今回のIJAが開催されるネバダ州は、ラスベガスがある ことで有名ですが、開催地のスパークスは、ラスベガスとはちょっと距離が離れています。
ただ、スパークスの隣町であるリノもカジノで有名なところ。

 リノ・タホ空港につくと、空港にもスロットマシンが設置されております。



空港に設置されているスロットマシン。(ポーカーもできる。)


シャトルバス(無料)を待つ面々(写真提供:ドミノさん)


 まあ、ここでは大きなトラブルなどは無く。

 無事にホテルにチェックインしました。


こちらが宿泊したホテルでございます。




歓迎IJA様御一行(?)(写真提供:ドミノさん)




ロビーの傍にもスロットマシン。


到着したのは、現地時間の夕方18時くらい。ジムの様子をちょっと見に行き、 ここでキキくんあらたくんと合流。


到着後のジム。月曜日なのでまだ人がほとんどいない(写真提供:ドミノさん)



その後、ホテル地下のデリにてピザとテンダーチキンとフライドポテトを注文。


初日夕食(写真:ドミノさん提供)


写真ではわかりにくいですが、 チキンテンダーの紙に隠れて、 人参とセロリの野菜のスティックがついていて、 食べると「ぽき」とか音がする(笑)
人参は何とか大丈夫でしたが、セロリは味が駄目で全部残しました。


流石に旅疲れで就寝も、夜中に目が覚めてジムへ。

そこで、マットホール先生と再会し、とコン朗君と合流。

ただ、この日は本当にそれだけで、そのうち、 眠気が襲ってきたのでもう一度就寝いたしました。


第二章 クリス・クレモと出会う


2010/07/27(火曜日)


 朝起きて、ドミノさんと二人で朝食を食べに行く。


2日目朝食(写真:ドミノさん提供)
スクランブルエッグ・じゃがいも・ソーセージと、トースト2枚。7ドル強。


 スターバックスでK.G.君Dee君 に、勝手に朝食を食べに行ったことを文句を言われる(笑)。

 朝方、ジムで適当に練習をした後、中華料理の店である"Noodle hut"という店に行く。
僕の頼んだのは鴨肉の入ったライスヌードルだったのですが、まあ、味はそんな悪くなかった(美味く も無かったが……)のですが、いかんせん食べにくく(^^;


2日目昼食 右が僕が食べたもの。(写真:ドミノさん提供)
7人で食べに行ったが、7人中5人が「はずれ」という感想を持った(笑)

 K.G.君、海老が嫌いなくせに頼んだヤキソバに海老が入っていて憤慨。

竜半「メニューに"shrimp"(エビ)って書いてあるじゃん!!」

K.G.「読めんもん!!(逆切れ)」





 さて、この日のメインイベントはクリス・クレモの スペシャルワークショップでございます。

 スペシャルワークショップは、ジムとは別会場で行われるそうで、日本人軍団もジムから離れ、スペシャルワークショップの会場に……

いきなりいたーっ!!!



いや、そりゃいるけど! いるけど! いて当たり前だけど!!
クリスクレモはジャージウェアで割と動きやすそうな格好をしていました。

伝説のジャグラーを目の前に、むちゃくちゃ緊張する日本人軍団。


Kris Kremo "Nice to meet you. What your name?"
(意訳)(握手をしながら)はじめまして。名前は?

Ryu-han "I.....I'm Ryu-han."
(意訳)りゅ、りゅうはんですっ(汗) ←本当は本名を名乗りました

Kris Kremo "I'm Kris."
(意訳)(握手をしながら)クリスです。

Ryu-han "Of cause I know."
(意訳)知ってます(汗)



って感じで気さくに参加者全員と握手を交わすクリス・クレモ。


ところで、日本人の参加者は、と、Dee君と、 ドミノさんと、コン朗君だったわけですが、我々以外に6〜7人しかいない。

いやいやいや。それもったいなくないですか!!!

僕に言わせると、ワークショップのレベルはどうあれ、本当に生きる伝説のジャグラーってクリス・クレモとアンソニー・ガトーくらいなもんだと思うんですよ。

その、クリス・クレモがワークショップを 開くと言うのに、来ないのってもったいなくないですか!!

とはいえ、そんな貴重な機会をふいにした、他のジャグラーたちのお陰でクリス・クレモと触れ合う時間が長かったのはありがたかったですね。
ただ、ワークショップのたいていの時間は 同じくワークショップに参加していたダン・ホルツマンと 技の交換をしていただけだったけどなっ(笑)
(注:そもそもビギナー、中級者中心のワークショップだったと思われる。)

ちゃんと技も教わりました。
Kris Kremo "What trick do you want to learn?"
(意訳)どんな技を習いたいんだい?

Ryu-han "Body bounce."
(意訳)ボディーバウンスを。

Kris Kremo "OK, so....."
(意訳)それじゃあ……

と言う感じで、こちらからリクエストした技をまず見せてもらって、その後 どんな練習をしたらいいかという感じで進行していきました。

2時間ぶっ通しで 行われたワークショップが終わる頃にはへとへとになってました。(笑)


この日の夕食。7人で食べに行きました
左:テーブルにパンがどんと出た。とりわけろということらしい。
右:僕が頼んだローストビーフのシチュー的なやつ。

まずくはない。むしろ美味しい部類に入るのだが、味が濃い。
最後の方は、味に飽きてご飯が欲しくなりました……




第三章 チャンピオンシップまで


JJFでは初日に開催されるチャンピオンシップですが、IJAでは木曜日(4日目)に 行われます。 当日ステージ上でばてないように、体力をキープしつつも、 また、動きが悪くならないように適度に 体を動かすことは当然必要。 ルーチン通しは自分のコンディションと相談しながらやる、など、 かなり気を使った練習をしていました。



2010/07/28(水曜日)


 この日は、クリス・クレモのスペシャルワークショップはハットなので ハットを使えない僕はお休み。代わりに、ジムにて シガーボックス中心の練習をしておりました。


ジムの雰囲気。(右:写真提供ドミノさん)
床がじゅうたんなのでクラブやシガーボックスも 床を傷つけることを気にする必要なくガンガン練習できる。
バウンスボールは専用の練習ブースがありました。




ジムで爆睡中のK.G.君とそれを撮影する竜半とDavid君。(右:写真提供ドミノさん)


このDavid君は、マットホール先生の生徒さんだそうで、しょっちゅう日本人ジャグラーと一緒に行動をしていました。



 この日は、「北アメリカけんだまオープン」なるイベントが行われていました。

 ルールは、1対1のタイマンで、あらかじめ決められている技を順番に決めていき、 先に最後まで終わらせた方が勝ち、というトーナメント形式のものと、
5分間の間順番に技を決めていき、一番盛り上げた人の勝ち、というX-Jugglingに 近い形式のものと2つ行われました。



けんだま対決トーナメント。


 X-jugglingスタイルの大会にK.G.君が飛び入りで参加。


準優勝をかっさらっていきました。



なお、1位になったおっちゃんですが、 5分間の間、ひたすら二刀流(両手持ち)剣先に挑戦し続け、3回目か4回目に 成功させ、会場を大いに盛り上げた後、 直後の制限時間ギリギリのラスト1回、 片手に2つ剣玉を持ち、 両方を剣先に刺す という恐ろしい技を一発で成功させ、圧倒的優勝でした。


さて、僕はというと、 次の日のチャンピオンシップがあるため、 そんなにのんびりとIJAをエンジョイしているわけにはいきません。

この日はルーチンを3〜4回通して、体力をキープしつつも、 体はしっかりと動くようにしておきます。



この日の晩御飯は、リッチにステーキハウスへ。


写真提供ドミノさん。
焼き加減が選べるのですが、ドミノさんはウェルダン。
僕らはレア、ミディアムレアで、けっこう赤かった(笑)
左上はサフランライス。正直あんまりお米って感じしませんでした。


この後、「ユース・ショーケース」を 見に行きましたが、 時差的な意味と、MC(MCも子供が行う)の英語がわからないよ的な意味で うつらうつらしており、ほぼ何が行われたかの記憶がありません……



ジュニア・チャンピオンシップ


写真提供ドミノさん。

チャンピオンシップは、例年ホール的な場所を借りるのですが、 今年はカジノ併設のこんな感じのホールでした。
なんとなく、趣が「天使にラブソングを2」に出てくるステージに似ているなぁと 思ったり。

 優勝したNoah Malone、準優勝のDavid Fermanともにむちゃくちゃハイレベルな トスジャグリングをミス少なくやって圧倒的。
特に、優勝のNoah君は、マリオの音楽を使ったキャラクターも評価されたんだと思います。
ただ、日本ではあまりにもベタすぎて誰もマリオは使わなさそうです(笑)


3位のLauge Benjaminsenも、時間は短かったとはいえ、ハイレベルなルーチンを 披露していました。バトントワリングのAshley Ellisが喰い込むかもなと思いましたが、 とにかく上位3人が圧倒的な巧さと安定感を見せつけた、と言った感じでしたね。


まあ、パフォーマーの演技は、発売されるであろうDVDでチェックしたってください。
僕はこういうガツガツ系のトスジャグリングは、アメリカらしくて大好きです。

2010/07/29(木曜日)


 いよいよ本番当日。

 朝起きて、軽くウォーミングアップを済ませた後、 2回程度ルーチンを通す。noodle hutにて、K.G.君が 食べることができなかった焼きそばを購入(これは美味しかった。)

13:15〜リハーサルのため、会場へ行く。

 僕の出番はなんと最初
思えば、2回目のJJFといい、色々、とにかく1番手の 出番というのがやたらと多いんですよ。

ただ、僕にとって、これはラッキー と言って良くて、 何故なら、緊張している時間が短くて済む分、 精神的にも体力的にも消耗が少ないから。

というわけで、リハーサルの時間も最初。 司会のおっちゃんとMCで紹介するための文書を打ち合わせた後、 音響および照明の打ち合わせ。

 僕の技は、ツリー(シガーボックス7つを交互に組んで複雑に積み上げてバランスを取る技) からなのですが、いったんリハーサルの前にやろうとして 失敗してよかった。 この失敗で「いかんいかん、ちゃんと箱を両側からおさえねば」と、集中を高めることができた。

 そして、リハーサルはなかなかの出来で終了する。

 リハーサル終了後、クリスクレモのワークショップが今日はシガーボックス、ということなので、急いでクリスクレモのワークショップに行く。

Kris Kremo "Hey, you are late."
(意訳)おいこら、遅刻じゃないか。

Ryu-han "Eh......I.....I have a rehearsal of championship....."
(意訳)えーーっ(汗) り、リハーサルだったんですが……

Kris Kremo "You have to buy beer for everyone because you are late."
(意訳)バツとして全員にビールをおごること。(笑)

Ryu-han "Eh....."
(意訳)えーっ(汗)




クリスクレモの使っているシガーボックスの 大きさが気になって、自分の箱のサイズと比較をしようとするドミノさん

Kris Kremo "Are you a spy?"
(意訳)なんだ、お前スパイか?

Domino "No, No."
(意訳)あ、いやいや、スンマセン。


いいえ、普通にスパイ行為でした(笑)

Kris Kremo "$2."
(意訳)(指でお金を意味するサインを出しながら)2ドルで教えてやる(笑)

Domino "......my pleasure."
(意訳)よろこんで。




竜半「なんか、全然イメージと違って面白い人っすね。」

ドミノ「おお……。」

Dee「僕なんか、今日スタバでひざかっくんやられましたよ。」

竜半「(笑)それはどういうこと?」


なんでも、朝食のためにスタバで並んでいたところ、突然膝かっくんを されたそうな。
こういうくだらないことをやるのは 間違いなく 竜半だろうと思って 振り返ってみると、クリスクレモだったそうな。


竜半「なんちゅう貴重な体験を!!!」

ドミノ「うらやましい!(?)」


 このワークショップでは、シガーボックスのカスケードのやり方などを 教えていただきました。
また、 ダン・ホルツマン から、本番前の僕に、緊張を解きほぐす方法をしっかりと伝授してもらいました。




プロップ・コンペティション




リハーサルの時間が早かったので、プロップコンペティションにも出られたのですが、 チャンピオンシップに全力を注ぐために見送り。

他のチャンピオンシップ出場者もそうだろうと思いきや 普通に出とる!!(汗)
そして、普通に優勝かっさらっておる!!!(汗)

出場しなかったことをちょっと後悔していたり……



本番前に入念に練習をする面々




プロップコンペティションは2分間のルーチン勝負。


日本人勢の結果

デビルスティック部門
3位:ドミノ
2位:K.G.
1位:コン朗

シガーボックス部門
2位:ドミノ

リング部門
2位:ドミノ


ドミノさん取りすぎ(笑)


ちなみに、デビルスティック部門は、出場者が少なかったので 即興で朝作ったルーチンで出てもらいました。

 個人的には、プロップコンペティションは、ルーチンの綺麗さより、 技とかのインパクトかなぁと思います。

短時間とはいえ、やたら多くのジャグラーを見ることになるので、 目立つ技を2分間凝縮させるのがいいのかなと。



 さて、いよいよ本番が近付いてきました。部屋で日本から持ってきた カップヌードルを食べ、軽くジムの外でルーチンを通した後、 チャンピオンシップに出発です!





第四章 チャンピオンシップ


舞台横

 本番前、ステージの横に入ると、既に何人かが ウォーミングアップをしていました。

あらたくんコン朗君 と、話をしながらリラックスをする。

 本番前にトイレ行ったり、レッドブル飲んだり、他の参加者と (英語で)話をしたり。

 なんやかんやあって、ここら辺はもう記憶に残ってない(笑)



本番



MCのおっちゃん (ごめんなさい、僕あまり知らなかったのですが、 Bob Nickersonという有名な方でした。)の話が始まり
カーテンの後ろで緊張しながら待つ僕。

MC "The first competitor is Ryuhan."
(意訳)最初の選手は竜半です。


という言葉と同時に開くカーテン。と、同時になる音楽。

 音楽は今まで何百回も聞いたいつものルーチンの音楽だ。
 まずはツリースイング! 成功!!(ここの成功はすごく重要。)
 ツリー系は緊張でがたがたと震えはするものの、既にこの緊張は織り込み済み。意外と冷静にツリー系のルーチンを終え、フィニッシュまで難なく行きました。

 3ボックスはテンポよくほぼすべての技がパーフェクトで完了。
 だがしかし、3ボックスの最後の技、大回転バックキャッチを失敗。
 そのあと、立て続けに4シガー両抜き、センターターンと失敗。なんとかダイアモンドアンダーザレッグキャッチを成功させるも、ダンシーズデビルメントも失敗してしまった(これは2回目で成功)。最後の5upピルエットも3回挑戦も失敗に終わってしまい、 明らかに後半のミスが目立つ内容となってしまいました。

 しかし、こんな内容にもかかわらず、内心は

あー、終わってよかったぁ。


という晴れ晴れとした気持ち(笑)

他の参加者より、一足先に一気に緊張が解放され、ステージ横を楽しんでしまいました(笑)

 まあ、「全然だめだった!」という内容ではなかったのもあるんでしょう。(※いつも、序盤でミスってその失敗を後の方まで引きずるパターンが多い)
 さて、そんなわけで、心から解放されてしまった僕は、ステージ横で 他のパフォーマーの演技をガン見することができました。


幕が開く前の緊張しているコン朗君を激写。



 コン朗君は、流石 というかなんというか、この大舞台でも物怖じせず がんがん攻める姿勢が素晴らしいですね。

今回のIJAの出場者は、全体的にミスが多かったと思うのですが、 その中においてミスの少なさがめちゃくちゃ輝いていました。
 大技も1回の失敗の後見事に決め、音楽の終わりと同時にルーチンが終わると スタンディングオベーション!!!

 あらたくんは、 3ディアボロの途中まではノーミス。しかも、 動きの一つ一つが美しく、観客もあらたくん の世界に引き込まれ、ものすごく集中している感じ。
しかし、天井が低いこともあり、 思うように最後の技が決められずとても悔しい思いをしたのではないかと思います。



そして、結果発表!!

3位:Ivan Pecel
2位:Yu Kondo
1位:Jorden Moir



おめでとうコン朗くん!!!



ちなみに、あらたくんは4位、は6位でした。


 1位を取った、Jorden Moirは、コミカルなキャラクターが特徴のフットバッガー。
 2in1フットをしながら縄跳びをするとか、おおよそ人間業とは思えないことをやり、さらに、全然ミスをしない。このミスの少なさには気持ち悪さすら感じたくらい(笑)

 3位のIven Pecelもキャラクター押しな演技。勿論ジャグリングのスキルの高さも 凄かったけれど、何か観客にめちゃくちゃ受けていました。うん、何を言っていたかは わからないぞ(笑)


 ちなみに、チーム部門は、マスゲーム的なパッシングジャグリングで 観客を魅了した5 of Clubsが3位、やはり海賊かなにかのキャラクターを意識して 構成された演技をしたPoetic Motion Machineが2位、そして、 ソロでも圧倒的な技術を持つ2人組の組んだDream Teamが1位でした。




ステージを終えて

 そもそも、IJAの舞台に立つことは僕の数ある夢の中の一つ。
 失敗が多くて、後悔が無かったわけではないけれど、こうやって、世界ジャグリング史の中に、「竜半」というシガーボックス使いの 名前が刻まれたことについて満足してしまったのかもしれません。

 僕のようなプロでもない社会人ジャグラーでも、練習すれば IJAの舞台に届くんだよ、っていうのは、将来のジャグラーの希望につながるでしょうか。

 舞台を降りると、先ほどまで観客だった皆さんが、口々に パフォーマーを誉めたたえます。僕に対しても例外ではなく。

* "Ryuhan, Good job!!"
(意訳)竜半、GJだったぜ!

* "You're routine is cool!!"
(意訳)いいルーチンだったね!


と、多くの人に声をかけていただきました。



レネゲード・ショー


 さて、すっかり身も心も解放されて、夜のレネゲードショーに繰り出しました。

 まず、一番手として僕が指名され、ステージに上がる。

こんな雰囲気。(写真提供 ドミノさん)

とりあえず、軽くデルタボックス(△型ボックス)をやった後
プチ情報:アメリカでも「トライフォース」は通じました
Ryuhan "I'll do 5 up pirouette!"
(意訳)5アップピルエットやります!!



の言葉に盛り上がるお客様。

何度か失敗の後、ようやく成功(でもちょっと地面についてた)して、スタンディングオベーション いただいてきました。


また、ドミノさんも、「メガネ」ルーチンを披露。
これまたけっこうな拍手をいただいておりました!!

 他にも、3石鹸カスケードのエンデュランスがあったり、一発芸大会などがあったり……。

 そして、日本勢は夜食を食べに……



ミッドナイト・ステーキセット。5ドル。ドリンク付き。(写真提供:ドミノさん)

なんですかこの亜里山もびっくりの安さは。
※亜里山……浜松にある(チェーン展開もしているから他のところにもあるかも)台湾料理屋。 安いことで有名。





第五章 プレッシャーから解放され



2010/07/29(金曜日)


 次の日は一気に疲れが来ました。X-juggling、ナンバーズ競技会などのイベントがありましたが、こちらはパスをして、部屋で休むことに。


 とはいえ、この日は重要なイベントが。まず、1つ目はクリス・クレモのインタビューワークショップ。2つ目は、のワークショップ。




クリス・クレモ氏のインタビューワークショップ

 メモ帳を持って行くのを忘れたりとか、内容が全て英語で若干理解できなかったこと、 また、既に時間が経ってしまい、内容を忘れそうになっていることもあり、 ここに書くのは、特に僕の印象に残ったことだけです。

 まず、クリス・クレモ氏が、自身の生い立ちなどを紹介。
 ・氏は、お父さんにパフォーマンスを仕込まれたらしいが、自身の道を模索して、「あの」形に落ち着いたのだと言う。

Kris Kremo "Juggling is infinity."
(意訳)ジャグリングには無限大の可能性がある。


 ・一般のお客さんに見せるときは「あの」スタイルなのだが、普段はもっとマニアックなこともやっているらしい。
 ・7ボールなんかも、一時練習したことがあるらしいが、フラッシュができて満足してしまったらしい。


 そう言えば、ワークショップ中も、シガーボックスを「連続で中抜きをしている風」に カスケードをする、よく動画で見ることができるあのカスケード以外に、 「連続で端投げをしている風」のカスケードもやっていたし、 「連続で中抜きをしている風」にシャワーもやっていた。

Kris Kremo "Before the show, I don't pray. I practice."
(意訳)ショーの前に祈ったりするくらいなら、練習をする。

 ・ショーについて、100%成功する技だけをルーチンに組み込むのはとても成長の妨げになる。
  50%程度の成功率の技もルーチンに組み込み、ショーでやることで、成長の速度を速めることができる。
  勿論、TVショーなどの仕事の時は別だけれど。


 なるほどなぁと思いますね。 確かに、我々もルーチンには「発展途上」の技を入れたりしますよね。
 ルーチンに入れることによって、技の安定度が増します。それが、成長につながるんだと。


 ・今までの人生で最悪のショーは、イギリス女王の前で行ったショーだとのこと
  何故なら、父親が見に来ていたから。ありとあらゆる技を失敗してしまったそうな。

 ・ジャグリング以外で、趣味はサッカーとスキーらしい。
  特に、サッカーは、クラブに入るくらい大好きだったそうな。

Domino "Do you have pupiles?"
(意訳)弟子はいるんですか?

Kris Kremo "Hey, stop spying."
(意訳)なんだ、スパイをするな(笑)。

 ・「弟子」はいないらしい。ただ、自らがアドバイスを送っているジャグラーは何人もいる。
 ・長男にジャグリングの才能を感じているらしいが、長男はジャグリングにあまり興味がないのだという。


 ・クリスクレモのスタイルをコピーしているジャグラーは全世界に30人程いるが、彼らにアドバイスを送っていることはないのだという。
 ・正直、真似されるのはあんまり好きじゃないらしい。でも、我慢しているとのこと。


 ・アメリカの観客が一番ノリが良くて好きらしい。
 ・日本の観客は、(特にお年寄りは) 拍手をもらいたい技で笑い、笑いを取りたい技で拍手をくれるらしい。
  しかし、若い世代の特に女性は盛り上げてくれるらしい。



* "What props do you like the best?"
(意訳)どの道具が一番好きですか?

Kris Kremo "I like all of them recently."
(意訳)最近は全部だね。

 ・練習をして、ショーを構成する段階で氏は全ての道具が好きになったらしい。

Kris Kremo "Once, I liked cigar box the best."
(意訳)昔はシガーボックスが一番好きだったんだけどね。


 これを聞いた瞬間、僕はちょっと嬉しくなった(笑)
 シガーボックス好きだったんだー!!

 しかし、次の質問がもっと僕を喜ばせることに。

* "Who is your the best favorite juggler?"
(意訳)ジャグラーの中で誰が一番好きですか?

Kris Kremo "********. .....And he."
(意訳)○○だね。(聞き取れなかった。)……それと(僕を指しながら)彼だな。




竜 半 昇 天



いやー、そんなん、リップサービスだってわかってますよ?
わかっているけれど、こんなこと言われたらそりゃ天にも昇りますよ!!!!


 実は、「自己紹介」の欄にも書きましたが、今回のIJA紀行で、 本当にクリスクレモのファンだったのは、スパイ扱いをされ続けたドミノさんと、 Dee君であって、のそもそもの IJAの目的はチャンピオンシップだったわけです。
 クリス・クレモ氏に対して、出会う前の僕の印象は、 ショーがそこまで難しい技で構成されていないことから、 きっとビジネスのためにジャグリングをやっているんだろうなぁと思いましたが、 それは大きな誤りだったですね。
 クリス・クレモ氏は、本当にジャグリング大好きで、 youtubeなんかに流れている映像はわからないのですが、僕たちと同じように、 新しくマスターしたい技をいち早く安定するように、本番でやるような人だったのですね。 そして、我々と同じような、ジャグリング狂だということが よくわかりました。

 スペシャルワークショップと、このインタビューワークショップに依って、僕は 心からクリス・クレモのファンになったことを 宣言させていただきます。


スペシャルワークショップでの1枚(写真提供:ドミノさん)





竜半のワークショップ

 事前にこちらから立候補したのですが、シガーボックスのワークショップを担当させていただきました。


参加者はそんなに多くなかったです(写真提供:ドミノさん)

 テーマは4ボックスの技だったのですが、まずは、日本におけるシガーボックスジャグラーの現状 (体育館の隅っこにマットゾーンが作られて、そこでしかシガーボックスができない)や、 日本で行われているゲーム(レインボー・エンデュランスとシガーボックスコンバット)を紹介。

 その後、4ボックスのダイアモンド、およびダイアモンドの応用技を一通り紹介するという内容でした。

 受講者の中にパッシング・ゾーンの人もいたり。






この日の昼食はバイキング。ぶっちゃけ期間通じて一番良かった。

サラダ(というかつけあわせ)のコーナーの ぱさっぱさのライスにドミグラスソースを どばっとかけたのが美味しかった……♪



フェアウェルショー

 IJA側のステージのスケジュールの調整などがうまくいかなかったため、本来は土曜日に行われるフェアウェルショーが 金曜日に行われました。

 いやー、なんだろう。ここでもまたスゲェもん見ました。
 コミカルなジャグリングから、両手両足を使った座布団回しとか。

 中でも圧巻は、トゥアン・レー氏によるハットジャグリング!!!
 6ハットはすげぇえ!!! なんでも、JJFに来たがっているそうなので、是非ともJJFに呼んでほしいところ。

 この中で、コン朗君"People choice aword"という、「参加者が一番好きだったジャグラーで賞」 に選ばれました。


 そして、我々が参加できる全てのイベントは終了。翌朝の飛行機が8:00なので、徹夜で最後の夜を締める。


今回もありがとうIJA






H(仮)再び

これも、事前に問い合わせたことだったのですが。

竜半(電話)「帰りのチケットはリノ・タホ空港でユナイテッド航空(リノ・タホ空港→ロサンゼルス空港はユナイテッド航空を使った)の チケットを受け取った後、ロサンゼルス空港のJALのカウンターでもう一回発券されるって感じですかね。」

H(仮)「ええっとぉ。リノ・タホ空港にもJALのカウンターがあるはずですのでぇ。そちらで両方とも発券してもらってください。」

竜半(電話)「えーっ(汗) リノ・タホ空港ってそんな大きな空港じゃないらしいですけれど、そういうところにもJALのカウンターって あるんですか?」

H(仮)「はいぃ。大丈夫ですぅ。」




うそつき!! H(仮)のうそつき!!


ないよ!! リノ・タホ空港にJALのカウンターなんか微塵もないよ!!!

実際には、ユナイテッド航空のカウンターでJAL分の席の予約もしてもらい、ロサンゼルス空港にて、 JALのカウンターで正式なチケットをもらえる、ということでした。

いやー、最後までやってくれたよ、H(仮)。

ロサンゼルス空港で多少迷いましたが、ここまで来ると日本語も通じるようになるため、動揺は少しだけでした(笑)


ロサンゼルス空港には「スシ」の文字も。どうやら、小僧寿しらしい。
お茶も売っていました。


フードコートの看板のの男の人がやたらと気になる。
その箸の持ち方はどうなんだ?



ロサンゼルス→成田の飛行機の中は、もう各々が爆睡。

10時間の飛行時間も一切苦痛ではなく、機内食を2回食べて終わり、という感じでございました。

機内食(写真提供:ドミノさん)
久々に食べるほうれん草のおひたしが美味しかった。
ちなみに、帰りは4人席が並んでいました。



無事、成田空港へ到着。東京駅にてみんなでお寿司を食べました。(写真提供:ドミノさん)
やっぱり日本食は美味いぜ!!



総括

・チャンピオンシップの空気はやっぱりたまらないね。機会があったらまた出たいな。
クリス・クレモの大ファンになってしまった。
・プロップコンペティション、タイミングが合うなら出た方が後悔しなくていい。
・アメリカのホテルのご飯はまずくはない。しかし、途中で飽きる。(バイキングはテンションが上がった)
・やっぱり、ジャグリングは最高だ!!
・あと、日本食も最高だ!!



ホテルの窓から


ホテルの窓からその2


朝一のジムにはだれもいない。


ホテルの近くにあったセブンイレブン


割と広々練習するスペースもありました


コン朗君に技を教わるK.G.君


ピザを目の前に気絶中のあらたくん


K.G.君Dee君の頼んだチキン。


やたらと大きいケーキ。


あらたくんの4ディアボロ!


マット・ホール(写真提供:ドミノさん)

かつてIJAに参加した先駆者の写真


ジェフリー・デイモンド(写真提供:ドミノさん)




ダン・ホルツマン(写真提供:ドミノさん)




トゥアン・リー(写真提供:ドミノさん)


マイケル・カラス(写真提供:ドミノさん)


日本人集合写真(写真提供:ドミノさん)





おまけ


 宿泊した「ナゲットホテル」は、カジノの街らしく、ロビーの隣にカジノが併設されておりました。


こんな感じ。中での撮影はできる雰囲気じゃなかった。(写真提供:ドミノさん)



そのカジノにて、 とある男は毎日スロットマシンをやっておりました。


本当に毎日やった(服装に注目)(写真提供:ドミノさん)


 しかも、その賭け方というのが、1ドルかけて2ドルになるとそこでやめると言う非常に姑息な やり方だったと言う。

 それでも、ある日、勝って蓄積していた5ドルを使おうと、スロットマシンを回す。このスロットマシンは、賭ける額によって、 色々な並び順に対応してくれるというもの。列を増やすことによって、例えば、横一列だけじゃなくて、V字型などに並んでくれてもいい、というものでした。

Dee「またやってるんすか。どうっすか、勝ってますか?」

竜半「やー、駄目だねー。 もう少しで5ドルすりそうだよ。」

Dee「そうっすかー。まあ、そうなもんっすよ。」

竜半「そうだね、まあギャンブルなんてこんな……」


じゃらじゃらじゃらじゃらじゃらじゃらじゃらじゃら




戻る



Ads by TOK2