南アルプスの最南端を歩く

便ヶ島→薊畑分岐→上河内岳→茶臼岳

2004、10、17 便ヶ島駐車場  5:56 < 920m>
    快晴 西沢渡  6:33 <1065m>
 7:35 <1495m> 日の出
聖平1/2  7:55 <1625m>
苔平  8:55 <1990m>
薊畑分岐 10:03 <2355m>
聖平小屋分岐 10:22 <2220m>
11:13 <2410m> 森林限界
12:02 <2610m> 富士山見える
上河内岳肩 12:55 <2645m>
上河内岳山頂 13:12 <2725m> 2803m
上河内岳肩 13:36
茶臼小屋分岐 14:48 <2410m>
茶臼岳 15:21 <2510m> 2604m


<  m>は腕時計が表示した標高。誤差あり。

天気が良いと山に出掛けたくなる。
今年の目標であった「聖岳」に登りたいと出掛けることにした。
ついでに、許された日数は2日間だけれど、
「光岳」も登れたらいいなぁ〜と。

便ヶ島に向けて、20:30出発。
平谷村から国道418号・152号と車を走らせる。
両国道とも車がすれ違うのがやっとの狭い道だった。
こんなんなら飯田から矢筈トンネルを通ればよかった。

152号を走っていたら、突然ヘッドライトに「南アルプス登山口はこちら」
という看板が照らし出された。
林道のような道を只管走る。看板を頼りに便ヶ島に向かうが
ほんとに合っているんだろうかと思うような道なのだ。

途中から落石した石ころは多く、タイヤがバ−ストしないかヒヤヒヤしながら
走る。
途中からもの凄いダ−ト道に変る。
登山口に辿り着くまでほんとに大変だった。
これが南アルプスの南なんだと独り納得していた。

我が家から国道152号便ヶ島への分岐点まで138km。
ダ−ト始まり 154km。
易老渡 159km。
便ヶ島 161km。
深夜0:30到着。


便ヶ島駐車場は駐車は無料なのだが、車中泊は@500。
可笑しな駐車場だった。

易老渡の駐車場で夜を明かし、便ヶ島駐車場へ移動する。
途中、道に谷からの水がいき良いよく流れている。
雨天の時には充分注意が必要であろう。
また、増水時には土石流となって道を塞ぐという心配もある。
とんでもない道である。

でも、ここを通らねば登山口に辿り着かない。

たけさんが準備をしているとき1人出発した。
他は誰もいない。

出発前に時計が表示した標高を見て唸った。
出発地点の標高が920mなのだ!

登山届をポストに入れて西沢渡に向かう。
いきなりの急登を少し登ると林道に出る。
小さな滝がいっぱいあり気持ち良い。
これが新しく取り付けられた「渡し篭」
水量が多くて渡れず、この篭に乗って対岸に渡った。

このロ−プを引っ張って渡るのであるが、篭自体も重く、
中央まではスィ〜であったけれど、そこからが大変。
最後の3漕ぎがメッチャしんどかった。
対岸に下りた時には、全身だる〜って感じ。
途中、造林小屋の廃墟を通り抜け、このような苔の原生林を歩く。
静かで美味しい空気が漂っていました。
この岩伝いが登山道です。

途中、下山者2人に出会う。
もう小屋は閉まっており、水が出ているのか不安で自宅から4.5Lの水と
ジュ−ス1.5Lを背負っている。
ザックの重さは19kgくらいであろうか

下山者に水の状況を聞くと、テント場近くで水は確保できるという。
ならば水を捨てようかと思ったけれど、分岐点までそう遠く無さそうと
そのまま背負って登ることにした。
薊畑分岐に到着 10:02
駐車場から4時間でココに辿り着いた。

おぉっ! 聖岳 日帰りできるではないか!

道中、
二日間で聖と光を歩くのは不可能だろうと、コ−ス取りを考えながら
登っていた。
光を止めて聖に登ろうとか…
聖を止めて光に行こうかとか…

結局
この好天で聖に登りたかったけれど、来年の夏にまた登れるさ!
と思い、行けそうでナカナカ行けない「光岳」に行くことに決めた。
でも、あまりの天気の良さに後ろ髪惹かれる思いだった。
聖平小屋に下りながら、聖を見上げる。
聖平小屋への分岐と南岳

                                 ↑聖平小屋

聖平小屋と聖岳
立ち枯れと倒木が見られる独特な景色だ。

水を捨てなかったことで小屋に寄る事もせず、そのまま上河内岳に向かった。
森林限界を超えると、眼前にドデカイ聖岳が現れた。
尾根近くになると、今度は「上河内岳」が見える。

                           ↑聖平小屋

聖平小屋から聖岳へのル−トを確認する。

     ↑笊ヶ岳 

気になる山=笊ヶ岳
今年、ピカリ隊が日帰りした山。
今日山頂で朝を迎えた 悶次郎さん
今は下山の途中かな。

今年行けるだろうか、微妙になってきた。
南岳より望む 二重山稜の上河内岳。
周りの山々は紅葉していて赤い。
便ヶ島から聖岳の尾根を望む。標高差2100m!

                               ↑肩

窪地を登り、肩に到着する。
そこにザックをデポして、カ−ドと予備電池を持って山頂を目指す。
亀の歩みから兎の歩みにへんし〜ん♪
こんな感じで窪地を登っています。
なんと素敵な眺めなんだろう♪
アルプスは素晴らしい。

             茶臼岳↑  亀甲状土↑↑仁田岳     ↑光岳

上河内岳の肩から、南部の山々を望む。
最初は光岳が同定出来なく、眺めていたら小屋が光っていた。
はっはぁ〜ん あそこか!
上河内岳山頂から

薊畑分岐から、ここに辿り着くまで出会った人は2人だけ!
軽身でここ上河内岳をピストンしていた。
今はひとりぽっち!
小屋が閉まっていると、ほんと静かだ。
上河内岳山頂から
上河内岳山頂から
上河内岳
素晴らしい展望台だ。

   ↑肩

肩から10分程で山頂です。

 ☆画像クリックで大画像☆       上河内岳山頂からの展望

奇妙な形の岩が立っている 竹内門。
ここだけ別世界だった。
どんどん下る。
振り返ると、上河内岳が聳えていた。
ここからは樹林帯に
亀甲状土
天然記念物だそうです。
振り返ると、上河内岳が素晴らしい!
紅葉が奇麗だった。
このピ−カンの日に、雷鳥に出会えるとは思ってもいなかった。
それも3羽も。
天敵に気をつけろよぉ〜
足の先まで毛に覆われているのは、初めて見た。
雪の上で見たことあったけれど気がつかなかった。
これは 茶臼岳
こういう穏やかな眺めが凄く好き!
茶臼小屋分岐付近から茶臼岳を望む。
茶臼岳への登りから返り見る。
茶臼岳山頂から

 ☆画像クリックで大画像☆            茶臼岳山頂からの展望

聖が焼けたぁ〜(o^_^o)v
富士山も染まったぁ〜(o^_^o)v


茶臼山々頂では、

4人の登山者が集結。
たけさんの他は、光岳から単独+2人組だった。
光岳で遊び過ぎて出発が遅くなり、やっとここに辿り着いたという。
後は直ぐ下の茶臼小屋泊まりだからと、山頂でかなり話をしていた。
この時期、山頂で歩きを止めると、すぐ寒くなる。
ザックに戻り、ウ−ルのシャツを着る。

仁田岳ではビバ−ク可能かとか、光岳の情報を聞き捲くる。
「光小屋はとても奇麗な小屋で、
光岳からは南の眺望のみ見える。」と聞いた。

この3人の方は、冬季小屋を利用して縦走していた。

この時期の縦走は ヾ( ^◇^)ノ最高っ♪♪
空気が澄んで展望はバツグン!
登山者は数人!
山の醍醐味をたっぷりと味わうことが出来る。

今年は熊が里に下りて来て被害が多いと聞く。
さすがに今回は、鈴を鳴らして歩いた。
テントではラジオを鳴らした。

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