うら妙義を歩く

義父の一周忌で福島県まで行かなくちゃならない。
天気が良かったら途中寄り道して、裏妙義を歩こうと予定していた。
予報では当日快晴になるという。
ラッキ−です。
好天なら行くしかないでしょ。

前回表妙義を歩いて、いつかは裏妙義を歩きたいと思っていた。
ネッ友“はうさん”が裏妙義を歩かれて、その歩いたコ−スに
おぉ!このコ−スがあったのか!とハンマ−で殴られた気持ちだった。
レポを拝見して、足跡を辿ろうと即決!
レポを圧縮して何とか6ペ−ジに納め、印刷してザックに忍ばせた。
妙義の登山道は気の抜けない道なのだ。

18時30分発。
高速の時間帯割引を有効に使って、岡谷ICで降り
国道を佐久、軽井沢と経由して裏妙義登山口に辿り着いた。
23時頃到着でした。
走行距離315kmくらい。

2007、06、01 駐車場 4:38 <445m>
  晴れのち ザンゲ岩 5:20 <685m> 640m
御岳 6:34 <1025m> 963m
国民宿舎分岐 7:26 <1075m>
丁須の頭 7:44 <1105m> 1057m
     発 8:06
覗き岩 9:17 <1075m>
三方境 9:39 <940m>
入山登山口 10:49 <505m>
駐車場 11:58 <400m>

登山口駐車場を探すのに四苦八苦。
行き過ぎUタ−ンし、戻り過ぎUタ−ンして、登山地図と睨めっこ!
先ずは横川駅に行ってみましょ。と右折した。
後方が軽井沢方面。前方が高崎方面。
この道は国道バイパスです。
右折してすぐ登山口の看板が… ホッとした。
下りると駐車場があった。でも、はうさんが停めた駐車場ではなかった。
どこにあるんだ?
先ずはヘッデンを持って登山口偵察して、駐車場を探そうと出発。
ありました!
川を挟んだ対岸に、その駐車場はあった。(トイレあり)
帰りの歩きを少なくする為に、先の駐車場に戻った。
登山届ポストの中に これがあった。
これを読むと やや不安になってくる。
ここがポストと登山口です。
矢印方面が御岳コ−ス。右方面が鍵沢コ−ス。
この建物の蛍光灯は、24時間灯っているのか?下山した時も灯っていた。
今回は嫁さんの車で来たものだから、足を伸ばして車中泊できない。
この建物の軒の下でスコップを借りペグ代わりとして、復活したテントを張った。
乾いたコンクリ−トであり、夜露も凌げてイイ場所であった。

会社のおかあさんに、「4時頃は薄暗い」という情報を聞き、
4時起床と決めた。
テント撤収し、車に戻って朝食を取って さぁ行きましょ。
車は1台だけ。
ひとりぽっちの出発です。

池の上をトラバ−ス気味に歩く。
蜘蛛の巣が多くて 払いながら歩を進めた。
あずまやがあった。
あずまやから上流を目指す。
静かな中に 麻苧の滝 がある。
昨夜まで雨が降っていたので水量多し。
吊り橋を渡ると登山道の始まり。
いきなり鎖!
滑る岩を鎖を掴んで攀じ登る。
道なりにグングン高度を上げると、
ザンゲ岩に到着した。
オ−バ−ハングしていて、ビビリます。
長居無用です。
眼下に横川駅。
スバラシイ展望です。
これは何処なんだろう?
谷川岳方面 ┐(´ー`)┌?
樹間から縦走する尾根が見えてきた。


大岩に辿り着く。
矢印の意味が判らなく、岩の左を行っても絶壁!
岩の右を行っても絶壁!
はっはぁ〜ん そ〜なんだ。
下ればいいんだ。
下って行くと右の写真となる。 道標判らなく真っ直ぐ進み、絶壁となる。
バックしてキョロキョロ。
右によじ登るコ−スを見つける。
おかしい!と少しでも感じたら、バックすべし!
ここをよじ登った。
途中少しだけ開けた場所があり見上げたら、この眺め。
上の写真の岩の基部を登っているらしい。 振り返るとイイ眺めであった。
青空が広がり登山日和です。(^▽^)/

このあと、道なりにトラバ−ス気味に歩いて行く。ドンドン尾根から左に離れる。
道は細くなり、こんなところが登山道であるはずがない!と思える道を進んだ。
すると、 その先の尾根は右に戻るようになった。
やっぱり戻るか!
ここまで登ってきたしなぁ〜
ここで、はうさんのレポを取り出し読んだ。
「上に上がってみると…踏み跡がどこからか繋がってきている…」を見つけ、
上に上がれば道があるんだ。きっと。

6mくらい藪漕ぎしたら、登山道(右から左へと登る)に飛び出した。
どこかに分岐があったようだ。
トラバ−ス気味に左に歩いたのは間違いだったのだ。
今でもその分岐は判らない。
程なく 御岳山頂に着く。 丁須の岩が見える。(o^_^o)v
ギザギザの表妙義を眺め、ほんとにココを歩いたのかと不思議に思えた。
まだまだ遠い。
うらと表のイイ眺め。
道がしっかりついているものだから、そのまま前進する。
その先は絶壁!
バックして、上を見上げたら鎖が垂れていた。
滑りそうな岩だけれど、
鎖を掴んでよじ登る。
 
ここで西側の展望が開けた。
鎖はすべて手袋で登る。
錆び臭くなるのを避けた。
これが「振られやすい鎖7m」なのだろうか。
左手で岩を掴んで登ると問題ない。
徐々に近づく。
振り返る。
アップすると近くに見える。
イイ眺めだぁ〜
待ってろよぉ〜
うら妙義は、丁須の岩があってこそ!
絶壁に聳える様は神様の悪戯か。
正に大自然が創った芸術品だ!
なんでそこに、そのような形で立っているのか不思議でならない。
遂に来ました。
この道標は何十枚と見た。 国民宿舎分岐です。
分岐から北側を巻いて進む。

←ここから鎖を使って登って行く。
   

↓の鎖を登り、トラバ−スして少し進むと、
←の鎖を上から見下ろしたもの↑です。
滑りそうな岩だったよ。

今だ鍵沢への分岐が判らない。
道標は無かったような気がする。
ここが鍵沢への分岐だったのか??

木に立入禁止のテープあり。
矢印部には鎖あり。
この場所から左上を見上げると↓コレ
登って右へトラバ−スする。
少し歩くと、丁須の岩の真下だった。
このような形に残ったんでしょうか?
夜も眠れねぇ〜や(*^.^*)

点線が鎖です。
基部の一段下から眺めています。
↑手前の岩峰が、丁須の岩の好展望台となるんだな。
登山道は湿っていて、ザックが汚れると思って
背負って来た。

この上にザックを置く場所くらいあるだろうと
そのまま登った。

ガ━━Σ(゚Д゚;)━━ン!

中央には、昨日の雨で水溜りができており
ザックを置く場所が無い。

仕方なくザックをカラビナで鎖の固定部に
連結した。
今、無風でほんとに良かった。
両側絶壁なんですよ。

丁須の頭は基部から4〜5m位の高さ。
鎖は西側に垂れている。
もちろん絶壁!
40mくらい何も無い。
 
基部から登山道(矢印)を見下ろす。
快感な眺めでしょ。

 ☆画像クリックで大画像☆         丁須の頭からの眺め

歩いて来た尾根を眺める。
ここを登りました。
頭にはミニお花畑あり。
中央の真下には登山道が見えます。
基部を見下ろす。
鎖の固定部を撮って、証拠写真とする。
手袋で遊ぶ 妙義を歩くには、この手袋を薦めます。
鎖… 確認できますか〜

頭への鎖を登る時、「さぁ登るぞ!」と気合を入れ鎖を掴むが、
一歩が出ない。三度目の気合でやっと一歩を踏み出した。

最初の一歩が足の置く場所が無くめっちゃ難しい。
鎖を両手では掴めなく、右手で鎖を掴み、左は岩を掴む。
鎖を掴みかえる時が一番緊張する。
掴み損なったら…鎖から手を離したら… 即死だ。

剱岳の鎖より、、、オベリスクのザイルより、、、
緊張の度合いは計り知れない。
妙義一番の鎖場だ!

足元の下に、大きな空間が広がっているというのは
コレほどにも怖いものなのかと知る。
まさに 垂直に垂れてたもんなぁ〜

降りも気合を入れなおし、鎖を掴んだ。
降りも両手で鎖は掴めない。
ちょっとでも鎖の負担を少なくしたかった。
鎖が切れることを心配したからだ。

やはり 最後の一歩が難しかった。
難しいうえに、右側に身体を移動しなければならないのだ。
死んでも右手は離すなよ!
無我夢中で帰還した。


丁須岩の快感展望。

この岩峰で360度撮影するのを完璧に忘れていた。
ショック!
壁の鎖場を登り、縦走が始まった。
くさり見えますかぁ〜
地震も怖いし、登る時は覚悟を決めなくちゃならない。

この形!何度見ても不思議だ。


チムニー 20mの鎖
上から見ると下が見えない。 隣の岩とこっちの岩を交互に足を掛け降りる。

看板を見てコ−スが合っていることにホッとした。

この写真 高度感ないよ。
赤岩を見上げる。 ズルズル滑る鎖場だった。
鎖を掴んでトラバ−スする。
鎖場とこんな足場もある。
その先にはコレ↓
もう雲でイッパイだ。
雨だけは降りませんように…
烏帽子岩のトラバ−ス。

歩くところを作ってしまう。
偉大な人間。

感謝して通過した。
   
真上も真下も爽快な壁です。


優しかった鎖場
矢印方面に抜けて行く。 ミニトラバ−ス
振り返ると烏帽子岳が聳えていた。
もう一度振り返って見る。
新緑が眩しい!
覗き岩で暫し遊ぶ。
覗き岩全貌
ここから覗いてみたが、新緑の林以外何も見えなかった。
落葉の時は何が見えるだろう?
少しで 覗き岩の頭に到着した。
   
裏妙義最後の眺めだ。
丁須岩に登り充実感いっぱい。
表に比べたら楽な縦走だった。
あとは下るだけ。
新緑を眺め、美味しい空気をイッパイ吸って
ペ−スを保って下る。
広い道を下ってきた。
ココは三方境。
左は国民宿舎。右は国道バイパス。
正面は谷急山。
バイパスに向けて下ります。
土の登山道で歩きやすいですが、崩壊しかけた狭い道もある。
全般的に細い道。
滝の音が聞こえる場所で道が二又になった。
右は足跡が少々薄い。
地図を出し左と決断して、滝の音のする方へ下った。
正解だった。


谷川に辿り着き、矢印部分に道標を発見。
向こう岸を下れという。
牛名の滝
20m程下った支流から道は始まった。
振り返る。
増水時は注意がいる。
林道歩きとなった。振り返って撮る。
人工物発見! 砂防ダムだった。


無事下山です。
登山口の看板ありません。
登山道が終る。 マッタク登山者に出会わなかった。
静かな裏妙義縦走だった。
登山口付近の景色です。
振り返るとタンコブ3つ!
下の文字マッタク判らない。 入牧橋を渡った先に集落がある。
どこの庭にも花がイッパイ。
その中に“園芸オダマキ”が咲いていた。


ミニ妙義って感じだ。
この山は 「浅間山」 っていうみたい。 国道18号バイパスを歩く。
歩くたびに山姿が変る。
ここに戻ってきました。もう少しです。
この尾根を登って行ったんだよね。
車1台増えていたが、登山者のものではなかった。 対岸の駐車場には4台。登山者のもの??
お風呂は「もみじの湯」に向かう。
前回は休日で、今回初めて入ります。
途中、橋から眺めた表と裏妙義。
美術館から眺めた 表妙義
もみじの湯から眺めた 表妙義
露天風呂と内湯。
妙義の山は見えなく、広大な裾野を眺めることが出来る。
気分一新 福島県郡山市を目指す。
途中、聳える表妙義を撮った。
ここを14時出発し、19時半到着した。
翌日の磐梯山の夕焼けです。

お勤めを無事終らせ、新潟経由で我が家を目指す。
走行距離630km。6時間で戻ってきた。
一枚のETCカ−ドで深夜割引GET!

東京経由だと600km。
新潟経由は30km少し長い。
でも、首都高速の渋滞はないし、車は少なく走りやすい。
覆面パトに掴まる確立は大!だけれど…


我が家から妙義のような遠いところには、他のものと
セットにしなければナカナカ出掛けれない。

うら妙義の丁須の岩は、決して忘れることの出来ないものとなった。
翌日は右腕が少々筋肉痛だったよ。


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