新穂高・西穂高岳・奥穂高岳・槍ヶ岳・双六小屋・笠ヶ岳・新穂高

02-07-27 駐車場       発  5:07
  晴れ のち ガス ロ−プウェイ乗り場 着  5:20
ロ−プウェイ    発  6:00
西穂口         着  6:30
西穂口 出発  6:37 <2015m>
西穂山荘  7:25 <2250m>
独標  8:26 <2530m>
ピラミッド ピ−ク  8:51 <2590m>
西穂高岳  9:38 <2725m>  2909m
 9:45
間ノ岳 10:45 <2720m>
天狗岳 11:35 <2730m>
11:56
天狗のコル 12:15 <2630m>
ジャンダルム 西穂側 14:06 <2970m>
14:22
馬の背 15:21 <2995m>
奥穂高岳 15:38 <3000m>  3190m
16:04
穂高岳山荘 16:45 <2825m>

<   m>は、腕時計が表示した標高。 誤差あり。

国内最難の岩稜コ−ス 西穂〜奥穂 を歩きたい。ず〜っと思っていた。

山を歩くたびに、いろんなことを聞きまくった。いっぱいの情報を得た。
最後に決断したのは、のぶながさんの山行記だった。

定番の西穂山荘に泊まって早立ち。これでは、時間のロスが大きい。
天気の良い当日を狙って、一気に奥穂を目指そう。どうすれば可能か?
ビバ−クすればいいではないか。 簡単に決まった。

出発の3日前に電話して、始発の時間を確認したら、今年から6:00に
変更になったと言う。一瞬、耳を疑った。でも、仕方が無い。
ビバ−クの確立は高くなるが、6:00始発で出発だ――。

週始めでは、週末の天気が悪くて諦めていた。しかし、台風一過で、
天気が急変、一週間晴れマ−クに…
こうして、たけさんの挑戦が始まった。

ロ−プウェイ乗り場でザックの重さを測らされた。14Kgだった。
荷物代として、300円徴収された。(10kg以上)
nisiho

乗鞍方面の朝焼  天気は良好!

深夜12時に到着したが、既に満杯。枠外の隙間に止めた。

ロ−プウェイ乗り場の入り口は、閉まっていてトイレに行けない。

仕方なく、横にあるホテルに入って行く。奇麗なトイレで気持ち良かった。幸先、良好だ〜。

もう並んでいる。

真正面に、笠ヶ岳が見えるんです

 

屋上の展望台からの眺望。 良い眺めだなぁ〜

 
 

途中から、西穂・独標の眺め。かなり凸凹してる。

西穂山荘上の丸山から、独標・ピラミッドの眺望

 
   

                       丸山から見た、焼岳・西穂山荘・ロ−プウェイ西穂口駅       西穂口駅  ↑   

独標への長い登りの始まり。

独標・ピラミッドが大きく見える。

独標・ピラミッドに、 もうすぐ到着。

独標からの焼岳・乗鞍

独標からの眺望。左からピラミッド・西穂・間ノ岳・天狗岳・ジャン・すぐ右トガリ=奥穂 

ピラミッドピ−クより、笠ヶ岳の稜線と中央に黒部五郎岳。 

ピラミッドピ−クよりの眺め。  四つ目のピ−クが西穂。 かっこいい姿。

もうヒト頑張りだ---。

西穂山頂から、ピラミッド・独標。
こんなにも、標高が違う。



西穂山頂で、奥穂から来た人に会う。山荘を5時に出たと言う。4:30で西穂か〜。早いねぇ。
早速、ル−ト確認。問題なしの返答を頂く。

独標・西穂山頂までは大賑わいであるが、これから先は、静かな領域になる。

奥穂に向かうのは、私ともう一人だけ。いっしょに出発するが、相手は遅い。こりゃダメだ〜。
お先に〜〜。マイペ−スを取ったのだ。

小屋発は既に居なく、後に一人置いて、まったくの
単独登山である。マイペ−スは確保できた。

気を引き締めて行こう。自分に言い聞かす。

西穂山頂から、難関ル−トを見る。岩ばかりだ。

西穂山頂からの眺望。 \(^o^)/ \(^o^)/

奥穂・前穂・明神の眺望。

 

奥穂側から、西穂高岳山頂。 V(^o^)V

間ノ岳山頂付近より、西穂方面を返り見る。

 
 
 
 

間ノ岳頂上で行き先の方向に迷う。

一番天辺の岩に、『間ノ岳』と、ペンキで書いてある。その横に、消えかかっている矢印が
あるが、その方向(見下ろす)を見ても、その先のペンキ印が見えない。解らない。
来た道を振り返る(見下ろす)と、信州側をトラバ−スするような足跡あり。はて??
信州側をトラバ−スするようなコ−スを上から覗く。ウヒャ〜 絶壁だ!

消えかかった矢印の方向(飛騨側)に、下ることにした。正解だった。

 
 
 

天狗岩へと、逆層のスラブ状岩壁を登る。
前を向いても、後を振り返っても、誰も居ない。
人が居ないと、タダの写真だ。まぁ、仕方無いか〜。

スラブ岩の途中から、間ノ岳を返り見る。
ほとんど、絶壁のようだ。
よく、下ってきたもんだ。

天狗岩から、コブ尾根ノ頭への登り。
これが長い長い登りだ。
ガスが涌いてきて、太陽を遮ってくれる。

天狗のコルへ下る鎖場。
この鎖場の岩場は、下部が崩壊しており
最後の下りが難しい。確実に目で追って、
足場をさがそう。

 

     天狗岩の下り


ガレ場・浮石が多く、落石を起こさないように、慎重に下らないといけない。


写真のグル−プを追い越してからのこと。私のすぐ上で、一抱えもあるような浮き石を落としてしまった。
『落・危ない!!』と、私は叫んだ。

幸い、私のすぐ横を落ちたから良かったものの、下を歩いていた人は、
逃げる際、脇の石に膝を強打した。
落石には、誰も当たらなかったものの、危ない一瞬だった。

膝を強打した人は、痛そうだった。
『大丈夫』と言っていたので、先を急いだ。


写真の一番下が、天狗のコルです。

天狗のコルからコブ尾根への登り。
後方は、天狗岳と間ノ岳。

コブ尾根の頭へ。
もうすぐ、きつい登りも終わりだ。

畳岩ノ頭

幅は1m、長さは3〜4mある。両側は、もちろん絶壁。
渡る前に深呼吸と耳を立て、突風に注意する。
鎖も何も無い。無意識に蟹股になる。

渡り切っての写真です。

独りの若者とすれ違う。久しぶりに会った人。
畳岩に向かう。そして、ガスの中に消えた。

面白い岩の形に、思わずパチリ。

これも面白い形をしていたので撮ったが、
ガスの動きが速く、半分の画像になってしまった。

ジャンダルムまで着たら、後はめどが付く。
とりあえず、ビバ−クはせずに済む。
良かった、良かった。

ジャンダルム山頂は、ガスが掛かっている。
山頂行きは、や〜めた。


山頂には、二人居る。
しばらくすると、下山を始めた。
コ−スを目で追った。次回のために、、、

遂に、ついに着た。これがジャンダルムかぁ。
こっちから見ると、かっこ悪〜。

緑色のシャツ・・・鎖を下降中
白色のシャツ・・・左側をトラバ−スしてきて、鎖の登り

白色のシャツのすぐ上・右側が奥穂へのル−トなのだ

写真中央に、白色のシャツの者が、、、解りますか?
人間は、こんなに小さいんです。
このトラバ−スは、鎖は無い。
三点支持で渡ろう。

ジャンの奥穂側の付け根から、ガスの合間をぬって、
穂高岳山荘・涸沢岳・北穂岳が見える。

ロバの耳と奥穂
この時、初めて知った。
ロバの耳とは・・・二つの頂きがあるのだと。

     休憩していた、ジャンの付け根。

  写真中央のバッテン印・・・直登ル−トはダメ!
  登るのは、西穂側からとなる。

  写真左下・・・西穂へのトラバ−スの始まり
          手前のロバの耳

  肩の部分に、ポツン=人間です。そこまで登り、
  向こう側へ下る。

ガスが切れだし、奥穂が顔を出す。
凄いロケ−ションの場所で、なんとラッキ-なのでしょう
感動!感激!涙!涙! うれしい〜。

先ほどの肩から、もう一つのロバの耳と奥穂。
この奥穂を見たかった。

      
      こんなにバランスの良い奥穂を見たのは初めてだ。           間じかに見るジャンも
                 かっこ良い〜。                          いいね。

小屋発の最終グル−プを、遂に捕らえた。
最終だけあって、遅いのだ。
岩場は、やっぱり人間が居なくては絵にならない。
しかし、凄い下りだ----。

最終グル−プが、二つ目のロバの耳を登攀中。
私は、登り終るまで、鞍部で休憩中。
居なくなったら、一気に登る。
後ろに誰も居ないから出来るワザ。

ロバの耳の鞍部から見上げた、ロバの耳とジャン。
ここをどうやって下ったのだろう、記憶に無い。

馬の背の全貌と奥穂

馬の背はナイフエッジの岩稜登り
今、先端に二人取り付いている。

馬の背の始まり
しっかりした岩ばかりである。

核心部のナイフエッジ
ここで写真を撮る余裕。すご〜い。
先端には、まだ二人、張り付いている。

馬の背の上部。
平坦に見えるが、、、
下の写真と比べて見てください。

馬の背の上部はこんな感じ。
人の大きさと岩の幅を比べて見てください。

小屋発最終グル−プが、馬の背をもうすぐ制覇!
このグル−プが耳の上で休憩中の時、追い越した。
追い越さなければならなかった。待ちぼ〜けはヤダ!

遂に着た、奥穂だ----。
遂に、完了!! 疲れた〜。

奥穂から返り見る。
西穂は近くに見えるが、なかなか手強いコ−スだった
夕立も無く、天気に恵まれて、挑戦は成功!!
ヤッタ−!!

奥穂からは、何度も歩いた道。ゆっくりと下る。
左上の祠が、奥穂山頂です。

涸沢岳・北穂岳もずいぶん大きく見える。
もうすぐ、小屋だ---。

小屋を見下ろす。
この高度感、何時見ても気持ち良い。

庭には、すごい人、人、人、、、
夜が思いやられる。

一仕事終えてクツログ者達。

五月は、もの凄い雪だったのに、もう無い。
ガスもあがり、陽が戻ってきた。


ビバ−クのつもりで、水を2リットル持ってきたが、小屋に着いた時には
1.5リットルも消費していた。西穂山荘を出たら補給するところは無い。
水は、いっぱい持ってこよう。

天気さえ良ければ、一気に穂高岳山荘まで来れる。実証できた。
私の通過時間をチェックしながら、皆さんも挑戦してみてください。


小屋はものすごい人の数。受付はせずに、ココアとコ−ヒ−を作り飲む。
ウメ〜! 細胞の一つ一つに染み渡るようだ。

食事を最終にしたいが為に、受付をしない。受付した時には、食事は8:00
と言われた。これでいいんだ。ゆっくり思いっきり時間をかけて食べれる。
味噌汁は、4杯お変わりしたし、お茶は何杯飲んだかわからない。
食べ終わった時は、自分の廻りは誰も居なかった。

夏の小屋は、超混雑。この日も、乾燥室に20人。談話室も寝室に、、、
私は、ひとつの布団に二人だった。
暑くて眠れない。イビキで眠れない。夜は長かった。

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