旭岳〜十勝岳縦走

今年は北海道の屋根を歩きたいと思っていた。

何時がいいか。
超割が設定されるのを待つが、いくら持っても設定がない。
旅割の座席数が少なくなり、思い切って超割は諦め旅割で予約した。
少しでも安くしたいとシ−ズンオフぎりぎりの6月末と決める。

飛行機の山旅では天気は運。
毎日予報をチェック!
当初は悪天予報でウツ。台風襲来でウツ。
出発前には予報が急転して太陽マ−クいっぱいに…
台風も逸れてよかった。

悪天の時のことを考え、レンタカ−を予約した。
いつもの荷台がフラットになる“フイット”。
登山口に車泊するため…

タクシ−&電車での移動も考えたけれど、車があれば
好きな処どこへでも行けるからね。
ずい分割高になるけれど、
宿に泊まることは一切計画になかったんだ。

2008、6、26 ロ−プウェイ姿見 6:20
 快晴 微風 旭岳石室 6:46 <1730m>
9合目 8:14 <2270m>
旭岳山頂 8:40 <2370m> 2290.3m
間宮岳 9:30 <2285m> 2185m
北海岳 10:15 <2270m> 2149m
白雲岳分岐 11:19 <2215m>
   往復後発 12:06
白雲岳避難小屋 12:36 <2065m>
忠別沼 15:23 <1850m>
忠別岳 16:33 <2025m> 1962.6m

今年の残雪状況をネットで調べていたが、
生の情報を聞きたいと地元のHP“みの吉”さんにメ−ルを送ってみた。
返事が届き 「今年は2週間早い。」と返事を頂く。
これなら6月末でも大丈夫だろう。嬉しい情報に感謝です。
ありがとうございました。<(_ _*)>
千歳空港 19:20 着
旭川空港着もあるが、1日1便でそれも到着時間が遅く、
旭岳行き(乗換え)のバスはもうない。(タクシ−利用は頭にない)
これなら1日丸損!

千歳空港レンタカ−屋で閉店前に手続きすれば、翌朝から歩くことができる。
これなら1日を有効に使える。
会社を昼で切上げ、余裕持って空港に向かった。
夕方の空港利用客は少なく快適だった。
機内もガラガラだった。


手荷物カウンタ−では、重量は合計15kgまで(無料)と言われる。
この時は 24.5kg あった。
「今回は勘弁して〜」 と嘆願して搭乗となった。
軽量化を考えるか、先にレンタカ−屋に荷送しておくか
考えねばならない。
帰りは最終便。満席だった。

洞爺湖サミットが4日後にあり警備が厳しいのか、
昔からザックに入れていた“ライタ−”が検査に引っ掛かった。
忘れていて ちと焦った。
翌朝は素晴らしい天気♪
千歳空港は曇空だったけれど、ここでは満天の星空だった。
北海道で見る初めての星空…
大雪山無料駐車場
レンタカ−屋で水を5L頂き、20:00出発。
大雪山無料駐車場まで192km。23:45到着(下道)。

レンタカ−は新型フィット。
25日20:00〜30日20:00まで24H×5=120H
キャンペ−ンをしていて、@25800ー
無料駐車場から歩いて1分。
無料駐車場を使うべきである。
千歳空港 ブル−スカイ(営業19:00まで) 0123-46-2460 に、
ガスカ−トリッジを予約していた。@630ー
「到着時間までくらいなら居ります。」って言っていたのに、もう誰も居ない。
ガスカ−トリッジ買えずレンタカ−受付に向かった。

ロ−プウェイの売店で、ガスカ−トリッジを売っていることは知っていたので平気。
営業始まりまで待つことを覚悟していたが、なんと 5:50 に開店!
朝一番のお客となり無事購入できた。@530ー
今回はエキノ水との戦いで必ず購入しなければならなかった。

そして、一便に乗れた。
駅舎が開くのは5:45。
庭をウロウロしてたら、この花満開だった。
旭岳を眺めたり、旭岳温泉を眺めたり… 頂上駅舎から下界を見下ろす。
もう雄大な趣がある。
残雪があったり 黙々と噴煙が… 迫力ある。
案内図を載せておこう。
花は少なかった。やはり7月10日頃が見頃か?
右側の最短コ−スで登る。
ほんとに天気に恵まれた!
こんなに嬉しいことはない。
石室とトイレ 石室内部。
奇麗です。屋根裏にも行けるらしい。
頂上駅舎で携帯水筒を満タンにした。
飲んでびっくり!

ムチャ 不味い!
エキノ水対策で薬剤が入っているのかも知れない。
水は前もって準備すべきであった。
振り返ると もう景色は素晴らしい。
ザックには水5.5L、オレンジジュ−ス1.5L入れてあり重い!
冬のザックより重い気がした。

エキノ水を触りたくないと重いのを選んだ。
お花と十勝連峰
溶岩台地を歩く。
これ以上無い天気です。
いやぁ なんと表現しよう。
待望のトムラウシ確認!
噴煙の中を歩きます。
山肌は凄まじかったよ。
息を呑んじゃった!
トムラウシ 近くに見える。
ただ1人、このおっちゃんに追越されてしまう。
感動の長靴登山だったよ。
金庫岩から山頂近い。 金庫岩から返り見る。
雄大な大雪を
2人仲良く登っています。
素晴らしい眺めだね。
旭岳山頂は広かった。
爆裂跡を見下ろす。
北海道一の屋根に到着です。
おっちゃんも 「今年は2週間雪融け早いね。」 と言う。
みの吉さんと一致。

そして、なんと!
昼から仕事だけど、あまりの好天に登りに来たと言う。
羨ましい一言。

 ★画像クリックでパノラマ★            旭岳からの眺め

この眺め… 幸せ者ですね。
今日は気温が低くて、遠くまで眺めることが出来た。
この時期メッタニこういうことは無いそうだ。
中央…雄阿寒。 その右…雌阿寒。
旭岳の裏側は喉かです。
雪渓を下り、白雲岳を眺めた。
意外と遠い。
小さなお花がたくさん咲いている。
間宮岳〜白雲岳の尾根
中央 旭岳を返り見る。
間宮岳山頂

 ★画像クリックでパノラマ★          間宮岳からの眺め

御鉢平を一望。
見えて感激した。
ほとんど平らな縦走路。
今から向かう尾根。
トムラウシも目線の高さだ。
平でも、それなりに時間は掛かる。
旭岳からは独りぽっちです。
まだオフシ−ズンなんだね。
賑やかより静かな方が良い。
シャクナゲと烏帽子岳 一面お花畑だ。
でも、花が小さ過ぎて土に同化してしまう。
もうこんなにも歩いて来ちゃった。
烏帽子岳
   
ここまでで2人とすれ違っただけ。
雪融けの冷たいエキノ水。
どれほど飲みたかったことか。
グッと堪えた。
エゾコザクラか?
ハクサンコザクラとの区別がつかない。

満開。

コザクラは好きな花で、
出会うと嬉しくなってしまう。
 
白雲岳への登りから返り見る。
白雲岳分岐です。
白雲岳へは、正面鞍部に向かって登る。
当初ココを飛ばそうかと思っていたが、ココに立ってみて行きたいと思った。
サブザックに水とデジカメ入れて歩き出す。
鞍部を登りきると、草野球できそうな広場があった。
白雲岳山頂は雪渓左端を登ったその先。
ココの眺めは一味も二味も変っていた。
パスしなくて、ほんとに良かった。
雪の帯は細いが良い眺めですね。
残雪をアピ−ルしてみた。
白雲岳 ほんとに良い眺めです。
山頂には、帯広から来たと言うおっちゃんが1人居た。
雪融けが早いから、お花も咲いているのではないかと来てみたらしい。
この眺めを貸切で、昼食したり、コ−ヒ−飲んだり…
大満足のよう。

内地の人は、時間がないからと長時間歩くんだよね〜。
(自分に言われているようだ)
朝4時に登り始めたグル−プが居てね。
熊をたくさん見かけてその日の登山を中止したと…
熊の朝食時間は4時頃だからね。

w( ̄△ ̄;)wおおっ!
明日からは4時出発の予定なんだけど…
たけさんは手前の短い雪渓を降りた。

おっちゃんは正規ル−ト?の長い雪渓を降りる。

どちらも かなり急。
分岐に戻り、ザックを持つと一段と重く感じた。
おっちゃんに軽く追越された。
ヾ( ^◇^)ノ最高っ♪♪
この雄大さに度肝を抜かれた。
そして、下方の小さな丘に小屋があり、立地の妙に感激!
テント場だと思うけど、朝礼台があって不思議。
小屋の内部を撮る。

管理人さんは、まだ掃除してないから
散乱したままだよ〜 と外から声。

管理人さん2人居て、
基礎部分の石垣にコンクリ−トを詰めていた。
ご苦労様です。

湧き水ありますよね〜と聞くと、
今は湧き水出口から取水口まで(雪渓で)長いから、
飲まない方が良いよ。とおっしゃる。

そうしますと、口にせず出発することにした。

ス−パ−デリオスを持っているが、使う気起こらず。
持っているだけでも安心だった。
 
小屋からの絶景展望。
帯広のおっちゃんと2人で眺める。

おっちゃん曰く
小泉岳〜緑岳は、花のゴ−ルデンコ−ス(7月10日頃最高)だから
次回は歩いて見て。
今回はボチボチと咲き始めていたくらいだったという。

おっちゃんとは、ココでお別れです。
忠別沼良いよ〜 と言い残し…
途中で気になる “ニペソツ山” (中央)を撮る。
どんどん下ります。
白雲岳が聳えていた。
スレ−トのような平らな石がたくさんある。
高根ヶ原もう近い。
感激のウルップソウが咲いていた。
振り返ると、旭岳は遠い。
またまた ウルップソウ畑に感動!
今来て良かったと思う。

7月中旬〜8月初旬頃は、もっともっとお花が凄いだろうなぁ〜
この頃に来て見たいなぁ〜
ウルップソウ畑とトムラウシ。
熊の遊び場 “高原沼一帯”
たけさんも遊んでみたい。 もちろん貸切でねっ!
 かなり歩いてきたが、まだ先は長い。
ここもお花畑。

ここでヒサゴ沼出発という若いカップルに会う。
今日は白雲テント場までだそうだ。
小屋から初めて出会った人達。
その後は会うことは無かった。
コマクサは開花前。
忠別への登りに掛かると、ハイマツが道を塞ぐ。 掻き分け前進。
ハイマツ帯を抜けると、穏やかな道。 沼地もある。
コザクラ他 お花いっぱい。

穏やかな道。

でも、
旭岳からずぅっと石ころの道が続き、
足首にはかなり疲れが溜まっているようだ。

またハイマツ掻き分け
前見て、後見て…
雲もそんなに湧かなく、素晴らしい日だ。
ココに来て、忠別岳がやっと見えた。
忠別沼に下ります。
忠別沼は、右も左も広〜いお花畑だった。
またまた コザクラだ―。
こっちが普通種? 登りでは、掻き分け始まる。
掻き分け終われば、素晴らしい眺めが待っていた。
穏やかな道になり、 ワイワイ咲いている。
朝の旭岳が近く見える。
憧れのトムラウシもまだ遠い。
忠別岳のポ−ルが見えた! もう少しだ。
化雲岳の壁
爆裂火口の跡だろうか?
トム 待ってろよ〜
今日は最高の一日だった。

 ★画像クリックでパノラマ★        忠別岳からの眺め

ほんとに最高の眺めです。
色々な眺めがありました。


ここで右膝の後の筋が痛くなり、ストレッチするが良くならない。
少し周りを散歩してみる。
雪渓があり、翌朝のために足跡を掘っておいたり…
もう心は決まった。

仕方なくココでビバすることにする。
熊避けは風鈴だ。
風鈴はハイマツに縛り、雪渓の上にホテル設営。

どんぴしゃで好天になり、北海道の屋根を歩けた。
これほども雄大だったとは…

足が回復しますようにと祈りながら眠りに付く。

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