岳沢周遊

以前 西穂から奥穂へ歩いたとき、
ガスで展望の無いジャンダルムをパスしていた。

それが気になっていて、今回ジャンダルムに登ろうと決めた。
ジャンダルムには最短ル−トである「天狗のコル」を登ろうと思う。
天気は雨→晴という微妙な予報であるが出発することにした。

自宅出発は曇りでしたが途中から雨。
予報を信じて眠りに入る。

2007、10、05 上高地 9:15 <1500m>
   曇り 岳沢登山口 9:33 <1510m>
水場 11:37 <2110m>
岳沢売店 11:46 <2155m>
水場 12:26 <2315m>
Uタ−ン決定 14:06 <2750m>
    発 14:16
隣の沢へGO! 14:32 <2655m>
水場 発 15:06
天狗のコル 15:39 <2865m>

朝 目覚めると雨がまだ降り続けていた。
雨の出発はイヤなので、そのままシュラフに潜って待機した。
今日の予定は「天狗のコル」までだから余裕があるのです。
2時間ほど待って、雨が止み、バスに乗って上高地に入りました。
奥穂は雲の中。
明日の好天予報を信じて登ります。
河童橋を渡って、すぐ岳沢登山口に到着。
岳沢ヒュッテは雪崩れで倒壊したようです。
今年は売店だけ営業しているようです。
=翌年(2008年)岳沢ヒュッテ閉鎖=
登山者と会わなく静かなです。 上高地が眼下に見えるようになった。
崩壊地のそばを登っているので展望は良いですね。
岳沢ヒュッテが近くなって水が流れています。 天狗のコルは雲の中。
ガレ場から眼下を眺める。
岳沢ヒュッテに到着です。 誰にも会いません。
売店のみ営業。
空き缶がスゴイ!
売店のみの営業でも労力は大変なものがあるだろう。
岳沢ヒュッテ再開を願っています。
ココに座って、展望して、食べて、話して、、、
至福のひと時を過ごそう。
岳沢の要塞。
売店を横切り、ヘリポ−トの途中に登山口があった。
眼下に上高地が… 良い眺めです。
途中のガレ場では水がジャカジャカ流れていた。
ここで消費した分を補充しました。
コ−スはマ−キングがあり不安なく登れる。
スゴイところに来てしまったと、ちとビビル。
好天を信じて進みます。
ガスって見える峰嶺が不気味です。
好天の時、この眺めをスッキリ見たいものです。
ココまでは歩きやすい。
途中からガレ場を登ります。 明神岳が見えるようになってきた。
前方はガスで真っ白!
岩は不安定で一歩いっぽ足の置く位置に
注意して歩きます。
このまま真っ直ぐ登るのか?
隣の沢を登るのか?
ガレ場に入る前まではマ−キングがしっかりあったのに、ここからは全く見えません。
2.5万/1地図にはコ−スは載っておらず、地形を読むがはっきり判らない。
5万/1地図にはコ−スは載っているが、地図が小さ過ぎて地形が読めない。
真っ直ぐ登ってみようかと歩きだす。 歩いていて全くマ−キングが無いことに気付くが、
行けるところまで行ってみようかと前進した。
頭上にはオ−バ−ハングした岩が…落石危険!
上まで行けるんじゃないかと安易に思っていたが、素手ではココまでが限界だ。
降りるしかないが、下山では浮石に充分注意が要る。
荷物が重くては危険だと判断して、ビバ用の水1.5Lを捨てることにした。
水を捨てたことで、今日は岳沢にテン泊だと覚悟した。


この浮石が厄介!

ズルッと石をズラスと、その空いた空間に上から
浮石がズレ落ちてくる。それが連鎖する。
4連鎖ほど続くと上にある大きな岩がゴロゴロと
スロ−モーションのように落ちてくる。
ヒェ〜って横に逃げて交わす。
こんなことを3度ほど繰り返して、沢分岐の
ところまで降りてきた。

ちょっと冒険していたようで楽しかったが、
あとで落石を考えるとゾ−っとした。
堆積した浮石だらけ
隣の沢を眺めてみます。 見つけました!


このままコルへ登りたい。
水を捨てて厳しい状況であるが、水1Lとジュ−ス1L残っている。
夜はカロリ−メイトと予備食としたら、岳沢まで戻れるだろうと思う。
行ってみよう。


途中の岩では、水がチタチタと落ちていた。
ラッキ−です。
空になった水筒をストックで支えて補充。
チタチタだから時間が掛かる。

上から2人組のお兄さんが降りてきた。
今日は岳沢でテン泊して、明日前穂に登るという。
たけさんの水補給をみて、「残っている水全部
あげるよ」とおっしゃる。水が欲しくなったら、
連れの水を飲めるしね。って

遠慮することなく全部頂きました。
水を頂けるとは予期せぬことで、ほんとに嬉しかった。
ありがとうございました。
こっちにはマ−キングがしっかりあります。
矢印まではマ−キングしっかりの草地を登ってくる。

お2人さんには、コルでのテン場の的確な情報も頂いた。
避難小屋跡は落石危険と言うこと。一張分なら良い場所がある言うこと。
自分達もあそこに張ってみたいと言っていた。
お2人さんが下山しても水を補給し続けます。
水筒やビニ−ル袋をあちこちに配置して、時間掛けて1.5L補充。
1L頂いて、500ml補充するだけだったが時間掛かった。
これで快適なビバが出来ると、ルンルンで出発した。
ガスも薄くなり…
もう少しです。
雲の間に明神岳が劇的に現れた。
返りみます。
チタチタの水場は左の岩。コケが生えているので判る。
これが天狗のコルのル−トだ。
後日、霞沢岳に向かった時、徳本峠付近から眺めたものです。
避難小屋跡。
中は落石だらけ!
両側から落石がありそうで怖い。
ビバ地発見。
広さは無理して2人までか?
小さな石を並べ凸凹を無くして快適を追求。
上を見上げると、こんなに見える。
地震が起きない限り、落石はないだろうと思えた。
青空が広がり、間ノ岳方面を望む。
最高の場所。
総てを赤く染めて沈んでいった。
明日は晴れるだろう♪

何とか助けられて、予定の場所まで到着出来た。
途中で水を頂けたのは、予期せぬことで心底嬉しかった。
水を頂き、時間を掛けて水追加補充でき、快適なビバが送れました。
心よりありがとうございました♪<(_ _*)>

ガスの時には、間違いだと判った地点で戻ることだね。
冒険して奥まで突っ込んで楽しかったけど、ほんと怪我無くてよかったよ。
天狗のコルのコ−スはまた登りたい。でも、もうあの谷は登りません!
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