極楽平・島田娘を歩く

2005、3、21 駐車場  8:16
   快晴 千畳敷  9:35 <2740m>
       極楽平 10:23 <2950m>
宝剣取り付き 10:40 <3010m>
極楽平 発 11:33
島田娘 11:58
     発 13:32
極楽平 13:52
千畳敷 14:14


ず〜っと仕事が忙しくて、休み返上で土日も仕事をしていた。
気分転換しなきゃと、天気予報をチェックする。
明日は晴れそう♪


以前、写真の応募で頂いた「ロ−プウェイ優待券」が残っていたので、
三の沢岳を歩いてみたいと出掛けることにした。

たぶん日帰りでは山頂まで届かないだろう。
それでも良い。
13時になったところでUタ−ンする。
こう決めて、登山届に記す。


深夜10時自宅を出発。
雨が降っていた。
冶部坂で雪に変わったが、山を下ると雨になり
駒ヶ根では雨があがった。

星は見えない。
ただただ明日の好天を祈りながら、
1時半シュラフに潜った。


目覚ましを6時50分にセットしていた。
しまった!
目覚ましで目が覚めた時には、周りは明るかった。
素晴らしい好天!
モルゲンロ−トをまたまた見ることが出来なかった。
最近、気合が足りない!(^_^;)
駐車場から千畳敷を望む。
素晴らしい天気だ。o(*⌒O⌒)b
3月ともなれば人が動き出す。
始発のバス便は大勢の観光客を乗せて出発した。
途中でチェ−ンを巻く。
運転手が巻くのかと思っていたが、分業になってる
ようだ。待機していた。
角材に内側のタイヤを載せて、外側にチェ−ンを
巻く。 なるほど!
ロ−プウェイで登って来る時、黒い動物を見た。
隣に居た女性の方と「今の熊だよね」って意見は一致したが、
なんで熊が今いるの? 冬眠してないのか?
ほんとに熊だったのか?
いまでも不思議だ!
同じバス、ロ−プウェイで登ってきた長野県登山指導員の方に登山届を出す。
同じロ−プウェイで登ってきた登山者は、自分を入れて2人だけ!
あとは観光客とアマチュアカメラマンと指導員2人。
もう1人の登山者も三の沢に向かうようです。

指導員から
稜線は凍っているから気をつけるようにと助言を。
もう1人の登山者から、極楽平へは
「真っ直ぐ登って、途中から左へ登る」
ありがたい情報を頂く。

外では、たまに風が舞って地吹雪が起こっている。
観光客は逃げ込んで来る。

出口でスパッツを付け、アイゼンを履き、ピッケルをザックから外して準備する。
その傍では、もう降りてきた登山者がアイゼンを外していた。多数。
一通り千畳敷の写真を撮って、
もう1人の登山者より先に出発した。
トレ−スのない真っ白な雪の中に足を踏み入れた。

途中から左に

覚えていたが、真っ直ぐ登ってみたいと
中央の岩を目指して登る。
…---…---…---…---…---…
昨夜の雪の分だろうか?
靴が隠れるくらいのラッセルが続く。
かなりの急傾斜だから、雪がこの程度でも苦しい。
真ん中に、もう1人の登山者が登っています。
かなり急でしょ。
中央の岩目指して…
登ってきた。

岩の下を左にトラバ−スした。
なんと!
岩の真下を通った時、ズボッ!
腰まで潜った。
吹き溜まりは予測していたが、今までアイス
バ−ンだったから問題ないだろうと思っていた。
潜った場所はパウダ−でした。

この傾斜では、そう簡単に脱出出来なかった。
ピッケルを雪面に打ち込み、それを頼りに
腕力で身体を持ち上げ脱出する。

壷の縁を歩くように慎重に歩を進めるが、
またズボッ!
ほんの一歩(30cm位)の差で腰まで潜る。

壷の縁という感覚は、平均台を歩いている感覚。
それも5cm幅くらいのもの。
ここだけアイスバ−ンとなっていた。

途中から左にトラバ−スした方が楽だったようだ。
この傾斜を登ってきた。  
極楽平から宝剣方面を望む。

雪が少なく、雪面はバリバリ!
極楽平から島田娘を望む。
三の沢岳を眺める。
先ずは宝剣を見たいと向かう。
宝剣が姿を現した。
雪の付着は少ない。って言うか
今年はやっぱ雪が少ないようだ。

今の時期は眺めるだけ!で充分満足。
技術が無いから眺めるしかないのだが、、、。

 ☆画像クリックで大画像☆             中央アルプスを眺める。

風が偶に吹いてくるがすぐ止む。
烈風じゃなくて良かった。
今日は素晴らしい好天だ。
澄んだ空気に大感激♪
北面は荒々しい。
こんなにゆっくりしてて、三の沢を歩けるのか!
もうこの時には“まったりモ−ド”に気持ちは切り替わっていた。
宝剣の眺め
岩の陰に座って、正にまったり。
1時間も南アルプスを眺めながら、のんびりした。
もう1人の登山者は三の沢に向かったのだろうか?

いまここに独り。
自分だけの至福の時間だけが過ぎていく。
実に心地良い♪
今回は雪の状態の偵察と相成った。
もうひとりの登山者は何処に?
三の沢には人の気配が無い。
島田娘を下って行ったのか?
巨大なエビの尻尾!
大きくてビックリした。
至るところ 尻尾だらけ。
尻尾を食べながら歩き、持ってきた水は減らなかった。
途中のピ−クから、宝剣を返り見る。
素晴らしい眺めだ。
カ−ルには、登山者がいっぱい下っているのが見える。↑↓
ほんとに人間は小さい。
極楽平方面は人気無しだね。
静かで (^∇゜Ъ グーッド!
どう歩こうか?
来年まで、この写真見て考えるよ。
寄り道しながらたっぷりと時間使って、島田娘に向かう。
今しか見えない景色。
島田娘は、尻尾の巣だった。
未知のコ−スを眺める。
今年こそはと誓うが…
三の沢カール
御嶽山のすっきりクッキリな眺め。
一月に登った時より雪が多そう。
登るなら今の時期か。
雪面が輝く。
またまた腰を降ろして、まったりとする。
南アルプスの眺めが素晴らしい。

 ☆画像クリックで大画像☆             南アルプスを眺める。

 ☆画像クリックで大画像☆             八ヶ岳を眺める。

帰り道。
ここをラッセル! めっちゃシンドそう。
ホテルとロ−プウェイ駅を見下ろす。
良い眺めだなぁ
もう1人の登山者が登ってきたトレ−スを辿り、下ることにした。
ありゃ!
もう1人の登山者は未だ下りてない模様。
全然姿を見つけることが出来なかった。

この傾斜は凄いよ。
o(*⌒O⌒)b

                     ↑下りてきたトレ−ス         ↑登りのトレース

自分の付けたトレ−スに感慨深いものがある。
途中でシリセ−ド!
座ってもすぐには滑らない。雪が重い!
手で雪を掻いて勢いをつけるがズリズリと滑リ下りるだけ。
しかし突然ビュ−ンとスピ−ドが付く。
慌てて、ピッケルで制動をかける。

ここは下が底なしだから、気持ち良くシリセ−ドは出来ない。
途中でサッサと2本の足で立ち上がった。
雪を蹴りながら下りてきた。
雪の玉となって転がり面白い。
観光客の行動範囲は狭い。
極楽平を振り返る。

 ☆画像クリックで大画像☆           千畳敷を眺める。

下界と南アルプスの山々
アイゼンとピッケルを干しながら、
自分が付けたトレ−スを眺める。
気持ち良い♪

14:50発のロ−プウェイがもうすぐ発車します。と放送がある。
最終便16:00に乗ろうと思っていたから、ゆっくりしていたが
間に合ったならこの便で帰ろうかと、
アイゼンを片付け、ピッケルをザックにセットし、
ゆっくりとロ−プウェイに向かう。
なんと! 待っていてくれた。
乗って間もなく出発となった。

ロ−プウェイから極楽平を見上げた時、
もう1人の登山者が下山していた。
いったい何処に居たんだろう?


冬の千畳敷
1月か2月に来てみたい。
表層雪崩れの危険で稜線まで登れないかもしれないが…

ロ−プウェイで一気に2600mまで運んでくれるのは、
実にありがたい。

次は三の沢岳行きだぁ(⌒⌒)/

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