3月の武奈ヶ岳・西南稜を登る。

坊村→武奈ヶ岳→坊村

2003、3、20 駐車場  7:45  <305m>
 曇りのち晴れ 稜線  9:10  <840m>
御殿山 10:06 <1095m> 1097m
西南稜始まり 10:26 <1095m>
武奈ヶ岳 10:58 <1190m> 1214.4m
11:07
ワサビ峠 11:41 <1035m>
御殿山 11:52
登山口 12:50



 <   m>は、腕時計が表示した標高。誤差あり。

ネット仲間の武奈ヶ岳の山行記を拝見するたびに、西南稜が気になっていた。雪の西南稜はどんな感じだろうと思い、急に行きたくなった。

夜、坊村に向けて車を走らせた。途中、マキノあたりから雨が降りだし、
朽木村に入ると雪に変わった。天気を読んできたのに、まだ、冬型の
気圧配置が残っているようだ。こんなはずじゃなかったのに… 仕方が無い。
とりあえず寝よう。朝の天気に期待して深い眠りに入った。

起きて空を見上げると、雲は多いが青空も見える。
行けるところまで行って、Uタ−ンすればいいや!と、
早速登ることにした。

buna

無料の駐車場には、二台だけ

静かな朝を迎えました。

その車は、

登山者ではなかったようです。

朝でも出会いはありませんでした。

駐車場から少し下った所に、御殿山コ−スの登山口があります。
赤い橋を渡り、参道の突き当たりから登ります。
昨夜の雪が薄っすらとあります。けど、
下山時は、消えていました。
光と影
杉林の中には、トレ−スがいっぱい。

途中で、若者2人に出会う。

昨日の雪でトレ−スは消えているだろうと思っていた。だが、
この若者達は、武奈ヶ岳でテント泊して、今下っているところだという。
なんと L u c k y ! 
トレ−スを辿って行けば、武奈ヶ岳に必ず行ける。
若者達に感謝、感謝である。
稜線に出ると、風が強く、雪庇もいっぱいあります。
この雪庇の上を歩いて行きます。
雪庇の上から返り見る。
さらに登って返り見る。
下の雪が、上の写真の雪庇部分です。
杉林は全然雪が無かったのに、稜線に出ると雪がいっぱい残っている。
結構締まっていて、カンジキも要らない。
この雪の中を、ズンズン登って行く。
展望できるようになった。白い山は、蓬莱山1174m
御殿山から、西南稜を望む。
上空は、黒い雲ばかり… しかし、高いところを流れており、ホワイトアウトになる気配はなし。
よし、行ける! 行こう。
下ってきて、御殿山を返り見る。
2m程の雪庇、総て琵琶湖側に出来る。
ワサビ峠と御殿山
これが雪の西南稜、素晴らしい尾根だ!
太陽の光が凄い速さで流れていく。
危険も無く、快適な稜線歩きが出来る♪ 天気が良ければ…
急登直前
山頂付近は、樹氷があるようだ! L u c k y ! 
途中から、尾根を返り見る。
急登の始まり
大好きな樹・樹氷だぁ―!
この樹氷は、枝の付近は透明化していた。
急登を登りきると、またまた素晴らしい尾根。
誰も居ない。独りでこの景色を満喫。 ヾ( ^◇^)ノ最高っ♪♪ 
武奈ガ岳の西斜面
このような景色を見えるとは、思ってもいなかった。
関西圏にも、いい山があった。( ^_^)V
山頂直前から、西南稜を返り見る。
またここを歩けるとは、嬉しい限り。
最後の登り
山頂の右の黒い点=休憩している登山者
山頂には、自分を含めて2人だけ
静かな、360度の大展望を満喫する。
遠くは霞んでおり、はっきり見えなかった。
北稜を眺める。
釣瓶岳1098mを経由して、スキ−場に戻れる。
北面から、武奈が岳を見上げる。
雲の色も白くなって、天気が良くなってきた。でも、風は相変わらず強い。

山頂では、もう1人の方が、出発の準備に掛かっている。
この後すれ違い、スノ−シュ−で北稜に向けて、颯爽と下って行った。
釈迦岳と比良山スキ−場・その向こうには、琵琶湖が見えているのだが、
デジカメの目には映らなかった。
山頂から西南方向を望む。
武奈が岳は、この方向がいちばん ヾ( ^◇^)ノ最高っ♪♪

山頂から少し下ったところで、デジカメのメモリ−カ−ドを交換していたら、
突然下から女性(単独)が現れる。スキ−場から来たと言う。
その人曰く。「今年は雪が多く残っている」と、言っていた。
自分は初めて比良の山に来たものだから、いつも此れくらい有るんだろうと思っていたのだ。

この女性の方は、2月に坊村から登ったことがあるとも言っていた。
でも、腰まで埋まるラッセルがイヤになり、途中敗退したそうです。自宅に13時には戻っていたと…
「女の体力は知れたもの…」と、実感を込めて言っていた。

厳冬期の2月かぁ〜 来たいものだ! テントを持ってねぇ。
帰りながらも、気に入った西南稜の写真をいっぱい撮る。
天国まで続きそうな、素敵な尾根♪ ワサビ峠への下り
シリセ−ドをしようと座ってみたが、全然滑らない。
太陽が高くなるとダメかな。
御殿山から、最後の眺望を、心置きなく… 御殿山の登山口
坊村にあった茅葺の資料館
茅葺越しに、御殿山を望む。 帰り、伊吹山麓でこの記録をGet!
もうこんなにも走ってしまった。


御殿山コ−スでは、途中で出会った若人2人以外は誰とも会わなかった。
登りも下りも独り。ほんとに静かな山旅を満喫できた。
武奈ヶ岳・西南稜はとても素晴らしい尾根だった。

3月に登ると雪も結構締まっており、快適に歩けた。
2月だったら、こうも簡単に登れなかっただろう。
思わぬ樹氷もあり、最高の1日でした。

ザックには、アイゼン&カンジキを付けて来たけれど、使うところ無し!
この時期に於いては、ピッケルは不要。Wストックが有効ですな。

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