早月尾根・剱岳を歩く

昨年の暮、早月小屋管理人宅での忘年会に参加させて頂いてから、
今年こそは早月小屋に行かなくっちゃ!と思っていたところ、
“ナイスさんのBBS”に訪問したら、なんと早月小屋に登るという
書き込みを発見する。差し入れも持参するらしい。

おぉ 行きたい!
早速、BBSに書き込みをして参加者として登録させて頂いた。
梅雨の最中、天気はどうなるか判らないが、今回の目的は
小屋での晩餐会なのだ。だから、最初から雨天決行!のつもり。。

登る数日前になって、この日は小屋開けの日と知る。

参加者はナイスさん・富山橋さん・たけさんの3人だった。
あとで、ザイルさん夫妻も参加という連絡が入った。

初めての早月尾根。凄く楽しみであった。

出発の日が近づいた頃、ナイスさんが所用で参加できなくなり、
ちょっと寂しいけど、富山橋さんと2人で小屋に向かうことにした。
ザイルさん夫妻は時間をずらして小屋に向かう予定。

17時に仕事を終らせ、すぐ自宅に戻って、出発の準備に掛かる。
18時20分 自宅を出発する。
得意の裏街道から、R41号を北上。
下大久保の交差点を右折して、立山に向かって走る。
途中の下田交差点を左折して、立山ICに向かった。
立山ICから馬場島までは凄く判りやすい道だった。
走行距離 ジャスト300km。
0時27分に馬場島の登山道脇の駐車場に到着。

1時寝袋を掛けて寝る。
4時過ぎに出発する予定だったから、目覚ましは3時30分にセットした。
ちょっとセット時間が遅かった模様。

目覚ましが鳴る前に、窓をコンコンと叩く音がする。
あちゃ〜 もう来られたんだぁ〜
ナイスさんは見送りの為に来てくれていた。
朝早くから来て頂き、凄く嬉しかった。
久しぶりの再会♪ 3人で握手をして再会を喜んだ。

ナイスさんから小屋の管理人さんへの差し入れとして、
ナイスさん手作りの“新じゃが”をザックに入れる。
ザックには、お酒2リットルと管理人さんが大好きという
“長芋2本”も入れていた。
長芋が大好きという情報は、ヨッサンから聞いた。
ヨッサンありがとう(⌒⌒)/ 凄く喜んで頂きました。

いやぁ〜 今回もザックがめっちゃ重かった。
長芋はスーパ−で一番大きいのを選んだものなぁ〜
アイゼンも入っているし…

天気予報は快晴!のはずだったのに、出発前には
雨が降ってきた。ほんとに雨天決行になるとは、、、トホホ
ナイスさんは言う。
この天気では、2400m以上では快晴かもよ?
この言葉に少し希望を持った。

カッパを着ての急登は、すぐ汗でグチョグチョだ。
途中で雨は上がるが、ガスが立ち込めていて展望は良くない。
まぁ 今回は小屋での晩餐会が目的だから、
気を揉むことは無かった。


馬場島→早月小屋→剱岳→早月小屋→馬場島

2004、7、3 馬場島  4:20
 雨のち曇 1400m  5:23
    のち快晴 1600m  6:40
1800m  7:26
2000m  8:23
早月小屋 2200m  9:34
出発  9:48
2400m 10:30
2430m 10:40
リタイヤ!
Uタ−ン 12:51
早月小屋 2200m 13:25
20040703

                           ↑猫又山                     ↑赤谷山

最初は樹林帯で眺望は良くないが、標高を上げると所々に開ける場所がある。
雨は上がり、青空が少し見え出してきた。
大日岳も見えたぁv(o^_^o)v
でも、雲の高さは2900mくらいか?
小窓尾根も見えたぞ! 天気良くなるのかなぁ〜
小屋までの登りで一番良かった瞬間です。
急登、急登の連続

1800mまでは、何とか富山橋さんに付いて行けたが、
そこから後がもうヘロヘロ状態。
2000mから小屋までは、めっちゃ遠かった。

途中、池もあった。
いつもなら、
池の上を歩いて小屋に向かうと、富山橋さんは言う。
今年は雪がほんと少ないようだ。

←標高200m置きにこのような標識がある。
剱山頂手前2800mまで。
残雪を歩く 富山橋さん
小屋は見えるが、ナカナカ近づかない。
スゴの小屋を思い出してしまった。
ガスが追っかけてくる。 ガスに包まれた。
大日岳と雲海
やっと、やっと小屋に着いた。
剱は何処だぁ〜

                                           早月小屋管理人・田制さん ↑

小屋に到着した時が、今までで一番最高の展望があった。

差し入れの品物や不要な物を小屋に預け、軽くなったザックで剱岳に向かった。

  早月小屋 ↑     ↑丸山(ここからの展望は素晴らしい!)

どんどんガスが流れていく。
ガスの切れ間を狙って撮る。
ガスがあると、色々な景色に出会う。
未だ、小屋を出て200mくらい登っただけなのに、足が前に出なくなってきた。
富山橋さんに言う。
「もうヘロヘロです。先に行っててください。」と、

ザックの重たさか?
寝不足か?
朝食を少ししか取ってなかったので、シャリバテか?
体調はそんなに悪く無いのに、、、
やっぱ、実力不足かな。
ここでリタイヤ!となってしまった。
汗は異常に出てくるし、水をドンドン飲みたくなるし、、、
この状態では先に進めない!
山では、自分だけの力で戻って来なければならないのだ。

富山橋さんには、悪いことしたけど
こればっかりはどうしようもない。
でも、頭の中でHPの文章がチラツク!
「たけさん リタイヤ!」ってね。

ここで2時間もお昼ねタイムとなってしまった。
小屋に早々と帰ると、もう帰ってきたん!といわれそうだし、
ここで時間を費やすことにした。
リタイヤで山中でゴロゴロは、初めての経験だ。
岩に身体を預けて寝ていると、次第に体温が下がって行く。
こりゃ不味い!
起きて体温の回復に努める。
真昼間でも、寝てると体温が下がってくるのか。疲労凍死を少し体感した。
体温が戻るとまた寝たよ。 
この景色を眺めながら横になっていました。

小屋に帰って、小屋開けのお手伝いをしようと下山することにした。
小屋に戻ると、ザイルさん夫妻も到着していた。
久しぶりの再会でした。

天体望遠鏡は剱岳の山頂に向いています。
未だ、山頂見えず!
某所で、シラネアオイが満開だった。
昨日開花したようです。
ザイルさん夫妻は、夕焼けの写真撮影に向かうようです。
今日はどんなに焼けるのでしょう?
お手伝いをしながら、空を眺めていたら
なんと! どんどんピ−カンになって行く〜
明日の予報は悪かったのにどうなってるんだ!
丸山までパノラマ撮影の為、2度も向かった。
聳える剱 かっこいいなぁ〜
早月尾根の素晴らしさを見た。
剱をズ−ム
小窓尾根もいい感じ
素晴らしい天気になった。

 ☆画像クリックで大画像☆       早月小屋からの展望は素晴らしかった。

2度目に丸山で眺めていた時、富山橋さんが剱から下りて来て
ここ丸山に来てくれた。
お疲れ様でした。
途中リタイヤで、申し訳ありません。
そして、コ−ス状況を聞いた。
明日、天気が良かった時の為に・・・

富山橋さんは、山頂直下でこの素晴らしい展望に出会えたようです。
数分で、さ〜っとガスが飛んで行きましたよね。
思いがけず、こんなに素晴らしい天気になるとは
ツクヅク幸せ者だなぁ〜と、2人で実感!


晩餐会は焼肉で始まった。
我々4人の他に、常連3人、管理人さんの息子、管理人さん。合計9人。
色々な話をしながら、
小屋の前で取った山菜のてんぷらや、持ち寄った品々でかなりお腹いっぱいになった。
山で食べるもの総て美味しい。
お開きは10時40分だった。

皆で後片付けをして、各々好きな部屋で寝ることにした。
たけさんは、二階の大部屋で独りで寝た。
部屋は、月明かりで明るかった。

朝の天気が良かったらリベンジだ!
富山橋さんは昼過ぎまで待っていてくれるという。
4時に目覚ましをセットして寝ることにした。

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