笈ヶ岳を歩く

登山道が無く、残雪の時にしか辿り着けない憧れの山。
(レポ見ると藪漕ぎ覚悟で挑む者もいるようだ。)
昨年は天候と休みが合わなく泣いた。

今年こそは!

タイミングを見計らい、予報を毎日チェックしていた。
当初日曜日の回復が遅くなりそうで、やや諦めていたが
予報が良いほうに好転。遂にその時が来た。

自宅を18:00に出発、美濃まで高速でその後は下道を
一里野スキ−場を目指す。
走行距離 264km。
22:02スキ−場下に到着した。


2008、04、20 中宮発電所前P 5:41 <535m>
  晴れ時々 取水口 6:31 <705m>
残雪現る 7:20 <1015m>
山毛齡山 8:40 <1415m> 1365m
最低鞍部 9:11 <1245m>
1271ピ−ク 9:35 <1300m> 1271m
冬瓜分岐 11:09 <1440m>
1625鞍部 13:02 <1645m>
ホテル笈 設営

掲載写真について
快晴のものは 帰りに撮ったもの。
雲があるのは 行きに撮ったものです。
中宮発電所の下り口
当初は判らなくて、「下りて見ましょ」という気分で進入した。
駐車場があり車が一台、でも人の気配は無い。
少しすると車が到着した。
尋ねて見ると「私も初めて!たぶん合ってるんじゃない」という返事。
ヘッデン照らしながら歩いていくと、階段があった。
この階段を見てホッとして、車に戻って寝た。
広さは8台ほどだろうか。右にはゲ−トがある。
朝出発時には4台の車があった。1台は留守。
たけさん出発時は皆出発して誰もいなかった。

駐車場の前の鉄塔の横を歩くと、この階段となる。
左の建物は中宮発電所。

長い階段だった。
橋の手前にはチェ−ンの柵が…
遠慮しながら渡らせていただいた。
発電所を横切り後の林道に向かう。
矢印のところに階段があった。ここを登ればいいのかと取り付く。
途中では道は崩壊しており、登るのが大変だった。
尾根に出て送水管の途中に合流した。その後は送水管の脇の階段を登る。


送水管を見下ろす。

途中で横ぎるものは林道。その下発電所と川。
急な階段だから集中が必要だ。
送水管を見上げる。
帰りは送水管の脇の階段を歩いて林道まで下りてきた。
行きで登った崩壊した道は何だったのか。
登りでもこの階段を登った方が良い。
ひとりぽっちです。

静かです。

もう一汗掻きました。

ここで冬のシャツから、
夏のシャツに着替えた。

今日は暑い!

山毛齡山へは、取水口の奥に
はっきりとした道がある。
奥から撮る。
向こうが取水口。
グングン尾根を直登する。
途中から残雪となり、先行のトレ−スがある。
トレ−スがあると気が楽だ。
山毛齡山から笈ヶ岳が見える。
メチャクチャ遠さに驚いた。
山毛齡山からは緩やかな下りが続く。
勿体無いなぁ〜せっかく登って来たのに…

 ★画像クリックで大画像★           山毛齡山付近から白山

山毛齡山から笈への途中で疎林となり白山が一望出来た。
北側の白山だぁ〜
行きではハッキリと見えた。
ここに立った時、愕然とした。
この尾根を辿って行くのかと…
25000図では、大したことないだろうと思っていたんだ。

白山は見えているのに、笈ヶ岳はガスの中。
笈ヶ岳の方が低いのになぁ〜
何でだろう?神様の悪戯だろうか?

今日の天気予報は 曇りのち晴れ。
今日の予報はドンピシャだ。
すべては明日に期待して!
簡単には達成できない 笈ヶ岳!

登山道が無いから この残雪の時しか挑めない。
昨年は休日と好天が合わなくて挑めなかった。
ネッ友の山ねずみさんと英ちゃんと1泊で行く予定だったのだ。
今回は日・月曜日となり 休めないだろうなぁ〜 と思い、
今年こそは行きたい!
GWでは藪漕ぎ多し!で、今しかないと、破門を覚悟で今ココにいる。
ドンドン下ります。
笈ヶ岳を眺めながら歩けるって最高♪
スキ−ヤ−がいないのがまた良い。

振り返る。
雪切れはもうすぐ。 翌日は一段と細くなっていた。
道が出来ている。 藪漕ぎ突入です。
1271ピ−クの大展望
白山は見えているのに、、、いまだ顔見せず。
帰りの大展望
素晴らしい眺めです。
1271ピ−クの下りで初めて人に出会った。
留守だった車のグル−プの方達だった。
昨日もガスで笈ヶ岳まだ見てないよ。という。
この後、見えると良いですね。
大阪から来てました。
登ったり下ったり忙しい。
山毛齡山と1271ピ−クを返り見る。
笈と藪漕ぎ
雪を歩くより藪漕ぎが疲れる。
ザックは引っ掛かるし、枝を跨いだり、枝を持ち上げたり…
4月20日頃が限界か。そう思えた。
ヤブヤブ コギコギ…
樹林の向こうに歩いて来た尾根が見える。
歩いても歩いて近づかない。
ココに来て やっと顔を出しました。v(*`▽´*)v
オイオイ 二重の笈だぁ〜
中央の平の部分が 冬瓜平(かもうりたいら)。
テントサイトに良い場所。
冬瓜平もまだ遠い。
1グル−プに会っただけで、誰にも会いません。
ずうっと独占です。
白山から山毛齡山まで望めました。
冬瓜山と冬瓜平への分岐
トレ−スは一本のみ。もちろんトレ−スに沿いました。
冬瓜山の尾根はナイフリッジがあるらしい。
帰ってきてから、英ちゃんから教えて頂いた。
参考にした他人のレポには、ナイフリッジの記載は無かったから知らなかった。
冬瓜平の一部。
ココを通過するのに30分は掛かる。
ブナの森で、平で、テント場には最高な場所だ。
まだ11時と早く、できることなら県境尾根まで行こうとこの時思った。
聳える笈が… 絶景です。
擂り鉢状となって遊ぶにはいいだろうと、、、
「天狗の遊び場」と勝手に命名した。
冬瓜平の北端
まだまだ笈は遠い。
笈と全層雪崩れ
毎年繰り返されるようです。
落石ありませんように…
無事通過です。
帰りだからトレ−スも多い。
下りはトレ−スを外して歩く。 頭への衝撃が嫌なのだ。
たぶん皆も同じだろう。
冬瓜平を返り見る。
矢印から右上へ尾根に突上げる。
尾根へのコ−ス。
シリタカ山を巻いたことになる。
急な傾斜で、一歩一歩慎重に登る。
振り返れば、冬瓜平もかなり下。
尾根に着いて シリタカ山を眺めたら雪が切れていた。
雪の壁は2m以上ありそう。
尾根を歩かなくて良かったと思った。

1626ピ−クに到着。
ありゃ ガスに包まれてしまった。県境尾根行きは諦めた。
ここにホテル笈を建てようか。
風が強くて諦め、鞍部に下りた。
朝焼けの写真はもう諦めモ−ド。

1626ピ−クからの眺めは素晴らしい。
これだ!
13時ちょい過ぎ 日帰りだって!
駐車場にあった内の一台の方。
どのコ−スで、いつ到着するんだ?
13時30分頃、このグル−プも日帰りだって!
夜尋ねた方だ。
皆すごいなぁ〜
風を避けれて、最高の場所にホテル笈を設営。
完全に独りぽっちになっちまった。
足は寝袋の中へ、上体は起こして笈を眺めていた。

夕焼け時には、またガスに包まれて
夕焼けは見ることは出来なかった。


笈は遠かった。
中宮発電所から尾根を辿るコ−スは充実感いっぱい。

ラジオでは あと3時間で冷気を伴った低気圧は遠ざかるという。
明日は期待できそうだ。

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