北アルプスのど真ん中を歩く

船窪小屋→不動岳→烏帽子岳→野口五郎小屋

2004、08、10 船窪小屋  5:03 <2410m> 2450m
    ガス テント場  5:18 <2370m>
針の木谷出合分岐  5:46 <2170m>
船窪岳  6:05 <2275m>
船窪乗越  7:04 <2415m> 2459m
アン部  7:54 <2225m>
不動岳  9:09 <2555m> 2595m
アン部  9:45 <2370m>
南沢岳 10:35 <2560m> 2625m
11:00 <2430m>
烏帽子岳分岐 11:35 <2465m>
烏帽子岳 11:56 <2510m> 2628m
烏帽子岳分岐 12:12 <2410m>
烏帽子小屋 12:48 <2450m>
三ツ岳 13:54 <2715m> 2844m
野口五郎小屋 15:31 <2835m>



<   m>は、腕時計が表示した標高。誤差あり。

4時目覚ましが鳴る。
すぐ起きて、ザックを持って外に出た。
あれっ!

深夜、トイレに行った時は満天の星だったのに…
起きて外に出て見ると、霧が立ち込めていて展望が叶わなかった。
昨日歩いたコ−スや今から歩くコ−スを見たかったのに。。
槍もすっきり見えるらしい。
残念無念!

昨夜頂いた弁当(おにぎり2ヶ)を外のテ−ブルで頂く。
囲炉裏の傍は朝食の準備で慌しいから、外で食べたのだ。

昨日取ってきた水で水筒を満タンにして、余った水は捨てた。
ザックの中には2Lの水を持っている。(昨夜補充)
今日は野口五郎小屋までの長丁場だ。
急ごう!

funa0408  
たけさんが二番目の出発だった。(5:03)

余った水を捨て、パッキングしてる時には
中では朝食の最中なのに、お二人がお見送りに
出てきてくださった。

鐘を鳴らして、無事を祈ってくれる。
「がんばってねぇ」
と、お嬢さんの言葉♪

素敵な笑顔で見送ってくれる。

o(*^▽^*)oありがと〜♪

昨夜のことがいい思い出として、
頭を過ぎる。

また来ます!

すると、おかあさん
8月中にきてくださいネ。と言う。
お嬢さんのアルバイト期間らしい。

(ノ><。)ノ うぅ。。
来れるかなぁ〜

( ・_・)ノ ジャッ! 行ってきます。
なんとも素敵な小屋だった。
今年で50周年を迎えたそうです。
晴れていたら、こんな素晴らしい展望があったんだぁ〜
船窪小屋のHPから写真を頂きました。<(_ _*)>
テント場へ下る、なが〜い梯子。 ここは山半分、大崩壊地になっている。
登山道の際まで進行中。
もちろん、道が崩れてるところもあった。
このように凄い様相なのだ。

                                                           不動岳↑

ガスの下に出てきた。

o(▽≦)◯〃 お〜! 槍だ!
真正面にこんなに大きく見えるんだ。
船窪小屋から見たかったぁ。
大崩壊地はこんな景色!
まさに崩壊地の際を歩く
正面は七倉岳
こんな急坂を下る。
落石予防の為、順番待ち!
下から「いいよぉ〜」の合図で下りる。
2人下りるのを待った。
登山者が多ければ、渋滞確実!
ガスが急に晴れ、針の木岳が見えた。
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このUpDownの多いところを、船窪の御主人さんが整備されているようです。
ほんとに感謝です。
大崩壊地の際に登山道があるため、登山道が寸断されているところもあった。
そこは新たに草を刈ってル−トが出来ていた。
草を刈っただけだから、道はズルズルと滑る。こんな状態だけど、文句は言えない!
出てくるのは、感謝の一言なのです。

        ↑不動岳

不動岳はまだまだ遠い。
ヾ(≧▽≦)oうっひょう〜 
針の木岳と蓮華岳が見えた。
ラッキ−!
眼下には、高瀬ダム
七倉岳にも一瞬ガスが途切れ、ヘリがやってきた。(2回)
荷揚げは成功した。
今夜からの食事も安泰だ! 良かった。
途中でガスが取れて、遠くに南沢岳かな? 見えた。
かなり歩いてきたが、まだまだ遠い不動岳。
ここは船窪岳だったか?、まだピ−クが2つも待っている。
辛い道がまだまだ続く。
七倉岳を望む
もうこんなにも歩いて来たんだぁ〜

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昨日の船窪のテント場は満杯だった。10張ほど。
今日、烏帽子に向かっているテント泊の者は4人だった。
皆大きな荷物で大縦走していた。
たけさんの4日間は短い方だ。

烏帽子から来た登山者に出会ったのは3人だけ!
ほんとに静かな登山道だ。
一番最初に出る合言葉は、「凄い道だね。」だった。


テント泊の登山者に出会った時、衝撃の情報を得た。
それは、
今年から野口五郎小屋のテント場は使用禁止!になったというものだった。
ガ━━Σ(゚Д゚;)━━ン!
その方も野口五郎小屋のテント場に張る予定だったけれど、
禁止と言うことで、急いで次の烏帽子小屋テント場まで向かったそうです。

途中でビバ−クか!小屋泊まりか!迷ったが、成る様にしかならん!
とりあえず、野口五郎小屋まで行かなければ、
明日の予定が狂ってしまう。
こういう大きな岩場も登る。 ここを登れば不動岳か?
不動岳間じか!
最後は心地いい稜線歩き。
でも、ガスで展望は無い。
不動岳を過ぎれば、また急降下!
ガスで展望が叶わなくても、花は歓迎してくれる。
ここを登れと言うのか!
実は大したことなかった。
ここを登れば南沢岳? 違った。
もう一登り必要だった。
途中で、烏帽子岳が見えた。 ここが南沢岳の山頂。
石に「南沢岳」と書いているのみ。
小さいコマクサがいっぱい咲いていた。
烏帽子が正面に見えた。
ここからの展望は良いね。ガスってなかったら最高だろう。
烏帽子に掛かるガスが取れてきた。
奇麗な逆さ烏帽子は見えなかった。
池の廻りは、大きなお花畑になっている。

           ↑南沢岳                        ↑不動岳      ↑七倉岳

ガスが取れ、今歩いて来た山を返り見る。
分岐にザックをデポして、サブザックに水を入れて烏帽子岳に向かう。
ガスが完全に取れて、超ラッキ−!
中央の大岩には、トラバ−スしている登山者
(赤い点)がいた。
取り付きに辿り着いてみると、鎖があった。
渡りきっての写真です。
岩の割れ目に足を乗せてトラバ−スする。
烏帽子岳山頂
左の大岩の上には、怖くて登れない!
烏帽子山頂から池を望む。
烏帽子山頂から、前烏帽子を望む。
烏帽子岳直下から前烏帽子岳を望む。
烏帽子岳に登る途中で、
昨日船窪小屋の近くでお話した方(この方は下り)と出会った。
この方も野口五郎小屋まで向かうようです。
小屋でまた会えますね〜 と話して別れた。
前烏帽子から望む。
烏帽子岳 かっこいいじゃん!
前烏帽子から裏銀座の山々を望む。
烏帽子小屋
小屋の正面には赤牛岳があった。
ここで水を補給(500cc @100)
ビバ−クに備えて準備完了!
…---…---…---…---…---…---…---…---…---…---…
烏帽子小屋に到着すると、サッキお話した方が休憩していた。
八方尾根から入山して、燕岳から下山されるようです。
すご〜い長旅!
暫しお話して、たけさんが先に出発した。
いよいよ野口五郎岳に向かう。
手前のピ−クが三ツ岳。
三ツ岳が聳える。

(^◇^;)> いやぁ〜 烏帽子からコ−スは楽ちんラクチン♪
高速道路のようだ。

蓮華から烏帽子まで、ほんとに凄いコ−スだった。
この凄いコ−スを炎天下の下で歩いていたら、たぶんバテバテだったろう。
この二日間ガスっていて良かったぁ。

昼頃ガスが晴れて、明日の天気に期待が持ってる。

                                    お話した方が追いついて来た。 ↑

三ツ岳の登りから、烏帽子岳を返り見る。
ガスがドンドン湧いて来る。もうすぐ烏帽子も見えなくなるだろう。
烏帽子を通過する間、ガスが晴れてまたまたラッキ−だった。
裏銀座の心地良い稜線歩き♪ こういうところもあるが、
ほとんど水平移動。ほんとに楽チンなのだ。
「小屋まで500m」

今まで未だか未だかと、黙々と歩いて来た。
この500mを見て、あともう少しだ!

気力が萎えた。
歩く速さもガタ落ち!

ガスで何も見えないから楽しみも無い。
400・・300・・200・・100m
長かったぁ〜
   
やっと野口五郎小屋に着いた。
テント泊予定の大学の連中も今日は小屋泊まりのようだ。
結局、ビバ−クするに良い場所は無かった。
風も強かったしね。
今日は素泊まりにしようかと思っていたんですが、自炊部屋では大学の連中が大きな鍋で
豪華な料理をしており、その傍で質素な食事を作ることは恥ずかしくて出来なかった。
だから、夕食と弁当を頼むことにした。
結局、食料が減らなくて明日も重いまま歩くことになってしまった。

夕食は2回に分けられた。
今日は団体さんが多くて小屋も満杯!
一畳に2人ということだった。

食事はツイツイ昨夜と比較してしまう。
おかずは一般的か。でも、ごはんは不味かった。


食後は、
食堂兼談話室で烏帽子で出会った方と話をした。
途中で携帯に電話が入り、最終日が仕事になったそうです。
予定変更にどうしようかと地図と睨めっこです。
八方尾根の黒菱平に車を置いてるようで、回収しなければならないことがネック!
あと二日間。
予定していた燕までは無理だろうと、たけさんの読売新道を下るコ−スも検討。
決まらず、朝まで悩んでいたそうです。浜松の方だった。


時間と共に一人減り二人減り、、、
最後に残ったのは、また たけさん独りだった。

隣の厨房の部屋には、団体のガイドさん(2人)が招待されて、
こちらは独りだから、やたらとガヤガヤ煩さかった。

この小屋は本が無い!
退屈だぁ〜
テレビは美空ひばりさんの特集をしていて、独りでしんみりと唄を聞いていた。
あぁ〜さみしっ!

天気予報では、明日は日本全国ピ−カンらしい。
良かったぁ〜
しかし、外はガスで何も見えなかった。
深夜、トイレに行ったとき、ついでに外に出てみたが
依然ガスばかり。
ちょっと明日の天気が心配になった。

   

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