北アルプスのど真ん中を歩く

奥黒部ヒュッテ→平ノ渡→平の小屋→黒部ダム

2004、08、12 奥黒部ヒュッテ  6:39 <1470m>
     晴れ 平ノ渡乗船場  8:42 <1445m>
対岸 10:33 <1440m>
平の小屋 10:45
ダムが見える 12:37 <1480m>
黒四ダム 14:12 <1425m>
駐車場 15:31 <1390m>


<   m>は、腕時計が表示した標高。誤差あり。

今日は、登山道を船で繋ぐ唯一のコ−スを歩く。凄く楽しみ♪
船の時間は10:20だからゆっくりと5時に起き、
先ずは腹ごしらえして、コ−ヒ−を飲みゆっくりと後片付けに掛かる。

okuku0408  
青空と我が家

今日も素晴らしい天気だ。

5時に起きて周りを見渡すと
かなりテントが減っていた。
   
このテント場はトイレが無いから、ザックを背負ってヒュッテに向かう。
トイレを借りてすっきりする。


小屋の前では、
今から「上の廊下」を遡上する人達が準備に掛かっていた。
シュ−ズの人。地下足袋&わら草履の人。
ウェットス−ツを着込んで万全だ!

ここで気が付く!
吐く息が白い! 真夏なのに秋のようだ。
道理で昨夜は寒かったんだ。

ここから渡しまで2時間。
時間はたっぷりあるが、余裕を持って出掛けることにした。(6:39)
テント場に戻ると、
隣でテントを張っていたおっちゃんが近づいて来た。
この方も単独で「上の廊下」を歩くようです。
ほとんどテント泊の方は「上の廊下」に向かうよう。
皆、準備に忙しい。
暫し話をしてお別れした。
先ず東沢の橋を渡る。
おぉ! これが噂の梯子かぁ〜
楽し〜い♪
梯子はしごの連続!
この梯子が無ければ、登山道として成立しない!
良く作ったものだと感心する。感謝もする。
芸術的にも思えてしまうから不思議だ。
写真で写っているところは一部です。

梯子の途中で息を整えることもしばしば!
凄い数の梯子&橋だったけれど、
中間点を過ぎれば普通の山道だった。

道中、美味い水が流れている。
手で掬って、かなり飲んだ!
静かな黒部湖上流 静かな黒部湖
平ノ渡に到着しました。(8:35)
赤印は9月30日迄の運航です。

ここは仮の乗船場。
本来の乗船場は何処だろうと先に進んでみた。
降り口には柵がしてあり、「崩壊の為下りられません。」と看板があった。
これが乗船場への道 乗船場
これが乗船場!!( ゚o゚)!

                                        降ろされた場所↑  平の小屋↑

乗船場からの展望

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ここで1時間40分も待つことになってしまった。
ここに最初に到着したのは、写真で判るように「たけさん」が一番だった。
奥黒部ヒュッテを先に出発した人がいたのに、何処に行ったんだろう?
針の木に向かったのかと思っていたら、数十分経ってからやって来た。
降り口を通り過ぎ、展望の利くところでコ−ヒ−を沸かしていたそうです。
こういう過ごし方最高だよね。

たけさんは、大きな石に座ってず〜っと待っていた。
ダンダン人が増えて来る。
独りのおっちゃんは、たけさんと同じコ−スを歩いていたようです。
たけさん3泊のところを5泊掛けて…
水晶小屋の情報はこの方から聞いたものです。(・・。)ゞ テヘ

また、夫婦で岩魚釣りに来た方もいた。遠く大阪から、
色々話しながら待つ!

乗船10分位前のこと。
熊笹を分けて上からガサガサと何かが転げ落ちてくる。
一瞬熊かな?とマジで思った。
正体は30cm角ほどの石で、もの凄いスピ−ドでダムに消えた。
距離は20mくらい離れていて助かったが、ほんとにゾォ〜ッとする瞬間だった。
10時を過ぎても船が動く気配が無かったけれど、数分後登山者を乗せてやってきた。
黒部湖をゆっくり進んでくる。
立派な昔の乗船場 今の乗船場
ハッピ着てカッコイイ〜
船上から下流を望む ここに降ろされた。
ありがとう♪
平の小屋
次は竿を持って泊まりに来よう♪
小さな池があったので覗いてみた。
ネットに入った缶ビ−ルをどかしてみたら、
 大きな岩魚が居た〜
奇麗だ!
中も覗いてみた。良い感じ♪
池を覗いてる時、奥さんの手に笹舟があることを
チェックしていた。何処に置いたんだろうと
探していたら、ここにあったぁ〜 昔を思い出す。
平の小屋からの展望
これが20mほど長〜い梯子
下って同じだけ登り返す。
一回だけで助かった。
途中で、赤牛岳を見ることが出来た。
静かな黒部湖と赤牛岳 黒四ダムが見えた。
平の小屋から2時間が経っていた。
おぉ〜! 素晴らしい眺め。
絵になるなぁ〜
ロッジくろよん 「ロッジくろよん」からは舗装道
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途中、御山谷の土手はビバ−クするに快適な広場があった。
そのためか? 登山道の脇に大きなビニ−ル袋に入った缶詰の缶が
半分腐って転がっていた。2袋もあった。
道の脇にあり、誰もが目にするはずなのに長いことそのままだったようだ。

ストックで掘り起こし、総てを拾いビニ−ル袋に入れ、ザックの後に縛る。
軽くなっていたのに、また重くなった。(ノ><。)ノ うぅ。

近くに「ロッジくろよん」の小屋があったから、苦労も少なくて済むと思い
歩き出す。意外と遠かった。

ロッジくろよんに辿り着きドアを開ける。
中から奥さんが出てきた。
「登山道のゴミなんですが受け取っていただけますか」と聞く。
「登山道のゴミ!!!」
「持って来たのはあなたが初めてです。」
「何かの行事?」
「いや違います。ただ自分だけの行為です。」
「貰っていただけませんか」ともう一度聞く。

次に返って来た返事は、
「人様が捨てたゴミを何で内で処分しなくてはいけないんですか!」だった。
小屋の経営者が言う言葉か!!!!!
返事に詰まった。
この小屋は儲けのことだけしか頭にないようだ!
キツイ言葉を返すことが出来るが、お互い気分が悪くなるだけ!と思い、
身を引いた。
「判りました。黒四まで持っていきます。」と言い、
玄関を出た。

最低の小屋!
もうここに足を踏み入れることはない! きっぱり!

ゴミ
お互いに利益は無い!
ボランティア精神が無ければ、ゴミは一向に無くならないだろう。
小屋にゴミを拾ってね。というゴミ袋をよく目にするが…

いやぁ〜 ショックだった。
もうすぐ終わりだ
針の木を見上げる
俗界に戻ってきた。
トンネル内はめっちゃ涼しかった。
ダムの放水
上には観光客がいっぱい!
黒四ダムから、赤牛岳が見える。
あそこから下りて来たんだと感慨深い。
ダムと立山 帰りは薬師の湯に寄って、四日間の
汚れを落とした。


マイカ−登山には、このコ−スしかないでしょ。
船窪小屋に泊まれたし、好天で赤牛の稜線を歩け
大満足の山旅だった。
次は奥黒部で岩魚釣りだな。v(o^_^o)v

最後に数日前に歩かれ大変参考になったレポをご紹介します。

大変参考になり、ありがとうございました。

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