洋上アルプス 宮之浦岳 を歩く


深夜 トイレに行きたくなり、こっそりと静かに外に出る。
星空を期待していたのに、星が見えない!
雨は降っておらず一安心。

この時、朝早く出発しようと決めた。


4:10 起床。
まだ周りは暗い。
身の回りのものを片付け、
ヘッデンを照らしながら、外で朝食の準備をする。
シンプルなお茶漬けが美味い!

コッヘル等片付けも簡単に終わり、出発の準備に掛かる。
ヘッデンが要らないくらいに明るくなるまで待ち出発した。
一番の出発です。

2006、5、15 淀川小屋 5:25 <1310m>
    くもり 花之江河 6:40 <1640m>
黒味岳分岐 6:52 <1680m>
栗生岳 8:15 <1845m> 1867m
宮之浦岳 8:32 <1920m> 1936m
焼野三叉路 8:57 <1760m>
永田岳 9:47 <1805m> 1886m
焼野三叉路 10:36 <1700m>
第一展望台 11:54 <1520m>
新高塚小屋 12:15 <1410m>
   
小屋を一番に出ると静かな道を歩け、
追い越す労力も要らない!
ウグイスが鳴き心地良い。
朝焼けしたけど、太陽は見えなかった。
うぉ〜! 奥深い!
これがほんとに島なのかと思ってしまう。
登山道の途中で高盤岳を望む。
あれが有名な “トーフ岩” なんだ。
太陽光線が欲し〜い。

 ↑黒味岳  ☆画像クリックで大画像☆                                高盤岳↑

小ピ−クに辿り着いて左にコ−スが付いていた。
ちょこっと行ってみよう。
そこに行ってみたら、素晴らしい展望が待っていた。
高盤岳展望台だったようだ。
ト−フ岩
同じ幅で、しかも包丁で切ったような割れ方…不思議だ!
小花之江河
湿原のようだ。まだ花は咲いていなかった。
黒味岳が見える。
目指す宮之浦岳まで、あと4.2km。
近い!
花之江河
大きな湿原、正面には黒味岳が見える。
7月には大お花畑になることだろう。
2度目があったら花の時期にしよう。
登山道から黒味岳が間じかに見える。

展望台を過ぎて間もなく、嫌な雲が上昇してるのがちらっと見えた。
黒味岳に寄るには1時間必要だ。
今回の大きな目標は、宮之浦岳から永田岳を見ることであり、
この1時間のロスで見えなくなるのが怖い!

黒味岳 展望パス!
簡単に決断できた。

昨日小屋で、新潟の方から「黒味岳と永田岳は眺めが良いから登るように」って
言われていたが仕方がない。
この新潟の方は、屋久島2回目で、
前回も宮之浦岳の展望は良かったと。。。
その運を分けて欲し〜い。
黒味岳の樹林帯を廻り込み投石平に着く。
素晴らしい眺めが待っていた。
大きな石の上で、この写真を撮る。
投石岩屋
狭いところだった。
この嫌な雲が上昇中。
この雲との競争となった。
20kg背負っているのに、歩きやすい道が続く。
辛くはない。
小屋から山頂までの標高差は600m程。
10日前の双六岳と比べたら…  比べようがない!
2000mに少し足りない山々なのに、視界良好であり気持ち良く稜線を歩ける。
気に入った! 洋上アルプス!
振り返っても 良い眺めが待っている。

                                       ↑これが愛子岳?

同定出来ないが、ほんとに良い眺めだ。
独りで眺めていることが最高!

ここの山は、どの山頂にも大きな石が鎮座しており、見飽きない。
山頂に大きな石があるのが大好きなんです。
小さなUpDownはある。
翁岳直下の水場
水はこのように奇麗だ。
振り返るが、人の気配は無い。
一番の出発はこの上ない喜びだ!

                        ↑翁岳

登っては、登っては、また振り返る。

 ☆画像クリックで大画像☆              

栗生岳直下からの素晴らしき眺め
栗生岳
登山道の際にある。
登らず先を急ぐ。
振り向いても期待を裏切らない!
あれが山頂か?
その先が山頂であった。
この階段を登った先が山頂のようです。
このように至るところ作りの良い階段だった。
やりました!
屋久島のテッペン制覇です。
独りぽっちの山頂に感無量!
展望出来て感無量!

 ☆画像クリックで大画像☆ 先に目をやれば、これだけは見たかった“永田岳”が気持ち良く見えた。
                            \(^^\) (/^^)/


雨、また雨。「1ヶ月に35日雨が降る」と言われるこの地で、太陽光線はないが、
このような素晴らしい眺めが出来て、ほんとにほんとに嬉しい!
からっちさん ありがとう!(⌒⌒)/
テル坊 ありがとう!(⌒⌒)/

 ☆画像クリックで大画像☆           宮之浦岳からの眺め

嫌な雲に勝った。
上昇が遅かったから良かった。
小屋まで3.5km。これまた近い!
ガ━━Σ(゚Д゚;)━━ン!

ネズミにやられたっ (ノ_−;)
親指爪大の穴。

昨夜、ベットは二階でザックが重く上げるのを止め、
入り口の傍に置いていた。(自分だけ)
食料はザックの中に入れていたんですが、
食料のところをかじられた。
体のそばに置いておくべきだった。

ネズミはほんとに居たんだ!

またまた思い出の勲章となった。
   
宮之浦岳で2回転して写真を撮り、すぐ出発した。
目指すは、永田岳から眺めを期待して…
焼野三叉路からの眺め
急降下な下りであった。
ここで新高塚小屋から来た3人組に出会う。
ザックをデポして宮之浦岳に向かうようだ。
稜線はヤクザサで覆われており、何も遮るものは無い。
ザックをデポしたから、亀から兎に変身してピョンピョン跳ねて歩いた。
振り返ると、宮之浦岳は聳えていた。
洋上アルプスは、どこでも “なごむ” 景色が見える。
石が適度に散らばっており、ほんとに心地良い。
永田岳をぼかしてみた。
この最後の登りで青空になるなんて…
(ノ><。)ノ うぅ。。
右側を登る。
w(@。@;)w オウ〜
なんて素晴らしい眺めなんだ。
こんな聳える眺めがあるなんて知らなかった。
青空が広がった。
テッペンには、大きな石がゴロゴロしてる。
山頂直下は、ロ−プを掴んでよじ登る。

難しくは無い。
   

 ☆画像クリックで大画像☆           永田岳からの眺め

 ☆画像クリックで大画像☆         永田岳から宮之浦岳の眺め

穏やかで、和む裾野を従え、聳える宮之浦岳。
ヾ( ^◇^)ノ素晴らしいっ♪♪
永田岳には、是非寄って貰いたい!
ほとんどの方は、ココを登らず小屋に向かう。
実に勿体無い!

今日唯一海が見えた。
永田集落のようです。

大きな石の上に座り、宮之浦岳を眺めて休憩していたら、
先頭の雲がもう手に届くところまで近づいて来た。
「急がにゃっ!」
小屋に向かう方向からも見たいと、急いで下ったのだった。
宮之浦岳山頂にガスが掛かった。

3人組と別れてから、まだ誰にも会わない。
洋上アルプスで独りで歩けるなんて、贅沢だね。
この前に、東京のおっちゃんとすれ違う。
おっちゃんは黒味岳にも登って来たようです。早い!
このグル−プが先の3人組。鹿之沢小屋に向かうようです。
焼野三叉路に戻ったら、永田岳はガスに覆われた。
黒味岳パスは大正解だった。
途中ガスが切れ、変化した永田岳が見えた。
平石から見た 宮之浦岳。
一段と聳えて見える。
左の山に向かう。
ヤクジカだぁ〜
小柄で、全然逃げない。
初めて会ったのに、ケツで挨拶かよ。
まったく ケシカラン!
宮之浦岳 もうかなり遠くなった。

 ☆画像クリックで大画像☆          第2展望台からの眺め

ガスがとれて L u c k y !
もうすぐ 樹林帯に突入です。
ヤクシマシャクナゲが咲き始めていた。 ハイノキ
今満開だった。
第1展望台から眺める。
もうガスで展望は悪い。
ヤクシマシャクナゲの蕾がたくさんあった。
一週間後くらいが満開だろう。
新高塚小屋に一番の到着です。
12時15分 早過ぎた。
3人組と別れた後、誰にも会わなかった。
この板の台は最高の休憩を提供してくれた。
水場は、この背面(7m)にある。
まだ時間はたっぷりあるが、先の小屋は汚いという情報で
この小屋に泊まることにした。

20分後 別の東京のおっちゃんが到着した。
膝が悪く、永田岳はパスしたそうです。
この方も2週間掛けてココに来ていた。
帰りの九州では、嫁さんを呼んで山に登るそうだ。

30分後、東京のおっちゃんが到着。
なんと、これから白谷山荘まで行くそう。
「5時には着けるかな」と計画。
3人で暫しお話しして下って行った。
「明日のフェリ−はお昼発だよ」と言われるが、お見送り無理だよ。
「お気をつけて〜」 これが精一杯の言葉。

ラ−メンを作り喋っていたら、ドンドン到着してくる。
賑やかになってきた。
とりあえず、寝所キ−プするために小屋に入ったら、
1人の女性の方が掃除して下さっていた。
気が付かなかった。 ほんとに感謝です。
壁際をザックを置いてキ−プ。

そして、また外へ出る。
小屋の中より、外が気持ちいい。

ぎょぎょっ
ツア−グル−プがドンドン到着してくる。
昨日のメンバ−+淀川登山口からの登山者で小屋はいっぱいになりそう。
皆疲れて、今夜はイビキの公害か。
参ったなぁ〜

夕食を取り、話をしながら時が過ぎる。
よしっ!テントを張ろう。
ザックを小屋に取りに戻り、探しておいたテント場に向かった。
正規には、テント場じゃなく登山道の一部だったが…
これで爆睡は保障された。


早立ちは大正解だった。
夢の洋上アルプスを眺めることが出来て、ほんとに幸せ!
洋上アルプスの眺めは、どこも和める山姿であった。

洋上アルプス
楽ちんな縦走であったが、期待以上の眺めがあった。
屋久島の屋根 最高じゃわい。

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