赤岳を歩く

2005、03、08 美濃戸駐車場  6:50 1705m
    快晴 行者小屋  9:00 2360m
 9:18
文三郎尾根分岐 10:47
赤岳山頂 11:24 2940m 2899m
地蔵尾根分岐 12:18 2765m
行者小屋 13:08 2350m
13:20
中山展望台 13:33 2390m
赤岳鉱泉 14:03 2185m
林道 14:39 1930m
美濃戸山荘 15:16 1705m
駐車場 15:23 1675m


最近忙しく、先週からず〜っと続けて仕事をしていて、
いつでも代休を取れる体制になった。
予報を見ながら山に向かう日を決める。
天気のいい 月・火でテント泊に行こうかと予定していたが、
日曜日に仕事が終らなく月曜日に食い込んでしまった。

火曜日の1日しか無くなって、日帰り出来るところを探す。
以前、冬の赤岳に挑戦して、登頂出来なく宿題になっていた
赤岳に登ろうと決める。
日・月と好天だったから、南八ツの美濃戸山荘まで車で
入れるだろう。

夜自宅を出発。
R19号線を走り、塩尻から美濃戸へ向かう。
途中、深夜0時を廻っているが、八ヶ岳美術館の裏山へ入って雪道で遊ぶ。
行き止まりまで走ってしまった。
Uタ−ンして、美濃戸山荘に向かった。

八ヶ岳山荘から先は、

「4WD&スタッドレス&チェ−ン以外は、進入禁止!」という看板がある。
チェ−ンを付けなくても良さそうな感じでしたが、チェ−ンを装着して進入した。
ケツを振り振り、やっとのことで駐車場に滑り込んだ。
さすがに平日で車は少ない。

1時30分 シュラフに潜った。

   
6時起床。
今朝はそれほども寒くなかった。ここ数日春の陽気になっているようだ。
広い駐車場の奥には、阿弥蛇岳が聳えている。
トイレは、美濃戸山荘にチップ制のトイレがあります。
年中営業の小屋の縁の下の力持ち。 ドアにはユニ−クな↑


ガ━━Σ(゚Д゚;)━━ン!

ここは無風なのに、
赤岳が見えるところで、やっと太陽の光が届く。 山頂は凄い雪煙が…
阿弥蛇岳
冬 登ってみたいなぁ〜 無理か!

 ☆画像クリックで大画像☆         行者小屋からの展望

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行者小屋に辿り着くまでに、若い女性と2人の阿弥蛇岳狙い組。
平日はほんとに静かだ。

行者小屋では、単独のおっちゃんに出会う。
「もう登ってきたんですか?」と尋ねたら、
「今から登るんだよ。だけど、風が凄いね」と…
このあと、たけさんは登り始めたけど、おっちゃんは追っ掛けてこなかった。

文三郎取付きから阿弥蛇岳を見上げる。
文三郎中間点
雪荒らしがすごい!
すげぇ〜 雪煙が舞い上がっている。
風が止めば、平和だ!
正面は、文三郎尾根の核心部。
雪山は美しい。
尾根を返り見る。
右上に行者小屋が見える。
雪荒らし!

ズ−ムで撮るとこんな風になっちゃった。


水に弱い
デジカメで撮れたことが不思議だ。
   
風の仕業。雪片が飛んで行く〜
稜線に到着。耐風姿勢でやり過ごす。


レンズの端に、雪片が付着!
シュカブラ
強風を物語る。
ここはすごい勾配。
雪の付着は少なく、鎖が出ていた。
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ここで3人組とすれ違う。
ザイルで結ばれて降りてきていた。
あと山頂まで10分くらいですよ。
風が強くて、地蔵尾根は諦めた。
こう言い残して別れた。
風は巻き込んできて、下から吹き上げてくる。
下を望めば、目眩しそうだ。
ここを渡るのかと思っていたが、渡らなくて良かった。
権現方面に向かうル−トだった。
←ここから 権現を眺める。
赤岳山頂
宿題が片付く。嬉し〜い♪
権現と南アルプス。
きょうは春霞が掛かっていて、富士山も3つのアルプスも見えない。
がっくし!

 ☆画像クリックで大画像☆             赤岳山頂から眺める。


風が凄くて標識を抱きながら、グルグル廻った。
歯抜けの部分は、他の写真を持ってきた。
まったく余裕の無い態勢だったのだ。

写真で見れば平和に見える。
ここでUタ−ンするか、先に進むか、決断せねばならない。
この時点では風が止むときがあり、なんとかなるだろうと
前進することにした。
この尾根は風が止んだ時に渡った。
赤岳山頂小屋から北方を望む。
右側のもの凄い傾斜にビビル。
素晴らしい眺めにウットリしながら、あっ 降りなければ!
時に耐風姿勢を取りながら、夏道をカニ歩きで降りてきた。
ずいぶん降りてきたが、まだ半分だ!
長いなぁ〜
赤岳展望荘
雪の付着は少ない。
地蔵尾根を眺めるが、よく判らない。
小屋の後は、屋根まで吹き溜まりになっていた。
ここをアイゼンのままつぼ足で歩く。腰まで潜った。

下では、竜巻のように雪が舞い上がり踊っていた。
赤岳 おなじみのショット。
地蔵尾根から横岳を眺める。
いつかはこの先を歩いてみたい。
地蔵尾根から赤岳を見上げる。
地蔵尾根を見下ろす。
下が見えない!
当然、雪煙は正面から飛んできます。
雪片が痛くて、まともに顔を向けることが出来ません。

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ここに辿り着くまでは風が止む時があったのに、
ここに来た途端風が止む時が無い。
かなりの時間待つが…止まない!
目だし帽を被り、メモリ−カ−ドを交換して(雪が入って壊れるかと思った)
下る準備に掛かる。
好天でも冬山は何が起こるかわからない。
フル装備できてよかった。

風は止まなく時間だけが過ぎていく。
止まないが下るしかない。

鎖が出ていて後向きで降りた。
雪煙 真っ只中!

                     ↑くさり

強風でトレ−スは消えていた。
唯一、くさりだけが見えていた。でも、その先には雪の山が…

雪の山を越えるしかないだろう。
ピッケルを全部雪に打ち込んで、足場を3,4度と踏み固め一歩一歩前進する。
生きた心地はしない。
前にも後にも誰もいないのだ。
途中で返り見る。
こんな凄い斜面を降りてるんだ。
尾根を下る。
先に崖がありませんように…と祈りながら。

写真中央から急降下!
木があって助かる。木の枝を掴みながら、樹間をラッセル。
ラッセルの途中でトレ−スを発見し、トレ−スに向かって
雪の中をモガク。
トレ−スは右側の尾根から続いていた。

                                 ここを下った↑

いま無事に降りてみると、この下りは実に面白かった。
またこのコ−スを降りたいと思う。

風は凄かったけれど、視界は良好。
行者小屋を見ながら降りれたので不安は少なかった。
雲が涌いてきていたら、赤岳からUタ−ンしていた。
快晴の天気に恵まれて良かった。
行者小屋では雪下ろし作業が行われていた。
雪の始末は大変だ。

 ☆画像クリックで大画像☆           中山展望台からの眺め

まだ時間はたっぷりあるから、赤岳鉱泉経由で帰ることにした。
展望台から地蔵尾根を望む。
トレ−スのあった左の尾根も手強そう。
展望台から、こんな眺めです。
中央に行者小屋があります。
赤岳鉱泉
この氷は人工物。
アイスクライミングしてました。
鉱泉を後にして、途中で返り見る。
林道に出ると雪上車の跡がある。
歩きやすいが、
雪上車に出会うと何処に逃げるんだ。
やっと、美濃戸山荘に辿り着いた。
林道歩きは疲れる。
駐車場 1000円也。
この駐車場まで辿り着けると赤岳を楽々日帰りできる。
1000円は高いが感謝せねばなるまい。
八ヶ岳山荘前の林道入り口の看板。

 ☆画像クリックで大画像☆      夕日に染まりつつある八ヶ岳を眺める。


八ヶ岳は、天気が良いと完璧なトレ−スがある。
人気の山だ。

美濃戸山荘まで車で入れると、実に余裕を持って歩くことが出来る。
リベンジが叶った。
ミニアルプスにまた来よう。

八ヶ岳山荘のお風呂
貸切だった。
モンベルカ−ドを掲示して無料で入らせて頂く。

その後、牛丼を注文したが不味かった。
次回はおでんにしよう。


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